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――は三日(ミツカ)見ぬ間(マ)に桜かな🔗⭐🔉
――は三日(ミツカ)見ぬ間(マ)に桜かな
〔大島蓼太の句〕
世の中の移り変わりの激しいことを,桜の花の散りやすいのにたとえる。
――は盲(メクラ)千人目明(メア)き千人🔗⭐🔉
――は盲(メクラ)千人目明(メア)き千人
世の中には物のわかる人もいればわからない人もいる。盲千人目明き千人。
よのなか-ごこち 【世の中心地】🔗⭐🔉
よのなか-ごこち 【世の中心地】
多くの人に伝染する病気。流行病。疫病。えやみ。「―を病むと見えたり/今昔 12」
よ-の-ならい ―ナラヒ 【世の習い】 (連語)🔗⭐🔉
よ-の-ならい ―ナラヒ 【世の習い】 (連語)
世間ではありがちなこと。世の常。世の例(タメシ)。「弱肉強食は―」
よの-ばかま [3] 【四幅袴】🔗⭐🔉
よの-ばかま [3] 【四幅袴】
前後二幅ずつ,四幅で仕立てた袴。膝(ヒザ)までの丈で裾がやや狭い。菖蒲革または黒革の菊綴じをつけたものもある。中間(チユウゲン)や小者(コモノ)が着用した。
よの-ぶとん [3] 【四幅布団】🔗⭐🔉
よの-ぶとん [3] 【四幅布団】
表と裏ともに四幅(ヨノ),つまり並幅四枚分の布で作った布団。よの。
よ-の-め 【夜の目】🔗⭐🔉
よ-の-め 【夜の目】
よるの目。夜,眠る目。
――も寝
ない🔗⭐🔉
――も寝
ない
一晩じゅう眠らない。「左ほどでもない病気でも,―
ないで介抱するが/化銀杏(鏡花)」


よ-は [1] 【余波】🔗⭐🔉
よ-は [1] 【余波】
(1)舟や台風が通り過ぎたあとなどに,その影響で立っている波。「台風の―で海上はまだ波が高い」
(2)ある物事の終わったあとにも,なお残る影響・気配。または間接的な影響。なごり。「戦争の―で物価が騰貴する」
よ-は (連語)🔗⭐🔉
よ-は (連語)
〔格助詞「よ」に係助詞「は」の付いたもの。上代語〕
比較の基準を表す。よりは。「雲に飛ぶ薬食(ハ)む―都見ばいやしき我(ア)が身またをちぬべし/万葉 848」「上野伊奈良の沼の大藺(オオイ)草よそに見し―今こそまされ/万葉 3417」
よ-はい [0] 【余輩】 (代)🔗⭐🔉
よ-はい [0] 【余輩】 (代)
一人称。わたくし。われ。また,われわれ。「決して疑ふ可き事にあらざるなりと,―が信ぜざるを得ず/当世書生気質(逍遥)」
よばい ヨバヒ [2] 【夜這い・婚】 (名)スル🔗⭐🔉
よばい ヨバヒ [2] 【夜這い・婚】 (名)スル
〔「呼ばふ」の連用形から〕
男が求婚をし,女の許(モト)に通うこと。元来,男が女の所に通う婚姻形式が一般であったが,のち嫁入り婚が支配的になると次第に不道徳なものと考えられるようになり,「夜這い」などと解されるようになった。「くはし女(メ)をありと聞こしてさ―にあり立たし―にあり通はせ/古事記(上)」
大辞林 ページ 156417。