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ほうし-うた【法師歌】🔗⭐🔉
ほうし-うた ホフ― [3] 【法師歌】
地歌・上方歌の別称。盲目の法師の専門芸であったためにこう呼ばれた。
ほうし-な【法師名】🔗⭐🔉
ほうし-な ホフ― [3] 【法師名】
出家した者がつける僧としての名。法名(ホウミヨウ)。
ほうし-なり【法師為り・法師成り】🔗⭐🔉
ほうし-なり ホフ― 【法師為り・法師成り】
僧になること。出家すること。「御―の時だにいみじかりしに/栄花(玉の飾)」
ほうし-まさり【法師勝り】🔗⭐🔉
ほうし-まさり ホフ― 【法師勝り】
法師になって人柄が俗人の時より一段と立派になること。「なかなか―したる人になむ侍りける/源氏(若紫)」
ほうし-たい【胞子体】🔗⭐🔉
ほうし-たい ハウ― [0] 【胞子体】
世代交代をする植物の,無性世代の植物体。胞子をつくってふえる。造胞体。
⇔配偶体
ほうし-のう【胞子嚢】🔗⭐🔉
ほうし-のう ハウ―ナウ [3] 【胞子嚢】
胞子を生じ,それを収めている嚢状の生殖器官。子嚢菌類・蘚類およびシダ植物にみられる。子嚢菌類では子嚢,蘚類では
(サク)という。
(サク)という。
ほう-じ【邦字】🔗⭐🔉
ほう-じ ハウ― [0] 【邦字】
我が国の文字。ローマ字などに対して,漢字と仮名。国字。
ほうじ-し【邦字紙】🔗⭐🔉
ほうじ-し ハウ― [3] 【邦字紙】
外国に在留する邦人や日系人を対象とする日本語の新聞。邦字新聞。
ほう-じ【奉事】🔗⭐🔉
ほう-じ [1] 【奉事】 (名)スル
長上に仕えること。奉仕。「君主の臣僕となりて一心之に―するが故に/国体新論(弘之)」
ほう-じ【奉侍】🔗⭐🔉
ほう-じ [1] 【奉侍】 (名)スル
身辺にいてお仕えすること。「其身辺に在りて―す/即興詩人(鴎外)」
ほう-じ【宝字】🔗⭐🔉
ほう-じ [0] 【宝字】
貨幣の表面に刻印された「宝」の字の意。
ほうじ-ぎん【宝字銀】🔗⭐🔉
ほうじ-ぎん [0] 【宝字銀】
宝字丁銀(チヨウギン)と宝字豆板銀のこと。
ほうじ-まめいたぎん【宝字豆板銀】🔗⭐🔉
ほうじ-まめいたぎん [7] 【宝字豆板銀】
宝字丁銀と同時に鋳造通用した豆板銀。
ほう-じ【宝璽】🔗⭐🔉
ほう-じ [1] 【宝璽】
天子の印章。玉璽。御璽。
ほう-じ【抱持】🔗⭐🔉
ほう-じ ハウヂ [1] 【抱持】 (名)スル
かかえ持つこと。「確乎たる目的と期望とを―し/薄命のすず子(お室)」
ほう-じ【法事】🔗⭐🔉
ほう-じ ホフ― [0] 【法事】
死者の追善供養のために行う仏教の行事。死後四九日目,また年忌などに行う。法要。法会。のりごと。
〔元来は,仏教の行事・儀式を広くさす語〕
ほう-じ【保持】🔗⭐🔉
ほう-じ ―ヂ [1] 【保持】
「ほじ(保持)」に同じ。
ほう-じ【捧持】🔗⭐🔉
ほう-じ ―ヂ [1] 【捧持】 (名)スル
ささげ持つこと。「聯隊旗を―するの重任を/肉弾(忠温)」
ほう-じ【報時】🔗⭐🔉
ほう-じ [1] 【報時】
標準時刻を知らせること。また,その一連の事業。日本では JJY のコール-サインで標準電波による無線報時が行われている。
ほう-じ【
