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ころも【衣】🔗⭐🔉
ころも [0] 【衣】
(1)人が身にまとうものの総称。衣服。きもの。きぬ。
(2)僧尼の着る衣服。法衣(ホウエ)。僧衣。法服。「墨染めの―」
(3)揚げ物や菓子などの,中の種を包んでいる皮。
ころも-がえ【衣替え・更衣】🔗⭐🔉
ころも-がえ ―ガヘ [0] 【衣替え・更衣】 (名)スル
(1)衣服を着かえること。着がえ。「鈍色の直衣・指貫うすらかに―して/源氏(葵)」
(2)季節に応じて衣服や調度をかえること。平安朝では,四月一日と一〇月一日にそれぞれ夏装束・冬装束に改めた。室町・江戸時代にはさらに細かい決まりがあった。現在は制服については,六月一日と一〇月一日を目安として行われている。[季]夏。
(3)(比喩的に)建物や街路などの外装や内装を一新すること。
(4)男女が互いに衣服を取りかえて共寝すること。「―せむやさきむだちや/催馬楽」
ころも-がゆ【衣粥】🔗⭐🔉
ころも-がゆ [3] 【衣粥】
⇒霜月粥(シモツキガユ)
ころも-じらみ【衣虱】🔗⭐🔉
ころも-じらみ [4] 【衣虱】
ヒトジラミのうち,衣服におおわれた部分につくもの。体長3ミリメートル内外。発疹チフス・五日熱・回帰熱などを媒介する。頭部につくアタマジラミは同種の別の生態型。キモノジラミ。
ころも-で【衣手】🔗⭐🔉
ころも-で [0][3] 【衣手】
■一■ (名)
袖。「沖辺より寄せ来る波に―濡れぬ/万葉 3709」
■二■ (枕詞)
袖をひたす(濡れる)意から同音を含む地名「常陸(ヒタチ)」にかかる。「―常陸の国の二並ぶ筑波の山を/万葉 1753」
ころも-で-の【衣手の】🔗⭐🔉
ころも-で-の 【衣手の】 (枕詞)
(1)手(タ)の縁から同音を含む地名「田上(タナカミ)山」「高屋」などにかかる。「いはばしる近江の国の―田上山の/万葉 50」「―高屋(タカヤ)の上にたなびくまでに/万葉 1706」
(2)翻ることから,「返る」にかかる。「―かへりも知らず/万葉 3276」
(3)袖が両方に分かれていることから,「別る」にかかる。「―別れし時よ/万葉 4101」
(4)「真若の浦」にかかる。かかり方未詳。「―真若の浦の/万葉 3168」
(5)地名「名木(ナキ)」にかかる。かかり方未詳。「―名木の川辺を春雨に/万葉 1696」
ころも-で-を【衣手を】🔗⭐🔉
ころも-で-を 【衣手を】 (枕詞)
砧(キヌタ)で打つの意から,同音の「打廻(ウチミ)」にかかる。「―打廻の里にある我を/万葉 589」
ころも-のうら-の-たま【衣の裏の珠】🔗⭐🔉
ころも-のうら-の-たま 【衣の裏の珠】
〔「法華経(五百弟子授記品)」にある話から〕
大乗の真実の教えを説かれてもそのありがたみがわからなかった者が,法華経を聞いて悟ることができたというたとえ。衣の珠。
ころも-の-たま【衣の珠】🔗⭐🔉
ころも-の-たま 【衣の珠】
「衣の裏の珠」に同じ。
ころも-ばこ【衣筥】🔗⭐🔉
ころも-ばこ 【衣筥】
衣類を入れる箱。唐櫃に似て脚がついていた。
ころも-へん【衣偏】🔗⭐🔉
ころも-へん [0] 【衣偏】
漢字の偏の一。「袖」「被」などの「
」の部分。
〔漢和辞典では一般に「衣」(六画)部に配列される〕
」の部分。
〔漢和辞典では一般に「衣」(六画)部に配列される〕
ころも-や【衣屋】🔗⭐🔉
ころも-や [0] 【衣屋】
僧衣を作って売る家。また,売る人。
ころも【挙母】🔗⭐🔉
ころも 【挙母】
愛知県豊田(トヨタ)市の旧名。
ころも-がわ【衣川】🔗⭐🔉
ころも-がわ ―ガハ 【衣川】
岩手県南西部を流れる北上川の支流。((歌枕))「袂より落つる涙は陸奥(ミチノク)の―とぞいふべかりける/拾遺(恋二)」
ころもがわ-の-せき【衣川の関】🔗⭐🔉
ころもがわ-の-せき ―ガハ― 【衣川の関】
⇒衣(コロモ)の関(セキ)
ころもがわ-の-たて【衣川の館】🔗⭐🔉
ころもがわ-の-たて ―ガハ― 【衣川の館】
(1)岩手県胆沢郡衣川村付近に設けられた古代の館・城柵。前九年の役で陸奥の安倍貞任が源頼義に敗れた激戦場。ころものたて。
(2)高館(タカダチ)の別名。
ころも-の-せき【衣の関】🔗⭐🔉
ころも-の-せき 【衣の関】
中古,安倍氏が設置した関所。中尊寺金色堂の北西にあった。衣川の関。衣が関。((歌枕))
ころも【衣】(和英)🔗⭐🔉
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