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しぼ【皺】🔗🔉

しぼ [1] 【皺】 (1)縮(チヂミ)・縮緬(チリメン)などの織物の表面に表れた細かい凹凸。また,皮革や紙につけたしわ。 (2)烏帽子(エボシ)の表面に作られたしわ。さび。

し-ぼ【私募】🔗🔉

し-ぼ [1] 【私募】 (名)スル 債券募集の一形態。特定少数の投資家を相手として募集すること。 ⇔公募

し-ぼ【思慕】🔗🔉

し-ぼ [1] 【思慕】 (名)スル したうこと。恋しく思うこと。「―の念」「別れた母を―する」

しほう-いいん【司法委員】🔗🔉

しほう-いいん ―ハフン [4] 【司法委員】 簡易裁判所の民事事件について,審理に立ち会って意見を述べ,和解の勧告の補助をする者。一般人の中から地方裁判所が選定し,さらに簡易裁判所が各事件について指定する。

しほう-かんけん【司法官憲】🔗🔉

しほう-かんけん ―ハフクワン― [4] 【司法官憲】 憲法上,裁判官をさすが,広義では,検察官・司法警察職員を含み,司法に関する職務を行う公務員のこと。

しほう-かん-しほ【司法官試補】🔗🔉

しほう-かん-しほ ―ハフクワン― [6] 【司法官試補】 旧制で,判事・検事になるため裁判所・検事局に配属されて実務の修習を行なった者。現在の司法修習生にあたる。

しほう-きかん【司法機関】🔗🔉

しほう-きかん ―ハフ―クワン [5][4] 【司法機関】 司法を担当する機関。立法機関および行政機関に対していう。

しほう-けいさつ【司法警察】🔗🔉

しほう-けいさつ ―ハフ― [4] 【司法警察】 犯罪の捜査,被疑者の逮捕,証拠の収集など,司法権の作用に基づいて行われる警察活動。刑事訴訟法に従って,司法警察職員・検察官およびその指揮を受ける検察事務官が行う。

しほう-けん【司法権】🔗🔉

しほう-けん ―ハフ― [2] 【司法権】 国家の作用のうち,司法の作用を行う権能。現行憲法においては,すべて最高裁判所および下級裁判所に属する。 →立法権 →行政権

しほう-けん-の-ゆうえつ【司法権の優越】🔗🔉

しほう-けん-の-ゆうえつ ―ハフ―イウツ 【司法権の優越】 司法権が立法権・行政権に対して優位に立つこと。違憲立法審査権による。

しほう-しけん【司法試験】🔗🔉

しほう-しけん ―ハフ― [5][4] 【司法試験】 裁判官・検察官・弁護士になるために必要な学識およびその応用能力を判定する国家試験。合格者は司法修習生となる資格を得る。

しほう-とりひき【司法取引】🔗🔉

しほう-とりひき ―ハフ― [4][5] 【司法取引】 刑事事件を法廷で最後まで争うには多大の時間と費用がかかるため,それを節約する目的で,検察官と弁護人との間で事件を軽い処分で決着させようとする,アメリカ特有の制度。

しほう-ほう【司法法】🔗🔉

しほう-ほう ―ハフハフ [0] 【司法法】 司法権の行使,司法制度に関する法規の総称。裁判所法・民事訴訟法・刑事訴訟法など。

しほう-しきみ【四方樒】🔗🔉

しほう-しきみ ―ハウ― [4][5] 【四方樒】 仏式で葬送する際,棺の四隅の竹筒に挿す樒。樒の代わりに造花を挿すこともある。

しほう-ちく【四方竹】🔗🔉

しほう-ちく ―ハウ― [2] 【四方竹】 中国原産の小形のタケ。庭園などに植える。稈(カン)は方形で,深灰緑色。高さは4メートル内外となり,下部に気根を生ずる。四角竹。

しほう-ぬき【四方貫】🔗🔉

しほう-ぬき ―ハウ― [2] 【四方貫】 一本の柱に同じ位置で四方から貫を差し込むようにした仕口。

しほう-はい【四方拝】🔗🔉

しほう-はい ―ハウ― [2] 【四方拝】 一月一日に行われる皇室祭儀。四大節の一。明治以前は元旦寅の刻に天皇が清涼殿の東庭で属星(ゾクシヨウ)を唱え,天地四方・山陵を拝して年災を払い,五穀豊穣・宝祚(ホウソ)長久を祈った。現在は神嘉殿の南座で伊勢皇大神宮・天地四方に拝礼する。陰陽道(オンヨウドウ)に由来。[季]新年。