示・
爾・榜示】🔗⭐🔉
ほう-じ ハウ― [1] 【
示・
爾・榜示】
〔「ぼうじ」とも〕
(1)杭(クイ)や札を,領地・領田などの境界の目印として立てること。また,その杭や札。
(2)馬場の仕切り。
(3)庭の築垣(ツイガキ)。
示・
爾・榜示】
〔「ぼうじ」とも〕
(1)杭(クイ)や札を,領地・領田などの境界の目印として立てること。また,その杭や札。
(2)馬場の仕切り。
(3)庭の築垣(ツイガキ)。
ほうじ-ぐい【
示杭】🔗⭐🔉
ほうじ-ぐい ハウ―グヒ [3] 【
示杭】
境界のしるしに立ててある杭。さかいぐい。「御足の下なる―は,武蔵・相模両国の境杭/浄瑠璃・神霊矢口渡」
示杭】
境界のしるしに立ててある杭。さかいぐい。「御足の下なる―は,武蔵・相模両国の境杭/浄瑠璃・神霊矢口渡」
ほう-じ【鳳字】🔗⭐🔉
ほう-じ [1] 【鳳字】
〔「世説新語」から。「鳳」の字を分解すると「凡鳥」となることから〕
凡庸の人をあざけっていう語。
ほう-じ【鳳児】🔗⭐🔉
ほう-じ [1] 【鳳児】
鳳(オオトリ)のひな。転じて,将来すぐれた人物になる子供。鳳雛(ホウスウ)。
ほう-じ【褒辞】🔗⭐🔉
ほう-じ [1] 【褒辞】
ほめことば。賛辞。褒詞。
ほうじ【宝治】🔗⭐🔉
ほうじ ホウヂ 【宝治】
年号(1247.2.28-1249.3.18)。寛元の後,建長の前。後深草天皇の代。
ほうじ-かっせん【宝治合戦】🔗⭐🔉
ほうじ-かっせん ホウヂ― 【宝治合戦】
1247年(宝治1),有力御家人三浦氏一族が北条・安達両氏を中心とする幕府軍の攻撃を受けて鎌倉で滅亡した事件。こののち,執権北条時頼を頂点とする得宗家勢力が独裁体制を確立した。三浦氏の乱。
ほう-じ【褒
】🔗⭐🔉
ほう-じ 【褒
】
中国,西周の幽王の寵姫(チヨウキ)。褒は出身国名,
は姓。めったに笑わぬ女で,幽王が変事もないのに狼煙(ノロシ)をあげて諸侯を集めるとはじめて笑った。以後これを繰り返すうち,申侯と西戎(セイジユウ)に侵入されて,狼煙をあげたが諸侯は集まらず,幽王は殺されて西周は滅び,褒
は捕らえられたという。生没年未詳。
】
中国,西周の幽王の寵姫(チヨウキ)。褒は出身国名,
は姓。めったに笑わぬ女で,幽王が変事もないのに狼煙(ノロシ)をあげて諸侯を集めるとはじめて笑った。以後これを繰り返すうち,申侯と西戎(セイジユウ)に侵入されて,狼煙をあげたが諸侯は集まらず,幽王は殺されて西周は滅び,褒
は捕らえられたという。生没年未詳。
ほうじ-ちゃ【焙じ茶】🔗⭐🔉
ほうじ-ちゃ ハウジ― [3][0] 【焙じ茶】
番茶や下級煎茶を強火であぶって独特の香りをもたせたもの。
ほう-じゅ【宝珠】🔗⭐🔉
ほう-じゅ [0] 【宝珠】
〔仏〕
〔梵 ma
i(摩尼)の漢訳〕
「宝珠の玉」に同じ。
i(摩尼)の漢訳〕
「宝珠の玉」に同じ。
ほうじゅ-がしら【宝珠頭】🔗⭐🔉
ほうじゅ-がしら [4] 【宝珠頭】
欄干の架木(ホコギ)の頭などに取り付けた宝珠の形の飾り。擬宝珠(ギボシ)。
ほうじゅ-の-たま【宝珠の玉】🔗⭐🔉
ほうじゅ-の-たま 【宝珠の玉】
〔仏〕 上方がとがり,火炎が燃え上がっている様子を表した玉。これによって思うことがかなえられると説く。如意宝珠。宝珠。
