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が-み【雅味】🔗🔉

が-み [1] 【雅味】 上品で風雅な趣。

かみ-あらい【髪洗い】🔗🔉

かみ-あらい ―アラヒ [3] 【髪洗い】 (名)スル (1)髪の毛の汚れを洗い落とすこと。洗髪(センパツ)。 (2)歌舞伎の石橋(シヤツキヨウ)物で,獅子(シシ)が長い毛を前に垂らし首を左右に振り回す所作。日本舞踊でもいう。

かみあらい-こ【髪洗い粉】🔗🔉

かみあらい-こ ―アラヒ― [3] 【髪洗い粉】 髪を洗うのに用いた粉末。ふのり・うどん粉・椿油(ツバキアブラ)の搾りかすなど。

かみあり-まつり【神在祭】🔗🔉

かみあり-まつり 【神在祭】 〔「じんざいまつり」とも〕 (1)島根県の佐太神社の祭り。一一月二〇日から二五日。全国の神々がこの期間,佐太神社に集まるという。 (2)島根県出雲大社の祭り。一一月一一日から一七日。

かみ-あれ【神荒れ】🔗🔉

かみ-あれ [0] 【神荒れ】 陰暦一〇月晦日(ミソカ)に烈風が吹き荒れること。出雲国(今の島根県)でいう。この日,出雲に集まった神々が諸国に帰るときに風が吹くと考えられた。神帰りの荒れ。

かみ-あわせ【噛み合(わ)せ】🔗🔉

かみ-あわせ ―アハセ [0] 【噛み合(わ)せ】 (1)上下の歯と歯のかみ合う具合。咬合(コウゴウ)。 (2)歯車が互いにかみ合うこと。

かみ-あわ・せる【噛み合(わ)せる】🔗🔉

かみ-あわ・せる ―アハセル [0][5] 【噛み合(わ)せる】 (動サ下一)[文]サ下二 かみあは・す (1)上歯と下歯とを合わせてかむ。「奥歯を―・せる」 (2)歯形のものをぴったりと合うようにする。「歯車を―・せる」 (3)獣などを争わせる。「闘犬を―・せる」 (4)調和するように合わせる。「 A 氏の文と B 氏の絵を―・せる」

かみ-い【髪結】🔗🔉

かみ-い [2] 【髪結】 「かみゆい(髪結)」の転。「―さん」

かみいそ【上磯】🔗🔉

かみいそ 【上磯】 北海道南西部,上磯郡の町。函館湾に臨む。トラピスト男子修道院がある。

かみいち【上市】🔗🔉

かみいち 【上市】 富山県東部,中新川郡の町。市場町として発達。製薬業が盛ん。立山(リユウセン)寺・日石(ニツセキ)寺などがある。

かみ-いと【紙糸】🔗🔉

かみ-いと [0] 【紙糸】 和紙を細く切って撚(ヨ)りをかけたもの。手触りは亜麻糸に似る。襖(フスマ)地や夏帯地などに用いる。抄繊糸。

かみ-うた【神歌】🔗🔉

かみ-うた [2] 【神歌】 (1)神の徳をたたえる歌。「―を歌ひ給ひければ/太平記 25」 (2)神祇(ジンギ)に関する内容を,今様歌謡の曲節によって謡ったもの。四句神歌(=今様体)と二句神歌(=短歌体)とがある。「かがみ(=地名)の傀儡(クグツ)ども参りて歌つかふまつりけるに,―になりて/無名抄」 (3)能楽で,「翁(オキナ)」のときに謡う詞章。しんか。