しほう-まさ【四方柾】🔗🔉

しほう-まさ ―ハウ― [2] 【四方柾】 角材の四面に柾目(マサメ)が表れたもの。上等の柱材用。

し-ぼう【子房】🔗🔉

し-ぼう ―バウ [0] 【子房】 被子植物のめしべの下端の膨らんだ部分。一〜数枚の心皮がつくる器官の中に胚珠がある。受精後,胚珠は発達して種子になり,子房は果実となる。 →花式図

しぼう-かい【子房下位】🔗🔉

しぼう-かい ―バウ― [4] 【子房下位】 子房が花被・おしべの付着点より下に位置すること。キュウリ・アヤメなど。

しぼう-じょうい【子房上位】🔗🔉

しぼう-じょうい ―バウジヤウ [4] 【子房上位】 子房が花被・おしべの付着点より上位に位置すること。アブラナ・ユリなど。上位子房。

しぼう-ちゅうい【子房中位】🔗🔉

しぼう-ちゅうい ―バウ― [4] 【子房中位】 子房の中ほどの高さに,花被・おしべが位置すること。ウツギ・サクラなど。

し-ぼう【四望】🔗🔉

し-ぼう ―バウ [0][1] 【四望】 (名)スル 四方を眺めること。また,四方の眺め。「深夜闃寂として,―人なく,鬼気肌(ハダエ)に逼つて,魑魅鼻を衝く際に/吾輩は猫である(漱石)」

しぼう-しゃ【四望車】🔗🔉

しぼう-しゃ ―バウ― [2] 【四望車】 牛車(ギツシヤ)の一。車の四方に簾をかけ,四方を展望できるようにしたものかといわれるが未詳。平安時代以後,上皇・摂関の乗用。

し-ぼう【市坊】🔗🔉

し-ぼう ―バウ [1][0] 【市坊】 市街(の区画)。まち。

し-ぼう【死亡】🔗🔉

し-ぼう ―バウ [0] 【死亡】 (名)スル 死ぬこと。「交通事故で―する」

しぼう-いちじきん【死亡一時金】🔗🔉

しぼう-いちじきん ―バウ― [0] 【死亡一時金】 退職年金の受給資格者の死亡の際に,遺族に支給される一時金。国民年金の場合は,保険料を三年以上納付した者が死亡した際に,一定の条件のもとに遺族に支給される。

しぼう-こうこく【死亡広告】🔗🔉

しぼう-こうこく ―バウクワウ― [4] 【死亡広告】 人の死亡したことを,その近親者などが新聞に広告すること。黒枠で囲むところから「黒枠広告」とも。

しぼう-しんだんしょ【死亡診断書】🔗🔉

しぼう-しんだんしょ ―バウ― [0][8] 【死亡診断書】 患者の死亡を証明する医師の診断書。死亡証書。

しぼう-とどけ【死亡届(け)】🔗🔉

しぼう-とどけ ―バウ― [4] 【死亡届(け)】 人の死亡を通知する戸籍上の手続き。通常,医師の作成した死亡診断書を添えてその事実を知ってから七日以内に市区町村役場へ届け出る。

しぼう-ひょう【死亡表】🔗🔉

しぼう-ひょう ―バウヘウ [0] 【死亡表】 ⇒生命表(セイメイヒヨウ)

しぼう-ほけん【死亡保険】🔗🔉

しぼう-ほけん ―バウ― [4] 【死亡保険】 被保険者の死亡を保険事故として保険金を支払う生命保険。 →生存保険 →養老保険

しぼう-りつ【死亡率】🔗🔉

しぼう-りつ ―バウ― [2] 【死亡率】 (1)ある特定の人口に対する一定期間の死亡者数の割合。普通には人口一〇〇〇名に対する年間の死亡数で表される。 (2)罹病者(リビヨウシヤ)に対する死亡者の割合。

し-ぼう【志望】🔗🔉

し-ぼう ―バウ [0] 【志望】 (名)スル こうなりたい,こうしたいと望むこと。こころざし。希望。「女優―」「進学―者」「―する大学に入る」

し-ぼう【脂肪】🔗🔉

し-ぼう ―バウ [0] 【脂肪】 脂肪酸とグリセリンのエステルのうち,常温で固体のもの。生物体に含まれる。動物では,皮下・筋肉・肝臓などに貯蔵され,エネルギー源となる。「―太り」「豚肉には―分が多い」 →油脂 →中性脂肪