→摩尼(マニ)
宝珠の玉
[図]
[図]
ほうじゅ-ばしら【宝珠柱】🔗⭐🔉
ほうじゅ-ばしら [4] 【宝珠柱】
勾欄(コウラン)の柱で,頭に擬宝珠を取り付けたもの。
ほう-じゅう【放銃】🔗⭐🔉
ほう-じゅう ハウ― [0] 【放銃】
麻雀用語。「振り込み{(2)}」に同じ。
ほう-じゅう【放縦】🔗⭐🔉
ほう-じゅう ハウ― [0] 【放縦】 (名・形動)[文]ナリ
勝手気ままに振る舞う・こと(さま)。ほうしょう。「―な生活」
[派生] ――さ(名)
ほう-じゅく【法粥】🔗⭐🔉
ほう-じゅく ホフ― [0] 【法粥】
禅寺で朝食に食べるかゆ。
ほう-じゅく【豊熟】🔗⭐🔉
ほう-じゅく [0] 【豊熟】 (名)スル
穀物がよくみのること。豊作。「稲がみごとに―する」
ほう-じゅつ【方術】🔗⭐🔉
ほう-じゅつ ハウ― [0] 【方術】
(1)方法。手段。
(2)技術。わざ。
(3)仙人の使う霊妙な術。神仙術。法術。
ほう-じゅつ【法術】🔗⭐🔉
ほう-じゅつ ハフ― [0][1] 【法術】
(1)法理の運用の術。
(2)法律によって国を治める術。法家の術。
(3)方法。手段。「これすなはち坐禅の―なり/正法眼蔵」
(4)「方術{(3)}」に同じ。「―を以て顕はれずと云ふとも,自然(オノズカ)ら事顕はれなん/今昔 24」
ほう-じゅつ【砲術】🔗⭐🔉
ほう-じゅつ ハウ― [0] 【砲術】
火砲の操作,射撃,火薬の調合などを行う武術。「―家」
ほう-じゅん【芳潤】🔗⭐🔉
ほう-じゅん ハウ― [0] 【芳潤】 (名・形動)[文]ナリ
かぐわしくうるおいのある・こと(さま)。「文は漢魏の―に漱(クチスス)いで万巻の書を諳(ソラ)んじ/太平記 12」
ほう-じゅん【芳醇】🔗⭐🔉
ほう-じゅん ハウ― [0] 【芳醇】 (名・形動)[文]ナリ
酒の香りが高く味がよいこと。「―な酒」「―な香り」
[派生] ――さ(名)
ほう-じゅん【豊潤】🔗⭐🔉
ほう-じゅん [0] 【豊潤】 (名・形動)[文]ナリ
ゆたかでうるおいのあること。ゆたかでみずみずしいこと。また,そのさま。「―な果物」「―な肉体」
[派生] ――さ(名)
ほう-じょ【幇助】🔗⭐🔉
ほう-じょ ハウ― [1] 【幇助】 (名)スル
(1)手助けをすること。「ペートル,クラポキン侯等の,外より之を―するあり/鬼啾々(夢柳)」
(2)〔法〕 有形無形の方法により他人の違法な行為の実現を容易にすること。「正犯を―したる者」
ほう-じょう【方丈】🔗⭐🔉
ほう-じょう ハウヂヤウ [0] 【方丈】
(1)一丈四方,四畳半ほどの広さ。また,その広さの部屋や建物。「広さはわづかに―/方丈記」
(2)〔インドの維摩居士の居室が一丈四方であったという故事から〕
寺の住職の居室。また,住職の俗称。
(3)中国の神仙思想で,神仙が住むとする想像上の山。
ほう-じょう【芳情】🔗⭐🔉
ほう-じょう ハウジヤウ [0] 【芳情】
他人の親切な心遣いや気持ちを敬っていう語。芳志。
ほう-じょう【奉上】🔗⭐🔉
ほう-じょう ―ジヤウ [0] 【奉上】
(1)貴い人や目上の人などに差し上げること。また,書状の名あてに添える語。
(2)主君のために尽くすこと。
ほう-じょう【放生】🔗⭐🔉
