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なん-いち【南一】🔗⭐🔉
なん-いち [1] 【南一】
「南鐐(ナンリヨウ)一枚」の略。二朱銀一枚。また,その値段。「話の種に,―いたみと出やうか/黄表紙・見徳一炊夢」
なん-えつ【南越】🔗⭐🔉
なん-えつ ―
ツ 【南越】
(1)古代中国,秦末漢初に,広東・広西地方からベトナム北部にかけてあった国((前207-前111))。漢人の趙佗(チヨウダ)が建国し漢の高祖によって南越王に封ぜられたが,武帝のときに滅ぼされた。南粤。
(2)越前国の南部。現在の福井県の南東部にあたる。
ツ 【南越】
(1)古代中国,秦末漢初に,広東・広西地方からベトナム北部にかけてあった国((前207-前111))。漢人の趙佗(チヨウダ)が建国し漢の高祖によって南越王に封ぜられたが,武帝のときに滅ぼされた。南粤。
(2)越前国の南部。現在の福井県の南東部にあたる。
なん-えん【南燕】🔗⭐🔉
なん-えん 【南燕】
中国,五胡十六国の一。鮮卑族の慕容徳(ボヨウトク)が河南・山東地方に建てた国(398-410)。二代で東晋(トウシン)の将軍劉裕(リユウユウ)に滅ぼされた。
なんか-の-ゆめ【南柯の夢】🔗⭐🔉
なんか-の-ゆめ 【南柯の夢】
〔李公佐「南柯記」による。唐の淳于
(ジユンウフン)が酔って古い槐(カイ)の南柯の下に眠り,大槐安国(ダイカイアンコク)に迎えられて南柯郡の太守に封ぜられ20年の栄華をきわめた夢を見た,という故事から〕
夢。また,はかないことのたとえ。槐夢(カイム)。槐安の夢。
(ジユンウフン)が酔って古い槐(カイ)の南柯の下に眠り,大槐安国(ダイカイアンコク)に迎えられて南柯郡の太守に封ぜられ20年の栄華をきわめた夢を見た,という故事から〕
夢。また,はかないことのたとえ。槐夢(カイム)。槐安の夢。
なんかい-ほんせん【南海本線】🔗⭐🔉
なんかい-ほんせん 【南海本線】
南海電気鉄道の鉄道線。大阪市難波・和歌山市間,64.2キロメートル。
なん-きつ【難詰】🔗⭐🔉
なん-きつ [0] 【難詰】 (名)スル
欠点を挙げ,厳しく相手を非難すること。「失態を―する」
なん-くん【難訓】🔗⭐🔉
なん-くん [0] 【難訓】
読み方のむずかしい字訓。
なんこつ-そしき【軟骨組織】🔗⭐🔉
なんこつ-そしき [5] 【軟骨組織】
軟骨細胞とその間を埋める豊富な軟骨基質から成る組織。乳白色または帯黄色で弾性に富み,軟骨を形成する。広義には,結合組織の一つとされる。
なんこつ-まく【軟骨膜】🔗⭐🔉
なんこつ-まく [4] 【軟骨膜】
軟骨組織をおおう膜。白い層をなした繊維性の組織で軟骨の延長。
なんしつ-まい【軟質米】🔗⭐🔉
なんしつ-まい [0] 【軟質米】
(1)水分含有量の多い米。
(2)米の商習慣による区分の一。東北・北陸・山陰地方で産する米。
〔人工乾燥が普及し,天日乾燥による地方差のほとんどなくなった現在では,必ずしも(1)の意味で使われるものではない〕
→硬質米
なんしん-ろん【南進論】🔗⭐🔉
なんしん-ろん [3] 【南進論】
日中戦争開始後,陸軍の北進論に対抗して,海軍を中心に唱えられた,軍需物資を南方進出によって確保しようとする議論。第二次大戦中,1940年(昭和15)の北部仏印進駐として具体化された。
なん-せ【何せ】🔗⭐🔉
なん-せ [1] 【何せ】 (副)
〔「なにせ(何)」の転〕
「何(ナニ)しろ」に同じ。「―遠いから,なかなか足が向かない」
なん-せき【軟石】🔗⭐🔉
なん-せき [0] 【軟石】