しぼう-かたしょう【脂肪過多症】🔗🔉

しぼう-かたしょう ―バウクワタシヤウ [5] 【脂肪過多症】 ⇒肥満症(ヒマンシヨウ)

しぼう-かん【脂肪肝】🔗🔉

しぼう-かん ―バウ― [2] 【脂肪肝】 肝臓に中性脂肪が異常に蓄積した状態。飲酒過剰・栄養過多・糖尿病などにみられる。

しぼう-さいぼう【脂肪細胞】🔗🔉

しぼう-さいぼう ―バウ―バウ [4] 【脂肪細胞】 中性脂肪を含んだ細胞。組織間に散在することもあるが,脂肪組織を形成することが多い。

しぼう-さん【脂肪酸】🔗🔉

しぼう-さん ―バウ― [0] 【脂肪酸】 一価のカルボン酸で鎖式構造をもつもの。パルミチン酸・ステアリン酸・オレイン酸など。これらのグリセリン-エステルは脂質の主成分を成す。一般式は R・COOH( R はアルキル基)で,R が飽和形のものを飽和脂肪酸,不飽和形のものを不飽和脂肪酸という。また,R の炭素数が一二個以上を高級脂肪酸,それ以下を低級脂肪酸という。

しぼう-しつ【脂肪質】🔗🔉

しぼう-しつ ―バウ― [2] 【脂肪質】 (1)脂肪から成る物質の総称。 (2)脂肪の多い体質。

しぼう-しゅ【脂肪腫】🔗🔉

しぼう-しゅ ―バウ― [2] 【脂肪腫】 脂肪細胞が限局的に増殖した良性腫瘍の一。肩・頸部・背部・大腿部などに発生する。一般には単独で発生するが,まれに多発する。

しぼう-しゅし【脂肪種子】🔗🔉

しぼう-しゅし ―バウ― [4] 【脂肪種子】 貯蔵物質として多量の脂肪を含む種子。トウゴマ・アブラナ・ゴマ・ココヤシ・ツバキなど。

しぼう-ぞく-かごうぶつ【脂肪族化合物】🔗🔉

しぼう-ぞく-かごうぶつ ―バウ―クワガフブツ [7] 【脂肪族化合物】 有機化合物のうち,炭素原子が鎖状につながった化合物の総称。このような構造の化合物が脂肪の中に存在することから命名された。炭化水素のほか,これから誘導されるアルコール・アルデヒド・ケトン・アミン・カルボン酸などが多数存在する。鎖式化合物。

しぼう-そしき【脂肪組織】🔗🔉

しぼう-そしき ―バウ― [4] 【脂肪組織】 主として脂肪細胞から成る結合組織。皮下組織・眼(ガンカ)や臀部(デンブ)の周囲などによく発達し,体の間隙の充填,栄養物の貯蔵,諸臓器の保護,保温などのはたらきがある。

しぼう-ぶとり【脂肪太り】🔗🔉

しぼう-ぶとり ―バウ― [4] 【脂肪太り】 「脂(アブラ)太り」に同じ。

しぼう-ゆ【脂肪油】🔗🔉

しぼう-ゆ ―バウ― [2] 【脂肪油】 脂肪酸とグリセリンのエステルのうち,常温で液体のもの。油(アブラ)。

し-ぼう【資望】🔗🔉

し-ぼう ―バウ [0] 【資望】 家柄と人望。身分と名望。

し-ほうい【四方位】🔗🔉

し-ほうい ―ハウ [2] 【四方位】 四つの方位。東・西・南・北。

し-ほういん【四法印】🔗🔉

し-ほういん ―ホフイン [2] 【四法印】 〔仏〕 仏教の思想を特徴づける四つの基本的主張。諸行無常,諸法無我,涅槃寂静の三法印に一切皆苦の一句を加えたもの。

し-ほう・ける【為呆ける】🔗🔉

し-ほう・ける 【為呆ける】 (動カ下一) 〔近世上方語〕 しくじる。失敗する。「江戸棚さんざんに―・けて京へのぼされける/浮世草子・一代女 4」

しぼうのかたまり【脂肪の塊】🔗🔉

しぼうのかたまり シバウ― 【脂肪の塊】 〔原題 (フランス) Boule de Suif〕 モーパッサンの中編小説。1880年刊。普仏戦争を背景に,乗合馬車に乗り合わせた,「脂肪の塊」と呼ばれる一娼婦の純真な愛国心と,ブルジョア階級の醜悪さを描く。