ほう-じょう ハウジヤウ [0] 【放生】
捕らえた生き物を逃がしてやること。仏教の善行の一。「長命なる者は先生(センジヨウ)に―を行ぜし者ぞ/今昔 3」
ほうじょう-え【放生会】🔗⭐🔉
ほうじょう-え ハウジヤウ
[3] 【放生会】
供養のため,捕らえられた生き物を放してやる儀式。陰暦八月一五日(現在では石清水祭の名で九月一五日)に石清水八幡宮の神事に行われるものが有名。[季]秋。《―べに紐かけて雀籠/村上鬼城》
[3] 【放生会】
供養のため,捕らえられた生き物を放してやる儀式。陰暦八月一五日(現在では石清水祭の名で九月一五日)に石清水八幡宮の神事に行われるものが有名。[季]秋。《―べに紐かけて雀籠/村上鬼城》
ほうじょう-でん【放生田】🔗⭐🔉
ほうじょう-でん ハウジヤウ― [3] 【放生田】
奈良・平安時代,放生の費用にあてるため諸国に置かれた雑色田の一。不輸租田(フユソデン)。
ほう-じょう【法杖】🔗⭐🔉
ほう-じょう ホフヂヤウ [0] 【法杖】
座禅のとき,眠気を催した者などを戒めるのに用いる杖。禅杖。
ほう-じょう【法条】🔗⭐🔉
ほう-じょう ハフデウ [0] 【法条】
(1)のり。おきて。法規。
(2)法令の条項。法律の条文。
ほうじょう-きょうごう【法条競合】🔗⭐🔉
ほうじょう-きょうごう ハフデウキヤウガフ [5] 【法条競合】
一つの行為が二つ以上の刑罰法規に該当する場合で,その一つだけが適用されること。
ほう-じょう【法帖】🔗⭐🔉
ほう-じょう ハフデフ [0] 【法帖】
習字の手本や鑑賞用に,先人の筆跡を模写したり臨写したもの。また,石や木に刻んで印刷した折り本。法書。墨帖。墨本。
ほうじょう-じたて【法帖仕立て】🔗⭐🔉
ほうじょう-じたて ハフデフ― [5] 【法帖仕立て】
冊子本の装丁の一種。各葉の表を内側にして二つ折りにしたものを重ね,折り目の反対側の端の裏面を次の紙葉の裏面に貼りつないだもの。
ほう-じょう【法城】🔗⭐🔉
ほう-じょう ホフジヤウ [0] 【法城】
(1)〔仏〕 仏法が諸悪から守ってくれることを城にたとえていう語。
(2)宗団。寺院。
ほう-じょう【法場】🔗⭐🔉
ほう-じょう ホフヂヤウ [0] 【法場】
仏法を修行する場所。仏寺。
ほう-じょう【豊壌】🔗⭐🔉
ほう-じょう ―ジヤウ [0] 【豊壌】
肥えた土地。沃土。沃地。
ほう-じょう【豊穣】🔗⭐🔉
ほう-じょう ―ジヤウ [0] 【豊穣】 (名・形動)[文]ナリ
穀物が豊かにみのる・こと(さま)。「―の秋」「五穀―」
[派生] ――さ(名)
ほう-じょう【豊饒】🔗⭐🔉
ほう-じょう ―ゼウ [0] 【豊饒】 (名・形動)[文]ナリ
地味が肥えていて作物がよくみのる・こと(さま)。ほうにょう。「―な土地」
[派生] ――さ(名)
ほう-じょう【鳳城】🔗⭐🔉
ほう-じょう ―ジヤウ [0] 【鳳城】
〔中国漢代の宮城の門の上に銅の鳳凰を飾ったことから〕
(1)宮城。御所。
(2)都。都城。京師。
ほう-じょう【褒状】🔗⭐🔉
ほう-じょう ―ジヤウ [0] 【褒状】
ほめる言葉をしるした書き付け。賞状。
ほうじょう【北条】🔗⭐🔉
ほうじょう ホウデウ 【北条】
