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いん-あく【隠悪・陰悪】🔗🔉

いん-あく [0] 【隠悪・陰悪】 表立たない悪事・悪心。

いん-あん【陰暗】🔗🔉

いん-あん [0] 【陰暗】 (形動)[文]ナリ うす暗いさま。「―なる幽谷に三寸の日光を楽しむ羽抜鳥/露団々(露伴)」

いんいつ-か【隠逸花】🔗🔉

いんいつ-か ―クワ [4] 【隠逸花】 〔周敦頤「愛蓮説」の「菊,花之隠逸者也」による〕 菊の異名。

いんいん-めつめつ【陰陰滅滅】🔗🔉

いんいん-めつめつ [0] 【陰陰滅滅】 (ト|タル)[文]形動タリ 薄暗く陰気で,気がめいるような雰囲気であるさま。「―たる読経の声」

いんか-てん【引火点】🔗🔉

いんか-てん ―クワ― [3] 【引火点】 一定の条件の下で,揮発性物質の蒸気が他の小さな炎や火花によって発火する最低温度。例えばエチルアルコール摂氏一二度,灯油摂氏四〇〜六〇度。引火温度。

いんか-ふ【印花布・印華布】🔗🔉

いんか-ふ ―クワ― [3] 【印花布・印華布】 「花布(カフ)」に同じ。

いん-かんすう【陰関数】🔗🔉

いん-かんすう ―クワンスウ [3] 【陰関数】 二つの変数 について,関係式 , )=0 で の関数 が定義されている関数をいう。例えば,−1=0, +2=1 など。陰伏関数。 ⇔陽関数

いんき-くさ・い【陰気臭い】🔗🔉

いんき-くさ・い [5] 【陰気臭い】 (形) 陰気でやりきれない感じだ。「―・い部屋」「―・い人」

いんきん-たむし【陰金田虫】🔗🔉

いんきん-たむし [5] 【陰金田虫】 陰部・股(マタ)などにできる皮膚病の俗称。青年男子に多くみられる。頑癬(ガンセン)・輪型の紅疹(皮膚炎)・疥癬(カイセン)・陰嚢(インノウ)湿疹・小水疱性斑状白癬(ぜにたむし)などが含まれる。

いん-くんし【隠君子】🔗🔉

いん-くんし [3] 【隠君子】 (1)世を逃れて住む徳の高い人。 (2)菊の異名。

いんさつ-き【印刷機】🔗🔉

いんさつ-き [4][3] 【印刷機】 印刷を行う機械。多種あるが,版の方式により凸版・平版・凹版があり,加圧方式では平圧機・円圧機・輪転機などがある。

いんさつ-はいせん【印刷配線】🔗🔉

いんさつ-はいせん [5] 【印刷配線】 ⇒プリント配線(ハイセン)

いん-さよう【飲作用】🔗🔉

いん-さよう [3] 【飲作用】 細胞が液状の物質を透過性によらず小胞として内部にとりこむ現象。

いんし-もく【隠翅目】🔗🔉

いんし-もく [3] 【隠翅目】 昆虫の分類上の一目。ノミ類を含む。幼虫は塵埃中にすみ,繭を作って蛹化し,完全変態で成虫となる。成虫は無翅。体は左右に扁平でキチン化の強い皮膚に覆われ,鳥や獣について吸血する。ペスト・発疹チフスなどを媒介する衛生害虫を含む。隠翅類。微翅類。

いんす-きん【印子金】🔗🔉

いんす-きん [0] 【印子金】 「印子(インス){(1)}」に同じ。

いんすう-ていり【因数定理】🔗🔉

いんすう-ていり [5] 【因数定理】 代数の定理の一。 の多項式 )が一次式 で割り切れるための必要十分条件は )=0 であるという定理。

いん-せ【印施】🔗🔉

いん-せ [1] 【印施】 多くの人々の利益となることを印刷して配ること。また,そのもの。「―の方あり/近世畸人伝」

いんせい-はんのう【陰性反応】🔗🔉

いんせい-はんのう ―オウ [5] 【陰性反応】 ウイルス・細菌などの感染の有無を知るため,生化学的・細菌学的・免疫学的な検査を行なったとき,被検体が反応を示さないこと。また,示した反応が一定基準以下である場合もいう。陰性。 ⇔陽性反応

いんせき-やく【引赤薬】🔗🔉

いんせき-やく [4] 【引赤薬】 引赤を起こさせる薬品。カンフル・サリチル酸メチルなど。組織の再生・深部の病気に対する刺激に用い,皮膚の炎症・神経痛などの治療にあてる。発赤薬。