しぼ-がみ【皺紙】🔗🔉

しぼ-がみ [0] 【皺紙】 縮緬(チリメン)のようなしわを寄せた紙。

し-ぼく【司牧】🔗🔉

し-ぼく [0][1] 【司牧】 (1)古く中国で,人民を統治すること。また,その人(地方長官)。 (2)キリスト教,特に,カトリック教会で司祭が信徒を導くこと。 →牧会

し-ぼく【四木】🔗🔉

し-ぼく [1] 【四木】 江戸時代,五穀に次いで重要とされた四種の樹木。桑・楮(コウゾ)・漆・茶をいう。

し-ぼく【紙墨】🔗🔉

し-ぼく [1][0] 【紙墨】 紙とすみ。また,文書。

し-ほけん【私保険】🔗🔉

し-ほけん [2] 【私保険】 (社会保険に対して)自分のために任意に加入する保険。

しほ-こう【支保工】🔗🔉

しほ-こう [2] 【支保工】 ⇒支保(シホ)

しぼ-さい【私募債】🔗🔉

しぼ-さい [2] 【私募債】 債券の募集形態の一。特定少数の投資に対して応募を募り発行される債券。非公募債,縁故債ともいう。 →縁故債

し-ぼさつ【四菩薩】🔗🔉

し-ぼさつ [2] 【四菩薩】 〔仏〕 (1)衆生(シユジヨウ)に最も因縁の深い四人の菩薩。観音・弥勒・普賢・文殊の総称。密教の胎蔵界曼荼羅で,大日如来を中心としてそれぞれ西北・東北・東南・西南の四隅に配す。 (2)「法華経」涌出品(ユシユツボン)で,末法濁悪(ジヨクアク)の世に地から涌(ワ)き出て,「法華経」をひろめる仏命を受けたといわれる菩薩のうち,上行・無辺行・浄行・安立行の四人の菩薩。

しぼ-せん【子母銭】🔗🔉

しぼ-せん 【子母銭】 (1)〔「捜神記 13」に,青(セイフ)というセミに似た虫の母と子の血をそれぞれ別の銭に塗ると,一方を使ったとき,残った他方を慕って飛んで帰って来るとある故事による〕 銭(ゼニ)の異名。回り回ってくる輪環の意にもたとえられる。「心は―のまはるにひとしく/浮世草子・男色比翼鳥」[日葡] (2)子銭(利息)と母銭(元金)。

し-ぼち【新発意】🔗🔉

し-ぼち 【新発意】 「しんぼち(新発意)」の撥音「ん」の無表記。「かの―が御迎へのやうなる釣舟も/増鏡(月草の花)」

し-ぼつ【死没・死歿】🔗🔉

し-ぼつ [0] 【死没・死歿】 (名)スル 死ぬこと。「―した人々」

しぼ-まるた【絞丸太・皺丸太】🔗🔉

しぼ-まるた [3] 【絞丸太・皺丸太】 幹の回りに縦に絞り目の出た丸太。高級な床柱に用いる。京都府北山産のものが有名。でしぼまるた。

しぼ・む【萎む・凋む】🔗🔉

しぼ・む [0] 【萎む・凋む】 (動マ五[四]) (1)(植物が)生気をなくしてちぢまる。なえしなびる。「花が―・む」「鼻いと小さく―・み/今昔 28」 (2)張りつめていたものが,ゆるみちぢむ。「―・む闘争心」

しぼり【絞り・搾り】🔗🔉

しぼり [3] 【絞り・搾り】 (1)しぼること。 (2)「絞り染め」の略。 (3)花びらなどで,絞り染めのように斑(マダラ)の模様になっているもの。 (4)光学系で,光線束の方向範囲を限定するために入れる孔(アナ)のあいた板。写真レンズ系の絞りは孔の大きさを変えることができる。動物の目の虹彩も,絞りのはたらきをする。

しぼり-かす【絞り滓・搾り滓】🔗🔉

しぼり-かす [4] 【絞り滓・搾り滓】 必要な液体を搾り取った残りの滓。

しぼり-じる【搾り汁】🔗🔉

しぼり-じる [4] 【搾り汁】 搾って取った汁。「ショウガの―」

しぼり-ぞめ【絞り染(め)】🔗🔉

しぼり-ぞめ [0] 【絞り染(め)】 布地を縫い縮めたり,巻いたり,圧迫したりして染色液の浸入を防いで染料に浸し,模様を表す方法。また,そのもの。鹿の子絞り・柳絞りなど。絞り。くくり染め。くくし染め。