愛媛県北部,高縄(タカナワ)半島北西部にある市。水田農業やタマネギなどの栽培が盛ん。繊維工業のほか,鹿峰(カノミネ)瓦を特産。
ほうじょう【北条】🔗⭐🔉
ほうじょう ホウデウ 【北条】
姓氏の一。
(1)桓武平氏。平貞盛の子孫時家が伊豆北条に住んで北条氏を称したのに始まる。鎌倉幕府創業に功があり,のち執権職として幕府の実権を掌握。
(2)小田原を本拠とした戦国大名。伊勢長氏(北条早雲)を祖とする。後北条氏。
→北条(1)[表]
ほうじょう-うじつな【北条氏綱】🔗⭐🔉
ほうじょう-うじつな ホウデウウヂツナ 【北条氏綱】
(1486-1541) 戦国時代の武将。早雲の子。上杉朝興・里見義弘・足利義明らを破り,後北条氏の南関東における支配権を確立。
ほうじょう-うじなお【北条氏直】🔗⭐🔉
ほうじょう-うじなお ホウデウウヂナホ 【北条氏直】
(1562-1591) 戦国時代の武将。氏政の子。母は武田信玄の娘。後北条氏五代当主。豊臣秀吉の小田原攻略の時,籠城数か月後に開城,高野山に籠居した。
ほうじょう-うじなが【北条氏長】🔗⭐🔉
ほうじょう-うじなが ホウデウウヂナガ 【北条氏長】
(1609-1670) 江戸初期の旗本。北条流兵学の祖。小田原の後北条氏の裔。小姓組から累進し大目付。蘭人に兵学を学び軍制の体系化に尽力。著「兵法雄鑑」「士鑑用法」など。
ほうじょう-うじまさ【北条氏政】🔗⭐🔉
ほうじょう-うじまさ ホウデウウヂマサ 【北条氏政】
(1538-1590) 戦国時代の武将。氏康の子。武田・佐竹氏らと戦い,東海地方にも勢力を伸ばした。豊臣秀吉の小田原攻略に際し,籠城の末降伏,弟氏照と共に自刃した。
ほうじょう-うじやす【北条氏康】🔗⭐🔉
ほうじょう-うじやす ホウデウウヂヤス 【北条氏康】
(1515-1571) 戦国時代の武将。氏綱の子。1551年,扇谷(オウギガヤツ)・山内両上杉氏を河越に破り,61年上杉謙信を敗走させ,伊豆・相模・武蔵・上野を領有,後北条氏の全盛期を築いた。また,足利学校の復興を援助。
ほうじょう-かてい【北条霞亭】🔗⭐🔉
ほうじょう-かてい ホウデウ― 【北条霞亭】
(1780-1823) 江戸後期の漢詩人。志摩の人。名は襄,字(アザナ)は子譲・景陽,霞亭は号。京や江戸で学んだ後,菅茶山に迎えられて廉塾の塾頭となり,ついで福山藩儒となった。著「霞亭摘藁」「霞亭渉筆」ほか。
ほうじょう-さねとき【北条実時】🔗⭐🔉
ほうじょう-さねとき ホウデウ― 【北条実時】
(1224-1276) 鎌倉中期の武将。義時の孫。称名寺殿とも。引付衆・評定衆などを歴任。武蔵六浦荘金沢郷に住んで称名寺を建立,多くの書物を収集・書写して金沢文庫の基礎を築いた。金沢実時。
ほうじょう-しげとき【北条重時】🔗⭐🔉
ほうじょう-しげとき ホウデウ― 【北条重時】
(1198-1261) 鎌倉前期の武将。義時の子。極楽寺殿とも。兄泰時を助けて六波羅探題・連署を務めた。「重時家訓」は武家家訓の初源。極楽寺を創設。
ほうじょう-そううん【北条早雲】🔗⭐🔉
ほうじょう-そううん ホウデウサウウン 【北条早雲】