かみ-うち【紙打ち】🔗🔉

かみ-うち [0][4] 【紙打ち】 (1)紙を石・砧(キヌタ)などでたたき,光沢を出すこと。 (2)「針打(ハリウ)ち{(1)}」に同じ。

かみ-え【紙絵】🔗🔉

かみ-え [0][2] 【紙絵】 屏風・衝立(ツイタテ)・巻軸などに描いた絵に対し,普通の紙に描いた絵。

かみ-お【紙緒】🔗🔉

かみ-お ―ヲ [0][2] 【紙緒】 和紙を巻いて作った鼻緒。主に草履(ゾウリ)に用いる。

かみ-おき【髪置き】🔗🔉

かみ-おき [0] 【髪置き】 (1)幼児が髪を伸ばし始めるときの儀式。白髪をかぶせ頂に白粉(オシロイ)をつけ,櫛(クシ)で左右に梳(ス)く。中世末期からの風習で,普通は三歳の一一月一五日に行う。髪立て。櫛置き。[季]冬。《―やかゝへ相撲の肩の上/太祇》 (2)唐衣(カラギヌ)の襟を後ろ中央あたりで折り返して,垂れ髪を受けるようにした部分。

かみ-おくり【神送り】🔗🔉

かみ-おくり [3] 【神送り】 (1)陰暦九月三〇日または一〇月一日,出雲に旅立つ神を送り出すこと。また,その日の宮参り。 ⇔神迎え [季]冬。《荒るゝものと知ればたふとし―/鬼貫》 (2)疫病神を追い払うこと。また,その儀礼。

かみ-おさえ【紙押(さ)え】🔗🔉

かみ-おさえ ―オサヘ [3] 【紙押(さ)え】 文鎮(ブンチン)。

かみ-おしろい【紙白粉】🔗🔉

かみ-おしろい [3] 【紙白粉】 練り白粉を紙に塗って乾かした携帯用の化粧料。おしろいがみ。

かみ-おろし【神降ろし】🔗🔉

かみ-おろし [3] 【神降ろし】 (名)スル (1)祭りの初めに神霊を天から祭場に招き迎えること。 ⇔神上げ (2)巫女(ミコ)が神の託宣を受けるために,祈って神霊を我が身に乗り移らせること。降霊。 (3)起請文(キシヨウモン)で誓約のために神々の名を連ね記すこと。また,それを書いた箇所。

かみ-かえ・す【噛み反す】🔗🔉

かみ-かえ・す ―カヘス [0][3] 【噛み反す】 (動サ五[四]) (牛などが)一度噛んでのみ下したものを再び口に戻して噛む。にれがむ。ねりがむ。反芻(ハンスウ)する。

かみ-かえり【神帰り】🔗🔉

かみ-かえり ―カヘリ [3] 【神帰り】 陰暦一〇月に出雲大社に集まった諸国の神々が,一〇月の晦日(ミソカ)から一一月一日にかけてそれぞれの国へ帰ること。また,その日。[季]冬。

かみ-かくし【神隠し】🔗🔉

かみ-かくし [3] 【神隠し】 (1)子供などが不意に行方不明になり,探しても容易に見つからなかったり,茫然自失の状態で発見されたとき,それを天狗・迷わし神・隠し神など超自然的なものに隠されたと考えたもの。「―にあう」 (2)服喪(フクモ)中,白紙を張って神棚を隠すこと。

かみ-かたち【髪容・髪形】🔗🔉

かみ-かたち [3] 【髪容・髪形】 (1)頭髪と顔だち。 (2)髪を結ったようす。髪つき。かみがた。

がみ-がみ🔗🔉

がみ-がみ [1] (副) 口やかましく,しかりつけたり,文句を言うさま。「―(と)言う」「―(と)しかられる」

かみかわ-ひこまつ【神川彦松】🔗🔉

かみかわ-ひこまつ カミカハ― 【神川彦松】 (1889-1988) 国際政治学者。三重県生まれ。東大教授。国際政治史の知識を背景に国際政治学の発展に寄与。著「国際政治学概論」「近代国際政治史」など。

かみ-かんむり【髪冠】🔗🔉

かみ-かんむり [3] 【髪冠】 漢字の冠の一。「髪」「髭」などの「髟」の部分。かみがしら。

かみ-き【上期】🔗🔉

かみ-き [2] 【上期】 会計年度などで,一年を半分に分けたうちの初めの半年。上半期。 ⇔下期(シモキ)