しぼり-ちゃきん【絞り茶巾】🔗🔉

しぼり-ちゃきん [4] 【絞り茶巾】 茶道で,冬期に折りたたまず絞ったままの形で出す茶巾。またその点前。

しぼり-ばなし【絞り放し】🔗🔉

しぼり-ばなし [0] 【絞り放し】 染色法の一種。絞り染めのくくりをとったあと,布を伸ばさず縮んだままにしておくもの。

しぼり-ぶき【絞り吹(き)】🔗🔉

しぼり-ぶき [0] 【絞り吹(き)】 ⇒南蛮絞(ナンバンシボ)り

しぼり-べん【絞り弁】🔗🔉

しぼり-べん [3] 【絞り弁】 通路の断面積を変化させ,そこを通る流体の量を加減する方式の弁。スロットル。スロットル-バルブ。

しぼり-もん【絞り紋】🔗🔉

しぼり-もん [3] 【絞り紋】 絞り染めで染め出した紋所。

しぼり-あ・げる【絞り上げる・搾り上げる】🔗🔉

しぼり-あ・げる [5] 【絞り上げる・搾り上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 しぼりあ・ぐ (1)すっかりしぼり終わる。「洗濯物を―・げる」 (2)非を認めたり白状したりするまで,徹底的に追及する。「白状するまで―・げてやる」 (3)(金品を)ほとんど残っていない者からさらに出させる。「貧しい者から―・げた税」 (4)無理をして精一杯の声を出す。「声を―・げる」

しぼり-こ・む【絞り込む】🔗🔉

しぼり-こ・む [4] 【絞り込む】 (動マ五) (1)水分などを絞って中へ入れる。絞り入れる。「レモン汁を―・む」 (2)多くの中から条件を定めて数や範囲を小さくしていく。「容疑者を―・む」 [可能] しぼりこめる

しぼり-だ・す【絞り出す・搾り出す】🔗🔉

しぼり-だ・す [4] 【絞り出す・搾り出す】 (動サ五[四]) (1)圧搾して,中身の液体などを出す。「ゴマから油を―・す」 (2)無理をして出す。「のどの奥から―・したような声」「ない知恵を―・す」 [可能] しぼりだせる

しぼり-と・る【絞り取る・搾り取る】🔗🔉

しぼり-と・る [4] 【絞り取る・搾り取る】 (動ラ五[四]) (1)水分を含んでいるものを強くねじったり押したりして水分を取る。 (2)(金などを)無理やり取る。絞り上げる。「なけなしの金を―・る」 [可能] しぼりとれる

しぼ・る【絞る・搾る】🔗🔉

しぼ・る [2] 【絞る・搾る】 (動ラ五[四]) (1)締め付けるなどして,中に含まれている水分を出す。(ア)濡れた布などをねじり締めて,水分を出す。《絞》「雑巾を―・る」(イ)強く押したり,押し潰したりして,液を出させる。《搾》「椿の実から油を―・る」「牛の乳を―・る」(ウ)(「袖をしぼる」「袂(タモト)をしぼる」などの形で)涙をたくさん流す。《絞》「悲恋物にハンカチを―・る」「タモト,マタワ,ソデヲ―・ル/日葡」 〔本来は「袖をしほる」で袖を濡らす意〕 (エ)泣く。また,泣かせる。《搾》「女学生の紅涙を―・る」 (2)普通ならば出ないものを無理に出す。(ア)無理に取り立てる。搾取する。《搾》「税を―・る」(イ)声などを無理にだす。《絞》「声をふり―・る」「せみの声―・りいだして誦みゐたれど/枕草子 25」(ウ)知識・能力のありったけを出す。《絞》「みんなで知恵を―・る」「脳みそを―・る」 (3)〔「油をしぼる」の略〕 厳しく追及する。《搾》「スピード違反で警官に―・られた」 (4)厳しく鍛える。《搾》「合宿で―・られる」 (5)範囲や数量を小さくする。《絞》(ア)断面積を狭くする。せばめる。「ウエストを―・る」「蛇口を―・る」「袋の口を―・る」(イ)対象を狭くする。「的を―・る」「候補者を―・る」「論点を―・る」(ウ)出力を小さくする。「音を―・る」(エ)カメラのレンズのしぼりを狭くする。 (6)絞り染めをする。 (7)相撲で,相手の差し手を上手で強くはさみつける。 (8)弓の弦を引いて,弓をたわめる。「この矢をつがひ,―・り返して/曾我 1」 [可能] しぼれる