(1432-1519) 室町後期の武将。後北条氏の祖。初め伊勢新九郎長氏と称し,出家して早雲庵宗瑞と号す。駿河の今川氏を頼って次第に頭角を現した。のち堀越公方(足利茶々丸)を倒して伊豆韮山(ニラヤマ)に進出,小田原を本拠として南関東制覇の基礎を築いた。家訓に「早雲寺殿廿一箇条」がある。
ほうじょう-たかとき【北条高時】🔗⭐🔉
ほうじょう-たかとき ホウデウ― 【北条高時】
(1303-1333) 鎌倉幕府第一四代執権。貞時の子。法名,崇鑑。一四歳で執権となったが,内管領長崎高資らに実権を握られ遊宴にふけったため幕政は混乱。元弘の乱で後醍醐天皇を隠岐に配流し光厳天皇を擁立したが,新田義貞に鎌倉を攻められ東勝寺で自刃した。
ほうじょう-たみお【北条民雄】🔗⭐🔉
ほうじょう-たみお ホウデウタミヲ 【北条民雄】
(1914-1937) 小説家。ソウル生まれ。川端康成に師事。ハンセン病患者という自己の極限状況を凝視し,柔軟な感性でとらえた作品で知られる。作「いのちの初夜」など。
ほうじょう-だんすい【北条団水】🔗⭐🔉
ほうじょう-だんすい ホウデウ― 【北条団水】
(1663-1711) 江戸前・中期の俳人・浮世草子作者。名,義延。別号,白眼居士・滑稽堂など。西鶴庵二代目となり西鶴の遺稿を刊行。自ら浮世草子を著す一方で,俳諧・雑俳の点者としても活躍した。編著「団袋」「日本新永代蔵」など。
ほうじょう-ときふさ【北条時房】🔗⭐🔉
ほうじょう-ときふさ ホウデウ― 【北条時房】
(1175-1240) 鎌倉前期の武将。時政の子,義時の弟。承久の乱に甥の北条泰時とともに幕府軍を率いて上洛。泰時が執権になると連署としてこれを補佐した。
ほうじょう-ときまさ【北条時政】🔗⭐🔉
ほうじょう-ときまさ ホウデウ― 【北条時政】
(1138-1215) 鎌倉幕府初代執権。伊豆の人。源頼朝の妻政子の父。通称,四郎。鎌倉幕府創業の功臣。頼朝の死後,二代将軍頼家を謀殺,実朝を擁立して北条氏の幕政の実権掌握への道を開いた。後妻牧の方の陰謀に与し,政子・義時らに阻まれ失敗,伊豆に退隠。
ほうじょう-ときむね【北条時宗】🔗⭐🔉
ほうじょう-ときむね ホウデウ― 【北条時宗】
(1251-1284) 鎌倉幕府八代執権。時頼の子。通称,相模太郎。文永・弘安の両度の元寇に際し,強硬に幕政を指導して,これを退けた。また,禅宗に帰依して宋から無学祖元を招き,円覚寺の開山とした。
ほうじょう-ときゆき【北条時行】🔗⭐🔉
ほうじょう-ときゆき ホウデウ― 【北条時行】
(?-1353) 南北朝時代の武将。高時の子。鎌倉幕府滅亡後,幕府再興を図り挙兵したが足利尊氏のため敗走(中先代の乱)。その後も南朝方に従って何度か挙兵したが,鎌倉で捕らえられ,竜
口で斬られた。中先代。
口で斬られた。中先代。
ほうじょう-ときより【北条時頼】🔗⭐🔉
ほうじょう-ときより ホウデウ― 【北条時頼】
(1227-1263) 鎌倉幕府五代執権。泰時の孫,母は松下禅尼。最明寺殿とも。1247年,三浦泰村一族を滅ぼし北条氏の独裁体制を確立,引付衆を設置して訴訟制度を整備。また,民政に意を尽くしたことから,諸国民情視察遍歴の伝説が生じた。
→鉢の木
ほうじょう-まさこ【北条政子】🔗⭐🔉
ほうじょう-まさこ ホウデウ― 【北条政子】
