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やり-ば [0] 【遣り場】🔗🔉

やり-ば [0] 【遣り場】 持ってゆく場所。「不満の―がない」「目の―に困る」

やり-ばしご [3] 【槍梯子】🔗🔉

やり-ばしご [3] 【槍梯子】 たたみ梯子の一。石垣・屋根などへかけて乗り越えるのに用いた。柄に筋金を入れ,銅輪をひねると,柄の内から板金が左右に出て,足をかけられる仕組みになっている。

やり-はね [0] 【遣り羽子】🔗🔉

やり-はね [0] 【遣り羽子】 羽根突き。追い羽根。やりはご。[季]新年。《―や船渠かすみて見ゆる坂/山口誓子》

やり-ぶぎょう ―ブギヤウ [3] 【槍奉行】🔗🔉

やり-ぶぎょう ―ブギヤウ [3] 【槍奉行】 (1)武家時代,槍を持つ一隊の指揮にあたった者。槍大将。長柄大将。長柄奉行。 (2)江戸幕府の職名。老中の下で,長柄同心と八王子千人同心頭を統轄した。

やり-ぶすま [3] 【槍衾】🔗🔉

やり-ぶすま [3] 【槍衾】 大勢が槍を突き出してすき間なく並べ構えたさま。「―を作る」

やり-みず ―ミヅ [0][2] 【遣り水】🔗🔉

やり-みず ―ミヅ [0][2] 【遣り水】 (1)庭園などに水を導き入れて作った流れ。 (2)植え込み・植木鉢などに水をかけてやること。水やり。灌水。

やり-もち [4][0] 【槍持】🔗🔉

やり-もち [4][0] 【槍持】 昔,武家で,主人の槍を持って従った家来。

や-りょう ―リヤウ [0] 【夜涼】🔗🔉

や-りょう ―リヤウ [0] 【夜涼】 (1)夏の夜の涼気。[季]夏。 (2)夏の夜,暑気を避けて涼むこと。夜の納涼。夜涼み。

やり-よう ―ヤウ [0] 【遣り様】🔗🔉

やり-よう ―ヤウ [0] 【遣り様】 物事を行う方法。手段。しかた。

やりんす (連語)🔗🔉

やりんす (連語) 〔敬語の助動詞「やる」の連用形「やり」に丁寧の助動詞「ます」の付いた「やります」の転。近世上方語〕 動詞の連用形に付いて,軽い敬意または親愛の意を丁寧に言い表す。…なさいます。「私ども二人銭太鼓稽古してゐたりや,欲市の三味線で邪魔し―んす/浄瑠璃・博多小女郎(上)」

や・る [0] 【遣る】 (動ラ五[四])🔗🔉

や・る [0] 【遣る】 (動ラ五[四]) 物や人を遠くへ移動させる。 (1)人を遠くへ行かせる。「息子を戦場へ―・る」 (2)ある目的を与えて,人を先方へ行かせる。「薬を受け取りに子供を―・る」「学校に―・る」 (3)物を先に進める。また,移動させる。「舟を上(カミ)に―・る」「額に手を―・る」 (4)使者などに託して,物を先方に送る。「ことづけを―・る」 (5)動作が遠くへ向かってなされる。「目を―・る」 (6)心にかかることを払いのける。晴らす。「憤懣(フンマン)―・る方ない」「思ふどち心―・らむを馬並めて/万葉 3991」 (7)逃げて行くのにまかせる。「御算用もなされぬほどに―・るまいと申すに付/狂言・千鳥」 →やるまいぞ 他人に物を与える。 (1)同等またはそれ以下の人に物を与える。「孫に小遣いを―・る」「犬にえさを―・る」「植木に水を―・る」 (2)遠くにいる人に品物や手紙・歌を送る。「手紙を―・って注文する」 (動作性の名詞を受けて)ある動作・行為をする。 (1)サ変動詞「する」に同じ。「野球を―・る」「―・るべきことはすべて―・った」「この仕事は A 君に―・らせる」 (2)本来の動詞の使用を避けて言う。「酒・タバコは一切―・らない(=タシナマナイ)」「学生時代にロシア語を少し―・った(=勉強シタ)」「父は駅前で土産物屋を―・っています(=営業スル)」「安月給でとても―・って(=生活シテ)いけない」 流れていくようにする。「巌を立てて水を―・り/大鏡(道長)」 動詞の連用形の下に付く。 (1)その動作が遠くへ向かってなされる意を表す。「甲板の上から水平線のかなたまで眺め―・った」 (2)その動作をやり終える意を表す。多く,下に打ち消しの語を伴って用いられる。「興奮がさめ―・らずにそわそわしていた」 (補助動詞) 動詞の連用形に接続助詞「て(で)」を添えた形に付く。 (1)何らかの動作を他に対して行う意を表す。「紹介状を書いて―・る」「本を読んで―・る」 (2)強い意志をもってする意を表す。「返事を書かないで,ほっておいて―・った」「死んで―・る」 [可能] やれる

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