質のやわらかい石。硬度の低い石。
なんたい-さん【男体山】🔗⭐🔉
なんたい-さん 【男体山】
栃木県北西部にある日光火山群の一峰。円錐状成層火山。海抜2484メートル。南側の麓(フモト)に二荒山神社・中禅寺湖がある。古くから修験道の山として知られる。二荒山(フタラサン)。国神山。黒髪山。
なんたいへいき【難太平記】🔗⭐🔉
なんたいへいき 【難太平記】
史論書。一巻。今川了俊著。1402年成立。今川氏の家系と父祖以来の事績を子孫に伝えるために書き残したもの。文中「太平記」の誤りを指摘し,修正を加えている。
なん-たら【何たら】🔗⭐🔉
なん-たら [1] 【何たら】
■一■ (連体)
「なんたる(何)」の転。なんという。「今夜も又木戸番か,―事だ面白くもない/にごりえ(一葉)」
■二■ (副)
〔「なんとやら」の転〕
名称や内容がはっきりしないさま。「―かんたら言っていた」「―いふ骨の多い,いやあな焼肴じや/当世書生気質(逍遥)」
なん-たる【何たる】🔗⭐🔉
なん-たる 【何たる】
〔「たる」は断定の助動詞「たり」の連体形〕
■一■ [1] (連体)
(1)強い驚き・詠嘆の気持ちを表す。何という。「―ざまだ」「―失態だ」
(2)どのような。「先ノ世ニ―契リガゴザルカ/天草本平家 2」
■二■ (連語)
何である。「哲学の―かを学ぶ」「人生の―やを知らず」
なん-ちん【難陳】🔗⭐🔉
なん-ちん [0] 【難陳】
(1)互いに言い争って意見を述べること。
(2)歌合(ウタアワセ)で,判者が勝負を決する前に,左右の方人(カタウド)が相手方の和歌を批判し,それに対して陳弁・反駁(ハンバク)すること。難陳歌合。
(3)昔,改元の時学者が集まって,年号の吉凶・典拠を協議したこと。
なん-てき【難敵】🔗⭐🔉
なん-てき [0] 【難敵】
打ち勝つのが困難な相手。手ごわい相手。「―にぶつかる」
なん-てつ【軟鉄】🔗⭐🔉
なん-てつ [0] 【軟鉄】
炭素含有量が0.02パーセント以下と少ない,軟らかい鉄。展延性が大きい。電磁気材料に利用。
なんてん-ちく【南天竹】🔗⭐🔉
なんてん-ちく [3] 【南天竹】
植物ナンテンの漢名。
なんと-ほくれい【南都北嶺】🔗⭐🔉
なんと-ほくれい 【南都北嶺】
奈良興福寺と比叡山延暦寺。
なんと-なし【何と無し】🔗⭐🔉
なんと-なし 【何と無し】 (副)
「なんとなく」に同じ。「―に愛用している」「―一日が過ぎてしまった」
なんと-やら【何とやら】🔗⭐🔉
なんと-やら [1] 【何とやら】 (副)
(1)なんとなく。なにやら。どういう訳か。「―心がおどる」
(2)名称や言葉などをぼかしたり,婉曲に言うときに用いる語。なんとか。「―いう人が来ました」「うわさをすれば―」
なんと-ろくせい【南斗六星】🔗⭐🔉
なんと-ろくせい [5] 【南斗六星】
射手(イテ)座の一部で,北斗七星に似た柄杓(ヒシヤク)状の六つの星。二十八宿の一つである斗(ト)宿を形作る。
なんなり-と【何なりと】🔗⭐🔉
なんなり-と [1][0] 【何なりと】 (副)
何であろうと。何でも。「―お申し付け下さい」
なん-なんせい【南南西】🔗⭐🔉
なん-なんせい [0] 【南南西】
南と南西との中間の方角。
なん-なんとう【南南東】🔗⭐🔉
なん-なんとう [0] 【南南東】
南と南東との中間の方角。
なんなん-と・する【垂んとする】🔗⭐🔉
なんなん-と・する [3] 【垂んとする】 (動サ変)[文]サ変 なんなんと・す
〔「なりなんとす」の転。漢文訓読に由来する語〕