(1157-1225) 源頼朝の妻。北条時政の女(ムスメ)。頼家・実朝の母。頼朝の死後は父時政・弟義時とともに幕政に参与。実朝の死後,京都から九条頼経を四代将軍に迎え,自ら後見として幕政を裁断したので尼将軍と称された。
ほうじょう-まさむら【北条政村】🔗⭐🔉
ほうじょう-まさむら ホウデウ― 【北条政村】
(1205-1273) 鎌倉幕府七代執権。義時の子。1256年連署,64年執権,68年時宗に執権を譲って再び連署となった。
ほうじょう-やすとき【北条泰時】🔗⭐🔉
ほうじょう-やすとき ホウデウ― 【北条泰時】
(1183-1242) 鎌倉幕府三代執権。義時の子。江馬太郎と称す。常楽寺殿とも。承久の乱に幕府軍を率いて上洛,乱後,初代六波羅探題。1225年評定衆を設置。32年に制定した「御成敗式目」は以後の武家法の規範となった。
ほうじょう-いん【宝生院】🔗⭐🔉
ほうじょう-いん ホウジヤウ
ン 【宝生院】
大須観音の真福寺の院号。
ン 【宝生院】
大須観音の真福寺の院号。
ほうじょうき【方丈記】🔗⭐🔉
ほうじょうき ハウヂヤウキ 【方丈記】
随筆。一巻。1212年成立。鴨長明著。冒頭で人と栖(スミカ)の無常をうたい上げ,五つの天災の体験を述べて裏付けたあと,世俗を捨てた閑居生活の楽しさを語り,さらに仏徒としての自己を顧みて結ぶ。流麗な和漢混交文で綴られる。
ほうじょう-きたい【胞状奇胎】🔗⭐🔉
ほうじょう-きたい ハウジヤウ― [5] 【胞状奇胎】
妊娠初期に胎盤を形成する絨毛膜の絨毛が病的に増殖し,葡萄(ブドウ)状の嚢胞(ノウホウ)になって子宮腔を満たすもの。大出血を伴って流産したり,癌が発生する確率が高い。俗に「ぶどう子」と呼ばれる。葡萄状鬼胎。
ほうじょうくだいき【北条九代記】🔗⭐🔉
ほうじょうくだいき ホウデウ― 【北条九代記】
(1)歴史書。二巻。作者未詳。1333年頃の成立。1183年から1332年までの鎌倉幕府関係の歴史を年代記風に漢文で記す。
(2)戦記物語。一二巻。浅井了意著という。1675年刊。北条時政から貞時に至る,執権北条氏九代の歴史を通俗的に記したもの。鎌倉北条九代記。鎌倉九代記。
ほうじょう-じ【法成寺】🔗⭐🔉
ほうじょう-じ ホフジヤウ― 【法成寺】
京都市左京区の鴨川の西岸にあった寺。1022年藤原道長の建立。顕・密・浄・禅諸宗の混在した寺で,道長は無量寿院に住した。たびたび火災にあい,南北朝時代に廃絶。通称,京極御堂(ミドウ)・御堂。
ほう-じょうじゅ【法成就】🔗⭐🔉
ほう-じょうじゅ ホフジヤウジユ [3] 【法成就】
密教の祈祷修法(キトウスホウ)によって,その効果があらわれたこと。
ほうじょうづ【放生津】🔗⭐🔉
ほうじょうづ ハウジヤウヅ 【放生津】
富山県新湊市の古名。中世,日本海側の海陸交通の要衝として栄えた。
ほうじ【邦字新聞】(和英)🔗⭐🔉
ほうじ【邦字新聞】
a Japanese newspaper.
ほうじ【法事(を行なう)】(和英)🔗⭐🔉
ほうじ【法事(を行なう)】
(hold) a memorial service.
ほうじちゃ【焙じ茶】(和英)🔗⭐🔉
ほうじちゃ【焙じ茶】
roasted tea.
ほうじょ【幇助】(和英)🔗⭐🔉
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