かみ-きぬた【紙砧】🔗🔉

かみ-きぬた [3] 【紙砧】 (1)紙を作るために台の上に楮(コウゾ)の皮をおいて,槌(ツチ)でたたくこと。また,その台。 (2)歌舞伎で,下座の鳴り物。{(1)}のような音を立て,しんみりした情景を表すのに用いる。

かみ-くち【神口】🔗🔉

かみ-くち [2] 【神口】 民間の巫女(ミコ)が神がかりして神託を告げること。死者や行方不明者の霊を呼び出して語る仏口(ホトケクチ)(死口(シニクチ)と生口(イキクチ))に対する言葉。

かみ-くら【上座】🔗🔉

かみ-くら 【上座】 上座(カミザ)の席。じょうざ。

かみこうち【上高地】🔗🔉

かみこうち カミカウチ 【上高地】 長野県西端,南安曇(ミナミアズミ)村の地名。梓川上流部に位置する。南に焼岳,北に河童橋を配して穂高連峰を間近に望む景勝地。海抜約1500メートル。

かみこん-しき【紙婚式】🔗🔉

かみこん-しき [3] 【紙婚式】 結婚一周年を祝う式。

かみ-さかやき【髪月代】🔗🔉

かみ-さかやき 【髪月代】 髪を結い月代を剃(ソ)ること。「徳島平左衛門と申して―いたさるる/浄瑠璃・博多小女郎(上)」

かみ-さけ【噛み酒・醸酒】🔗🔉

かみ-さけ 【噛み酒・醸酒】 古代,米を噛み砕いて造ったという酒。

かみさと【上里】🔗🔉

かみさと 【上里】 埼玉県北西部,児玉郡の町。神流川の扇状地にあり,野菜の産地。

かみ-さ・む【神さむ】🔗🔉

かみ-さ・む 【神さむ】 (動マ上二) 「かみさびる」に同じ。「布留のやしろの―・みにけむ/蜻蛉(下)」

かみ-さん【上さん】🔗🔉

かみ-さん [0] 【上さん】 (1)商人・職人などの主婦をいう語。また,親しい間柄では,自分の妻をいう場合もある。「魚屋の―」「うちの―」 (2)主人の母,老母を敬っていう近世上方での語。「これ―,…七夕様が祭つてあるな/浄瑠璃・妹背山」

かみ-しお【紙塩】🔗🔉

かみ-しお ―シホ [0] 【紙塩】 刺身のさくの上下に和紙を密着させ,水でわずかに濡らしその上から食塩を振ること。また,そうしたもの。刺身の身を締め,軽く塩味をつける。