まさになろうとする。「五万人に―・する大観衆」「日没に―・するに及んで/八十日間世界一周(忠之助)」
なん-にも【何にも】🔗⭐🔉
なん-にも [0] 【何にも】 (副)
〔「なにも(何)」の転〕
(1)何事にも。「そんなことをしても―ならない」
〔「―増して」などは,アクセントは [1]〕
(2)(打ち消しの語を伴って)何一つ。少しも。全く。「地位も財産も―ない」「私は―知らない」
なんねい【南寧】🔗⭐🔉
なんねい 【南寧】
中国,広西チワン族自治区の区都。スズ・アンチモニーの集散地。金属・機械工業が盛ん。中国とベトナムとの交通の拠点。ナンニン。
なんねん-かこう【難燃加工】🔗⭐🔉
なんねん-かこう [5] 【難燃加工】
可燃性の物をもえにくくするための加工。建築材料などに施される。防炎加工。
なんのう【南濃】🔗⭐🔉
なんのう 【南濃】
岐阜県南西部,海津(カイヅ)郡の町。養老山地東斜面から揖斐(イビ)川西岸を占める。
なん-まく【軟膜】🔗⭐🔉
なん-まく [0] 【軟膜】
髄膜の内層をなす柔軟な膜。脳・脊髄の表面をぴったりとおおっている。血管・神経繊維に富む。広義には無血管性の蜘蛛膜を含める。
なん-めい【南溟】🔗⭐🔉
なん-めい [0] 【南溟】
〔荘子(逍遥遊)〕
南方にある大きな海。
なん
めり🔗⭐🔉
なん
めり (連語)
〔断定の助動詞「なり」の終止形に推量の助動詞「めり」の付いたものの撥音便の形。撥音「ん」は表記されないことが多い〕
「なめり(連語)」に同じ。「良清などは,おろかならず思す―
めりかしと,にくくぞ思ふ/源氏(明石)」「人の心の隈(クマ)は映ずべき鏡なければ何(イズ)れ思案の外―
めり/滝口入道(樗牛)」
めり (連語)
〔断定の助動詞「なり」の終止形に推量の助動詞「めり」の付いたものの撥音便の形。撥音「ん」は表記されないことが多い〕
「なめり(連語)」に同じ。「良清などは,おろかならず思す―
めりかしと,にくくぞ思ふ/源氏(明石)」「人の心の隈(クマ)は映ずべき鏡なければ何(イズ)れ思案の外―
めり/滝口入道(樗牛)」
なん-めん【南面】🔗⭐🔉
なん-めん [0] 【南面】 (名)スル
(1)南の方に向いていること。
⇔北面
(2)〔「易経(説卦伝)」による。中国で,天子は南に向いて座ることから〕
君主の位につくこと。天子として国を治めること。「彼(カノ)周旦の成王にかはり,―にして一日万機の政(マツリゴト)ををさめ給ひしに准(ナゾラ)へて/平家 1」
なんめん-の-くらい【南面の位】🔗⭐🔉
なんめん-の-くらい ―クラ
【南面の位】
天子の位。帝位。君位。
【南面の位】
天子の位。帝位。君位。
なん-やく【難役】🔗⭐🔉
なん-やく [0] 【難役】
むずかしい役割・役目。「―をこなす」
なん-ら【何等】🔗⭐🔉
なん-ら [1][0] 【何等】 (副)
〔「なにら(何等)」の転〕
(1)(下に打ち消しを伴って)少しも。なにも。「―心配はない」「―の問題もない」
(2)(「なんらの」の形で)なんという。「―の至幸,―の快事/花柳春話(純一郎)」
なんら-か【何等か】🔗⭐🔉
なんら-か [4][1] 【何等か】 (連語)
なにか。いくらか。「―の措置を講ずる必要がある」「二つの事件には―の関係がありそうだ」
なん-ろ【難路】🔗⭐🔉
なん-ろ [1] 【難路】
険しいみち。困難なみち。
なん-ろく【南麓】🔗⭐🔉
なん-ろく [0] 【南麓】
山の南側のふもと。
なんねんせい【難燃性の】(和英)🔗⭐🔉
なんねんせい【難燃性の】
flameproof.
大辞林に「な・ん」で始まるの検索結果 1-49。