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む-あい [0] 【無愛】 (名・形動ナリ)🔗🔉

む-あい [0] 【無愛】 (名・形動ナリ) (1)〔仏〕 対象を求める心である愛がないこと。 (2)「ぶあい(無愛)」に同じ。「木曾―に返事する様は/盛衰記 28」

む-あくふぞう ―アクフザウ [4] 【無悪不造】🔗🔉

む-あくふぞう ―アクフザウ [4] 【無悪不造】 悪事をほしいままにしてはばからぬこと。「―の兵どもが塔の九輪を下して/太平記 34」

む-い ― [1] 【無位】🔗🔉

む-い [1] 【無位】 位のないこと。位階をもたないこと。また,その人。無冠。 ⇔有位 「―無官」

む-い ― [1] 【無為】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

む-い [1] 【無為】 (名・形動)[文]ナリ (1)あるがままにして作為しない・こと(さま)。ぶい。「―渾沌(コントン)にして人事少なき世に在(アリ)ては/文明論之概略(諭吉)」 →無為自然 (2)何もせずぶらぶらしている・こと(さま)。「―徒食」「―無策」「毎日を―に過ごす」「―な日常生活」 (3)〔仏〕 因果関係に支配される世界を超えて,絶対に生滅変化することのないもの。すなわち,涅槃(ネハン)・真如(シンニヨ)といった仏教の絶対的真理のこと。無為法。ぶい。 ⇔有為(ウイ)

――にして化(カ)す🔗🔉

――にして化(カ)す 〔老子〕 聖人の偉大な徳は,特に教育をほどこさなくても自然に人民を教化する。

む-い ― [1] 【無畏】🔗🔉

む-い [1] 【無畏】 仏・菩薩のそなえる徳の一。智慧(チエ)があるため,教えを説くときに自信にあふれ何ものも怖れないこと。無所畏(ムシヨイ)。 →四無畏

む-い [1] 【無意】🔗🔉

む-い [1] 【無意】 意志のないこと。また,故意ではないこと。

むい-か [0] 【六日】🔗🔉

むい-か [0] 【六日】 〔「むゆか(六日)」の転〕 (1)一日の六倍の日数。六昼夜。 (2)月の六番目の日。

――の菖蒲(アヤメ)🔗🔉

――の菖蒲(アヤメ) 〔菖蒲は五月五日に使うもので,六日では遅いということから〕 時期後れで役に立たないこと。十日の菊。六日のしょうぶ。のちのあやめ。「今更どのやうにお詫をしたとて,―,十日の菊/当世書生気質(逍遥)」

大辞林 ページ 155259