かみす【神栖】🔗🔉

かみす 【神栖】 茨城県南東部,鹿島郡の町。鹿島臨海工業地域に属し,掘り込み式の鹿島港がある。

かみすき-うた【紙漉き唄】🔗🔉

かみすき-うた [4] 【紙漉き唄】 民謡。紙を漉くときに唄う仕事唄。

かみすき-き【紙漉き機】🔗🔉

かみすき-き [4] 【紙漉き機】 紙を漉く装置。紙パルプの液を網で水と紙パルプに分離する装置。抄紙機(シヨウシキ)。

かみ-すさ【紙寸莎】🔗🔉

かみ-すさ [0] 【紙寸莎】 和紙のたちくずなどを原料としたすさ。かみつた。

かみ-せい【紙製】🔗🔉

かみ-せい [0] 【紙製】 紙で作ってあること。また,その物。

かみ-せき【上席】🔗🔉

かみ-せき [0] 【上席】 寄席で,その月の上旬の興行。

かみそり-まけ【剃刀負け】🔗🔉

かみそり-まけ [0] 【剃刀負け】 (名)スル 剃刀かぶれができること。

かみ-たち【紙裁ち】🔗🔉

かみ-たち [0] 【紙裁ち】 (1)紙をたち切ること。また,その人。 (2)「紙裁ち包丁」の略。

かみ-たれ【髪垂れ】🔗🔉

かみ-たれ 【髪垂れ】 〔「たれ」は「切る」という語を忌んでいった語〕 「産剃(ウブゾ)り」に同じ。「―ノ祝イヲスル/日葡」

かみちか【神近】🔗🔉

かみちか 【神近】 姓氏の一。

かみちか-いちこ【神近市子】🔗🔉

かみちか-いちこ 【神近市子】 (1888-1981) 評論家・政治家。長崎県生まれ。津田英学塾在学中に青鞜社に参加。東京日日新聞の記者を経て,文筆・評論に活躍。1953年社会党から衆議院議員に当選。売春防止法の成立などに尽力。

かみ-つ-かた【上つ方】🔗🔉

かみ-つ-かた 【上つ方】 (1)上の方。かみて。 (2)京都で,御所に近い方。上京(カミギヨウ)方面。「―に,さべき御さまにと,掟(オキ)てきこえさせ給ふ/栄花(初花)」 (3)身分の高い人。 ⇔下つ方

かみつけの【上毛野】🔗🔉

かみつけの 【上毛野】 上野(コウズケ)の古名。

かみつけの-の-かたな【上毛野形名】🔗🔉

かみつけの-の-かたな 【上毛野形名】 舒明天皇の代の武将。将軍として蝦夷(エゾ)征討に赴いたが敗れたという(日本書紀)。

かみ-つち【紙土】🔗🔉

かみ-つち [2][0] 【紙土】 鋳型(イガタ)の内部に用いる土。粘土や砂などに和紙をつきまぜて,石灰末を加え,粘り強さを出したもの。

かみつふさ【上総】🔗🔉

かみつふさ 【上総】 上総(カズサ)の古名。

かみ-つ-よ【上つ世・上つ代】🔗🔉

かみ-つ-よ 【上つ世・上つ代】 大昔。上代。上古。古代。「―にも一種の文字有りけんといふ事/玉勝間」

かみ-とき【霹靂】🔗🔉

かみ-とき 【霹靂】 〔「雷(カミ)解き」の意か〕 落雷。かみとけ。かむとき。[名義抄]

かみなり-いか【雷烏賊】🔗🔉

かみなり-いか [4] 【雷烏賊】 イカの一種。胴長約20センチメートル,胴幅10センチメートルほどの大形のコウイカ。成長した雄には暗灰褐色の多数の横じまと楕円形の斑紋がある。肉は厚く美味。房総以南の沿岸に分布。市場ではモンゴウイカと呼ばれる。コブシメ。

かみなり-うお【雷魚】🔗🔉

かみなり-うお ―ウヲ [4] 【雷魚】 ハタハタの異名。秋田地方で,漁期の冬に雷がよく鳴るのでこの名がある。

かみなり-おこし【雷🔗🔉

かみなり-おこし [6][5] 【雷】 長方形または梅の実大の球形に固めたおこし。江戸時代,浅草雷門前で売り出されたことからいう。

かみなり-の-まさかり【雷の斧】🔗🔉

かみなり-の-まさかり [7] 【雷の斧】 ⇒雷斧(ライフ)

