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こ-ばん【小判】🔗🔉

こ-ばん 【小判】 (1) [1] 江戸時代の金貨の一。楕円形で,表裏に極印がある。発行時により大きさ・量目・品位などは異なるが,一枚一両として通用した。慶長小判・宝永小判など,十種が発行された。 (2) [1] 「小判形(ガタ)」に同じ。 (3) [0] 紙などの,判(ハン)の小さいもの。

こばん-いただき【小判戴】🔗🔉

こばん-いただき [4] 【小判戴】 コバンザメの異名。

こばん-いち【小判市】🔗🔉

こばん-いち [2] 【小判市】 江戸時代,金相場を立てるため小判を売買した市。

こばん-がた【小判形】🔗🔉

こばん-がた [0] 【小判形】 小判の形。長円形。

こばん-ざめ【小判鮫】🔗🔉

こばん-ざめ [2] 【小判鮫】 (1)スズキ目コバンザメ科の海魚の総称。いずれも体は細長く,日本近海に七種がいる。頭部背面に背びれが変形した小判形の吸盤を備える。コバンイタダキ。 (2){(1)}の一種。全長80センチメートル内外。体色は青褐色で,体側の全長にわたり一本の幅広い暗色縦帯が走る。エイ・サメ・クジラ類その他大形の水生動物に吸着し,その食べ残しや排出物などを餌とする。温・熱帯の海に広く分布。 小判鮫(2) [図]

こばん-そう【小判草】🔗🔉

こばん-そう ―サウ [0] 【小判草】 イネ科の一年草。ヨーロッパ原産。明治初年に渡来し,観賞用に栽培。高さ約50センチメートル。葉は線形。六月頃,茎頂のまばらな円錐花序に楕円形で淡黄緑色の小穂を下垂してつける。タワラムギ。[季]夏。

こばん-づけ【小判漬(け)】🔗🔉

こばん-づけ [0] 【小判漬(け)】 〔横に切ると,腹子の切り口が小判に似ているところから〕 アユなどの粕漬け。

こばん-ふん【小判粉】🔗🔉

こばん-ふん [0] 【小判粉】 金粉に二,三割の銀粉を混ぜたもの。少し青みを帯びている。蒔絵(マキエ)に用いる。青金粉。

こ-ばん【小番】🔗🔉

こ-ばん [0] 【小番】 (1)中世,朝廷や寺社で,交替制で勤務する制度をいう。 (2)「小番衆(シユウ)」に同じ。

こばん-しゅう【小番衆】🔗🔉

こばん-しゅう [2] 【小番衆】 (1)室町時代,武家の近習(キンジユウ)の称。 (2)中世,寺院で,順番に門跡に勤務した僧。

こ-ばんし【小半紙】🔗🔉

こ-ばんし [2] 【小半紙】 小形の半紙。おもに,懐中紙とした。

こ-はんとき【小半時】🔗🔉

こ-はんとき [5][2] 【小半時】 昔の一時(イツトキ)の四分の一の時間。約三〇分。

こ-はんとし【小半年】🔗🔉

こ-はんとし [2] 【小半年】 〔「こはんねん」とも〕 (1)一年の約半年近くの間。 (2)一年の四分の一の月日。

こ-はんにち【小半日】🔗🔉

こ-はんにち [2][5] 【小半日】 半日近く。約半日。

こばん【小判】(和英)🔗🔉

こばん【小判】 a koban;a (an old Japanese) gold coin.小判形の oval.→英和

こばんざめ【小判鮫】(和英)🔗🔉

こばんざめ【小判鮫】 a remora;→英和 a sucker fish.

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