いんせき-こう【隕石孔】🔗🔉

いんせき-こう ン― [0] 【隕石孔】 ⇒クレーター

いん-せつ【引接】🔗🔉

いん-せつ [0] 【引接】 (名)スル (1)(目下の人を)呼び入れて対面すること。引見。 (2)「いんじょう(引接)」に同じ。

いんそん【院尊】🔗🔉

いんそん ンソン 【院尊】 (1120-1198) 平安後期・鎌倉時代の仏師。院派に属す。南都復興の時,興福寺造仏を指揮し,東大寺大仏光背を造るなど平安末期から鎌倉時代にかけて活躍。現存作品はない。

いん-たく【隠宅】🔗🔉

いん-たく [0] 【隠宅】 (1)引きこもって住まう家。隠れ家。 (2)隠居した人の住む家。隠居所。

いんちん-こう【茵蒿】🔗🔉

いんちん-こう ―カウ [0] 【茵蒿】 生薬の一。カワラヨモギの花・茎・葉で,利胆薬・消炎性利尿薬などに用いる。

いん-つう【銀子・員子】🔗🔉

いん-つう ン― 【銀子・員子】 〔「銀子」の唐音から〕 中国から渡来した金・銀。転じて金銭。かね。「―満々たる大尽/歌舞伎・助六」

いんつう-もち【員子持ち】🔗🔉

いんつう-もち ン― 【員子持ち】 金持ち。富豪。「此事―の本大臣にはきかす事もうるさし/浮世草子・椀久二世(下)」

いん-てんそう【院伝奏】🔗🔉

いん-てんそう ン― [3] 【院伝奏】 ⇒院(イン)の伝奏(テンソウ)

いんとう-えん【咽頭炎】🔗🔉

いんとう-えん [3] 【咽頭炎】 咽頭の炎症。風邪の症状の一。細菌の感染によることもある。咽頭カタル。

いんとう-おん【咽頭音】🔗🔉

いんとう-おん [3] 【咽頭音】 口蓋垂から喉頭に至るまでの部分で調音される言語音。アラビア語をはじめセム諸語などにこの音をもつものがみいだされる。

いんとう-おん-か【咽頭音化】🔗🔉

いんとう-おん-か ―クワ [0] 【咽頭音化】 二次的調音として,舌根が咽頭壁に接近することによって生じる言語音。

いんとう-けつまくねつ【咽頭結膜熱】🔗🔉

いんとう-けつまくねつ [8] 【咽頭結膜熱】 ⇒プール熱(ネツ)

いんとく-こうい【隠匿行為】🔗🔉

いんとく-こうい ―カウ [5] 【隠匿行為】 虚偽表示の裏に真意の行為が隠されている場合,その隠されている行為。贈与の意思を隠匿して売買を仮装するような場合における贈与がその例。

いんない-かいは【院内会派】🔗🔉

いんない-かいは ン―クワイ― [5] 【院内会派】 議員が国会内で活動するために,二人以上で結成する会派。会派の人数によって,委員会の委員数の割り当てや質問時間配分などが決められる。

いんない-かんせん【院内感染】🔗🔉

いんない-かんせん ン― [5] 【院内感染】 入院中の患者あるいは新生児などが病院内で病原体の感染を受けること。

いん-に【陰に】🔗🔉

いん-に [1] 【陰に】 (副) かげで。こっそりと。内々。 ⇔陽に 「陽に拒み,―促して/青年(鴎外)」

いん-の-こ【犬の子】🔗🔉

いん-の-こ 【犬の子】 〔「いぬのこ」の転〕 (1)犬の子。 (2)〔犬が物の怪(ケ)を払うものと考えられて〕 泣く子をあやしたり,子供を寝かしつけたりするときに唱えた語。「泣くな。夢でも見たか。―/歌舞伎・小袖曾我」

いん-の-さいめん【院の西面】🔗🔉

いん-の-さいめん ン― 【院の西面】 院の御所の西面に控え,院中の警備にあたる武士。後鳥羽上皇が設置し,1221年の承久の乱後に廃止。 →院の北面 →西面の武士

いん-の-しま【因島】🔗🔉

いん-の-しま 【因島】 (1)(「因島」とも書く)瀬戸内海芸予諸島の一。全島広島県因島市に属し,造船業が立地。かつて除虫菊の栽培が盛ん。 (2)広島県南東部,瀬戸内の市。因島全島と生口(イクチ)島の東端部が主な市域。中世には村上水軍の根拠地。造船,柑橘類の栽培が盛ん。因島大橋と生口橋などの連橋で,本州や四国と結ばれる。

いん-の-つかさ【院の司】🔗🔉

いん-の-つかさ ン― 【院の司】 ⇒いんし(院司)

いん-の-てんそう【院の伝奏】🔗🔉

いん-の-てんそう ン― 【院の伝奏】 上皇または法皇の側近く仕え,臣下の請願などを取り次ぐ官職。江戸時代には通例二人で,大・中納言が任ぜられた。院伝奏。 →伝奏