かみなり-よけ【雷除け】🔗🔉

かみなり-よけ [0] 【雷除け】 (1)雷の害を防ぐための器具。避雷針・避雷器など。 (2)落雷をよけるため神社や寺院から出す守り札。

かみなりもん【雷門】🔗🔉

かみなりもん 【雷門】 東京都台東区の地名。浅草寺(センソウジ)の風神・雷神の像をまつる風雷神門(雷門)の南側の街区。

かみ-のう【神能】🔗🔉

かみ-のう [2] 【神能】 能で,神をシテとする曲。「高砂」「老松」など。脇(ワキ)能物。神物。

かみのかわ【上三川】🔗🔉

かみのかわ カミノカハ 【上三川】 栃木県南部,河内郡の町。かんぴょうを特産。

かみ-の-き【紙の木】🔗🔉

かみ-の-き [4] 【紙の木】 〔和紙の原料となる木の意〕 雁皮(ガンビ)・楮(コウゾ)・梶(カジ)の木・黄蜀葵(トロロアオイ)などの異名。

かみ-の-く【上の句】🔗🔉

かみ-の-く [3] 【上の句】 (1)短歌で,初めの五・七・五の三句。 ⇔下の句 (2)連歌で,五・七・五の長句。

かみ-の-こ【神の子】🔗🔉

かみ-の-こ [1] 【神の子】 〔古代オリエントで王の称号〕 (1)新約聖書で,イエスの称号。 (2)父なる神とイエスの特別な関係にあずかることで,キリスト教徒のこと。

かみ-の-し【神の死】🔗🔉

かみ-の-し [1] 【神の死】 〔(ドイツ) Tod Gottes〕 彼岸こそ真の世界とするプラトン的・キリスト教的価値観が崩壊し,ニヒリズム的状況が生じたこと。ニーチェにより宣言され,二〇世紀の哲学・神学に衝撃を与えた。

かみのせき【上関】🔗🔉

かみのせき 【上関】 山口県南東部の町。室津半島先端部と長島・祝島・八島から成る。古くからの瀬戸内海航路の要港で,近世は長州藩の陣屋が置かれて繁栄。

かみ-の-その【神の園】🔗🔉

かみ-の-その 【神の園】 (1)神社の境内。神苑(シンエン)。神の園生(ソノウ)。 (2)〔祇園(ギオン)を訓読みして〕 京都東山,祇園の社(八坂神社)をさす。

かみ-の-たみ【神の民】🔗🔉

かみ-の-たみ [1] 【神の民】 (1)旧約聖書で,神が選び契約をなしたイスラエル民族のこと。 (2)新約聖書で,キリストの十字架により罪を贖(アガナ)われた新しい契約の民,キリスト教徒のこと。

かみ-の-つかい【神の使い】🔗🔉

かみ-の-つかい ―ツカヒ [1] 【神の使い】 神が召し使うといわれる種々の動物。日吉(ヒエ)神社の猿,八幡の鳩,稲荷(イナリ)の狐,春日(カスガ)の鹿,熊野の烏,北野の牛,大黒天の鼠,弁才天の蛇など。神のつかわしめ。

かみ-の-と【上の戸】🔗🔉

かみ-の-と 【上の戸】 清涼殿の殿上の間の東の入り口。「殿上の―を出でさせ給ひて/増鏡(秋のみ山)」

かみ-の-とおか【上の十日】🔗🔉

かみ-の-とおか ―トヲカ 【上の十日】 月の初めの一〇日間。上旬。 →中の十日 →下の十日

かみ-の-まち【上の町】🔗🔉

かみ-の-まち 【上の町】 (1)上手(カミテ)にある町。高台にある町。 ⇔下の町 (2)〔「まち」は区分・等級の意〕 一流。上流。「―も,上臈とて/源氏(宿木)」 →二の町

かみ-の-みこ【神の御子】🔗🔉

かみ-の-みこ [1][1]-[1] 【神の御子】 (1)神である天皇の子。皇子。「天皇(スメロキ)の―の出でましの/万葉 230」 (2)キリスト教で,イエス-キリストのこと。

かみ-の-みこと【神の命】🔗🔉

かみ-の-みこと 【神の命】 神や天皇に対する敬称。「八千矛(ヤチホコ)の―は八島国妻枕(マ)きかねて/古事記(上)」

かみ-の-みさか【神の御坂】🔗🔉

かみ-の-みさか 【神の御坂】 〔坂に神が住むとされたことから〕 神のいるという坂。けわしい坂。「東の国の恐(カシコ)きや―に/万葉 1800」

かみ-の-みち【神の道】🔗🔉

かみ-の-みち [1] 【神の道】 (1)神が教え伝えた道。かんながらの道。 (2)キリスト教で,福音の教え。また,その信仰。

かみ-の-みや【上の宮】🔗🔉

かみ-の-みや [1][3] 【上の宮】 ⇒じょうぐう(上宮)