しほん-か【資本家】🔗🔉

しほん-か [0] 【資本家】 資本を所有し,それで労働者を雇用・使役して企業を経営したり,資本を貸し付けて利子を取ったりして利潤をあげる人。

しほん-きん【資本金】🔗🔉

しほん-きん [0] 【資本金】 事業運営の基礎となる資金。株主の現物および金銭による拠出額全額をいう。株式の額面金額あるいは発行価額,準備金,資本に組み入れられた再評価積立金などから成る。

しほん-けいすう【資本係数】🔗🔉

しほん-けいすう [4] 【資本係数】 一単位の産出量を得るのに必要とされる資本投入量。投入産出比率。資本産出比率。

しほん-けいせい【資本形成】🔗🔉

しほん-けいせい [4] 【資本形成】 ⇒投資(トウシ)(2)

しほん-こうせい【資本構成】🔗🔉

しほん-こうせい [4] 【資本構成】 企業の資本の構成内容。自己資本と他人資本に分かれる。

しほん-しんか【資本深化】🔗🔉

しほん-しんか ―クワ [4] 【資本深化】 生産物単位当たりの資本量が増加し,資本集約度が高まっていくこと。 ⇔資本浅化

しほん-せんか【資本浅化】🔗🔉

しほん-せんか ―クワ [4] 【資本浅化】 生産物単位当たりの資本量が減少し,資本集約度が下がること。 ⇔資本深化

しほん-ちくせき【資本蓄積】🔗🔉

しほん-ちくせき [4] 【資本蓄積】 剰余価値の一部を資本に再転化し,生産規模を拡大していくこと。

しほん-とうひ【資本逃避】🔗🔉

しほん-とうひ ―タウ― [4] 【資本逃避】 政治的・経済的条件の変化によって一国の貨幣価値の大幅な下落が予想される場合,その危険や損害を逃れるために,資金がその国から安全な他国に移動すること。

しほん-とりひき【資本取引】🔗🔉

しほん-とりひき [4][5] 【資本取引】 (1)国際間の有価証券の売買,資本の貸借その他,債権・債務に関係のある取引の総称。 (2)資本の利益運用を原因とせずに,資本を増減させる取引。

しぼ【思慕】(和英)🔗🔉

しぼ【思慕】 deep attachment;longing;→英和 yearning.→英和 〜する love dearly;long;→英和 yearn.→英和

しぼう【子房】(和英)🔗🔉

しぼう【子房】 《植》an ovary.→英和

しぼう【脂肪】(和英)🔗🔉

しぼう【脂肪】 fat;→英和 grease;→英和 lard (豚の).→英和 〜の多い fatty.→英和 〜太りの obese.→英和 〜がつく(をとる) put on (reduce) fat.‖脂肪組織 adipose[fatty]tissue.脂肪過多 adiposity.

しぼう【志望する】(和英)🔗🔉

しぼう【志望する】 wish;→英和 desire;→英和 choose.→英和 ‖志望者 an applicant.第一志望one's first choice.

しぼう【死亡】(和英)🔗🔉

しぼう【死亡】 death;→英和 decease.→英和 〜する die;→英和 pass away;decease.→英和 ‖死亡記事 an obituary notice (新聞の).死亡者 the dead[deceased].死亡診断書 a certificate of death.死亡届a notice of death.死亡率 death rate;mortality.

しぼむ【凋む】(和英)🔗🔉

しぼむ【凋む】 fade;→英和 wither;→英和 droop;→英和 deflate (風船などが).→英和

しぼり【絞り】(和英)🔗🔉

しぼり【絞り】 (a) variegation;a dapple;→英和 a stop (写真機の).→英和 絞り目盛り an exposure scale.

しぼりき【絞り器】(和英)🔗🔉

しぼりき【絞り器】 a wringer;→英和 a squeezer.

しぼりだす【絞り出す】(和英)🔗🔉

しぼりだす【絞り出す】 squeeze[press]out.

しぼる【絞[搾]る】(和英)🔗🔉

しぼる【絞[搾]る】 press;→英和 wring;→英和 squeeze.→英和 金を〜 extort money.頭を〜 rack one's brain.声を〜 strain one's voice.涙を〜 shed tears.レンズを〜 stop (down) the lens.→英和

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