いん-の-ほくめん【院の北面】🔗🔉

いん-の-ほくめん ン― 【院の北面】 院の御所の北面に控え,院中の警備や御幸の警護にあたった職。また,その者。白河上皇の院政の初期に設置。 →院の西面 →北面の武士

いん-はく【因伯】🔗🔉

いん-はく 【因伯】 〔「いんぱく」とも〕 因幡(イナバ)と伯耆(ホウキ)。

いん-みつ【隠密】🔗🔉

いん-みつ [0] 【隠密】 (名・形動)[文]ナリ 「おんみつ(隠密){■二■}」に同じ。「其跡甚だ―なるも/明六雑誌 26」

いん-む【淫夢】🔗🔉

いん-む [1] 【淫夢】 みだらな内容の夢。

いんめい-もん【陰明門】🔗🔉

いんめい-もん 【陰明門】 平安京内裏の内郭十二門の一。西面する三門のうち中央にあったもの。右兵衛陣(ウヒヨウエノジン)。おんめいもん。 →内裏

いん-も【恁🔗🔉

いん-も 【恁】 〔中国宋代の俗語。日本では主に禅語として用いられる。また,「どのような」の意の疑問語「什(ジユウマ)」「甚」なども,混同して「いんも」と読んで,同義とすることがある〕 (1)このような。そのような。 (2)({(1)}より転じて)絶対の真理のままにあること。

いん-もつ【音物】🔗🔉

いん-もつ 【音物】 「いんぶつ(音物)」に同じ。「車につみしは金子の箱,お心付けたる御―/浄瑠璃・先代萩」

いんゆ-ほう【隠喩法】🔗🔉

いんゆ-ほう ―ハフ [0] 【隠喩法】 隠喩を用いた修辞法。

いんよう-しすう【引用指数】🔗🔉

いんよう-しすう [6][5] 【引用指数】 各国の発表論文当たり被引用回数の世界平均を一とした指数。

いんよう-ふ【引用符】🔗🔉

いんよう-ふ [3] 【引用符】 文中で,会話や他の文の引用であることを示すために付けられる符号。例えば和文における「 」,欧文の “ " など。

いんよう-か【陰陽家】🔗🔉

いんよう-か ―ヤウ― [0] 【陰陽家】 (1)中国,春秋戦国時代の諸子百家の一。陰陽五行説に基づき,吉凶を定める術を行なった人。 (2)「おんようけ(陰陽家)」に同じ。

いんよう-せき【陰陽石】🔗🔉

いんよう-せき ―ヤウ― [3] 【陰陽石】 男女の陰部に似た形の石。男性の陰部に似るものを陽石,女性の陰部に似るものを陰石とする。

いんよう-れき【陰陽暦】🔗🔉

いんよう-れき ―ヤウ― [3] 【陰陽暦】 「太陰太陽暦」の略。

いんよう-かく【淫羊🔗🔉

いんよう-かく インヤウクワク [3] 【淫羊】 イカリソウの異名。またその茎葉を乾燥して製する強壮強精漢方薬。

いん-よく【淫欲】🔗🔉

いん-よく [1][0] 【淫欲】 性的な欲望。情欲。色欲。

いん-らく【淫楽】🔗🔉

いん-らく [1][0] 【淫楽】 みだらな楽しみ。肉欲の楽しみ。「夜は終夜(ヨモスガラ)―をのみ嗜んで/太平記 4」

いんりつ-ろん【韻律論】🔗🔉

いんりつ-ろん ン― [4] 【韻律論】 〔prosody〕 (1)韻文におけるリズムの根幹部である格調の研究。韻律学。韻律法。 (2)母音や子音などのいわゆる分節音以外の,すべての言語学的に有意な音的現象を扱う音韻理論の一分野。ロンドン学派のファース(J. R. Firth 1890-1960)の用語。

いん-れつ【陰裂】🔗🔉

いん-れつ [0] 【陰裂】 女性外性器の,左右の陰唇によって囲まれている裂け目のこと。

いん-ろう【印籠】🔗🔉

いん-ろう [0][3] 【印籠】 (1)江戸時代,武士が裃(カミシモ)を着たとき腰に下げた小さな容器状の装身具。左右両端に紐(ヒモ)を通して緒締めで留め,根付(ネツケ)を帯に挟んで下げる。室町時代に印や印肉の器として明(ミン)から伝わり,のち薬を入れるようになった。三重・五重の円筒形,袋形,鞘(サヤ)形などがあり,蒔絵(マキエ)・堆朱(ツイシユ)・螺鈿(ラデン)などの精巧な細工が施されているものが多い。 (2)キュウリ,ウリ類やイカなどの材料の中に他の材料を詰め,{(1)}のような形にした料理のこと。蒸し物,漬け物,鮨(スシ)などがある。 印籠(1) [図]

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