かみ-の-みやひと【神の宮人】🔗🔉

かみ-の-みやひと 【神の宮人】 (1)神・神社に奉仕する人。「玉垣築き余し誰(タ)にかも依らむ―/古事記(下)」 (2)(天皇を神として)天皇に仕える宮人。大宮人。「皇祖(スメロキ)の―/万葉 1133」

かみのやま【上山】🔗🔉

かみのやま 【上山】 山形市の南方にある市。温泉地で知られる。蔵王(ザオウ)山への入り口。

かみのやま-おんせん【上山温泉】🔗🔉

かみのやま-おんせん ―ヲンセン 【上山温泉】 山形県上山市市街地にある食塩泉。月岡城跡北側の鶴脛(ツルハギ)ノ湯と西側の新湯とに分かれ,歓楽街を形成。

かみ-の-ゆみはり【上の弓張り】🔗🔉

かみ-の-ゆみはり 【上の弓張り】 新月から満月になる間の月。上弦の月。 ⇔下の弓張り [日葡]

かみ-の-るす【神の留守】🔗🔉

かみ-の-るす 【神の留守】 陰暦一〇月,諸国の神々が出雲(イズモ)に集まるので,まつられている地には神がいなくなるという俗信。[季]冬。《―巫女もなすなる里帰り/赤星水竹居》

かみ-はちまん【神八幡】🔗🔉

かみ-はちまん 【神八幡】 (感) ⇒しんはちまん(神八幡)

かみ-はんしん【上半身】🔗🔉

かみ-はんしん [3] 【上半身】 ⇒じょうはんしん(上半身)

かみ-ひねり【紙捻り】🔗🔉

かみ-ひねり [3] 【紙捻り】 (1)貨幣などを紙で包んでねじったもの。賽銭(サイセン)や駄賃に用いる。おひねり。 (2)こより。かんぜより。「黄なる―にて,十文字に搦げたるを/十訓 7」

かみ-ひも【紙紐】🔗🔉

かみ-ひも [0][2] 【紙紐】 紙を縒(ヨ)って作った紐。

かみ-ふうせん【紙風船】🔗🔉

かみ-ふうせん [3] 【紙風船】 紙を貼り合わせて作った風船。上部の穴から息を吹き込んでふくらませる。

かみふくおか【上福岡】🔗🔉

かみふくおか カミフクヲカ 【上福岡】 埼玉県中南部の市。武蔵野台地の北東端で,近年は首都近郊の住宅地として発達。

かみ-ほとけ【神仏】🔗🔉

かみ-ほとけ [1] 【神仏】 神と仏。しんぶつ。

かみ-まい【神舞】🔗🔉

かみ-まい ―マヒ [0][2] 【神舞】 脇能で,男体の神が舞う舞。テンポは速いがさわやかですがすがしく,気品の高いもの。笛を基調として大鼓・小鼓・太鼓ではやす。三段に舞うこともあるが,正式には五段構成。

かみ-まいり【神参り】🔗🔉

かみ-まいり ―マリ [3] 【神参り】 (名)スル 「神詣(カミモウ)で」に同じ。

かみ-まき【紙巻(き)】🔗🔉

かみ-まき [0] 【紙巻(き)】 (1)紙で巻いたもの。 (2)「紙巻きタバコ」の略。

かみ-む【上無】🔗🔉

かみ-む [0] 【上無】 日本音楽の音名。十二律の一二番目。中国の十二律の応鐘(オウシヨウ)に相当し,洋楽の嬰ハ音にほぼ等しい。

かみ-むかえ【神迎え】🔗🔉

かみ-むかえ ―ムカヘ [3] 【神迎え】 陰暦一〇月晦日(ミソカ)の夜,または一一月一日の早朝に,出雲大社から帰ってくるといわれる神を迎える祭り。 ⇔神送り [季]冬。《野々宮や四五人よりて―/野村泊月》

かみむら【上村】🔗🔉

かみむら 【上村】 姓氏の一。

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