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かし-あげ【借上】🔗⭐🔉
かし-あげ 【借上】
鎌倉時代から室町時代初期,高利貸し業者の称。のちの土倉(ドソウ)。かりあげ。
かり【借り】🔗⭐🔉
かり [0] 【借り】
〔「借る」「借りる」の連用形から〕
(1)借りること。また,借りたもの。特に借金。
(2)相手から受けて,報いなければならないと感ずる利益・恩恵。負い目。または,恨み。「一つ―ができた」「この―は必ず返す」
(3)「借り方」の略。
⇔貸し
かり-あげ【借(り)上げ】🔗⭐🔉
かり-あげ [0] 【借(り)上げ】
(1)借り上げること。
(2)江戸時代,各藩で財政に困窮して,家臣から借りる形式で,俸禄(ホウロク)を減らしたこと。借知(カリチ)。
(3)「貸し上げ」に同じ。
かり-あ・げる【借(り)上げる】🔗⭐🔉
かり-あ・げる [4][0] 【借(り)上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 かりあ・ぐ
目上の者が目下の者から,または官庁が民間から金品を借りる。「民家を―・げて宿舎にあてる」
かり-いえ【借(り)家】🔗⭐🔉
かり-いえ ―イヘ [0] 【借(り)家】
⇒しゃくや(借家)
かり-いれ【借(り)入れ】🔗⭐🔉
かり-いれ [0] 【借(り)入れ】 (名)スル
借り入れること。しゃくにゅう。
⇔貸し出し
「資金を―する」
かり-い・れる【借(り)入れる】🔗⭐🔉
かり-い・れる [4][0] 【借(り)入れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 かりい・る
金銭や商品を他から借りて自分の使用にあてる。借りる。「銀行から資金を―・れる」
かり-う・ける【借(り)受ける】🔗⭐🔉
かり-う・ける [4] 【借(り)受ける】 (動カ下一)[文]カ下二 かりう・く
「借りる」のやや改まった言い方。借りて受け取る。「ホテルを―・けて保養所とする」
かり-かえ【借(り)換え】🔗⭐🔉
かり-かえ ―カヘ [0] 【借(り)換え】 (名)スル
(1)新たに金を借りて,今までの借金の返却にあてること。「期末に―する」
(2)新しく公社債を発行して,以前に発行した公社債の償還にあてること。
かりかえ-さい【借換債】🔗⭐🔉
かりかえ-さい ―カヘ― [4] 【借換債】
満期のきた債券を償還する資金の調達のために新たに発行される債券。
かり-か・える【借(り)換える】🔗⭐🔉
かり-か・える ―カヘル [3][4] 【借(り)換える】 (動ア下一)[文]ハ下二 かりか・ふ
前に借りた分を返して,新しくまた借りる。「図書館の本を―・える」「利率の低いローンに―・える」
かり-かた【借(り)方】🔗⭐🔉
かり-かた [0] 【借(り)方】
(1)物を借りる方法。「―がうまい」
(2)借りた側の人。借り手。「―にまわる」
(3)複式簿記で,資産の増加,負債・資本の減少,損失の発生などを記入する勘定口座の左側の欄。借り。
⇔貸方(カシカタ)
かり-ぎ【借(り)着】🔗⭐🔉
かり-ぎ [0] 【借(り)着】 (名)スル
衣服を借りて着ること。また,その衣服。
かり-き・る【借(り)切る】🔗⭐🔉
かり-き・る [3] 【借(り)切る】 (動ラ五[四])
ある期間,特定の人が全部借りてしまう。
⇔貸し切る
「研修会でホテルを一週間―・る」「バス一台を―・る」
[可能] かりきれる
かり-こし【借(り)越し】🔗⭐🔉
かり-こし [0] 【借(り)越し】
(1)一定限度以上に借りること。
(2)貸しよりも,借りが多いこと。また,その金。特に,当座預金についていう。
⇔貸し越し
かり-こ・す【借(り)越す】🔗⭐🔉
かり-こ・す [3] 【借(り)越す】 (動サ五[四])
一定の限度以上に借りる。
かり-じ【借(り)字】🔗⭐🔉
かり-じ [0] 【借(り)字】
「当(ア)て字(ジ)」に同じ。
かり-ずまい【借り住(ま)い】🔗⭐🔉
かり-ずまい ―ズマヒ [3] 【借り住(ま)い】 (名)スル
家を賃借して住むこと。また,その家。借屋住まい。
かり-たお・す【借(り)倒す】🔗⭐🔉
かり-たお・す ―タフス [4] 【借(り)倒す】 (動サ五[四])
金品を借りたまま返さないですます。踏み倒す。「借金を―・す」
かり-だ・す【借(り)出す】🔗⭐🔉
かり-だ・す [3][0] 【借(り)出す】 (動サ五[四])
借りて持ち出す。「図書館から本を―・す」
[可能] かりだせる
かり-だな【借(り)店】🔗⭐🔉
かり-だな 【借(り)店】
店賃(タナチン)を出して借りた家。借家(シヤクヤ)。
かり-ち【借(り)地】🔗⭐🔉
かり-ち [0] 【借(り)地】
借りた土地。しゃくち。
かり-ちん【借(り)賃】🔗⭐🔉
かり-ちん [2] 【借(り)賃】
物を借りて支払う料金。
⇔貸し賃
かりっ-ぱなし【借りっ放し】🔗⭐🔉
かりっ-ぱなし [0] 【借りっ放し】
借りたままで返さないこと。「本を―にする」
かり-て【借(り)手】🔗⭐🔉
かり-て [0] 【借(り)手】
金や物を借りる人。借り主。
⇔貸し手
かり-どり【借り取り】🔗⭐🔉
かり-どり 【借り取り】
借りた物を自分の物にしてしまうこと。「何も―にするといふではあるまいし/歌舞伎・四谷怪談」
かり-ぬし【借(り)主】🔗⭐🔉
かり-ぬし [2] 【借(り)主】
金や物を借りる方の人。借り手。
⇔貸し主
かり-もの【借(り)物】🔗⭐🔉
かり-もの [0] 【借(り)物】
(1)人から借りたもの。
(2)人真似で,本当に自分のものになっていない物事。「―の思想」
かり-や【借(り)家】🔗⭐🔉
かり-や [0] 【借(り)家】
借りた家。しゃくや。
か・りる【借りる】🔗⭐🔉
か・りる [0] 【借りる】 (動ラ上一)
〔四段動詞「借る」の上一段化。近世江戸語以降のもの〕
(1)あとで返す約束で,他人の品物や金銭を自分の用に使う。有償にも無償にも言う。借用する。
⇔貸す
「本を―・りる」「銀行から資金を―・りる」「事務所を―・りる」
(2)他人の能力などを使わせてもらう。「知恵を―・りる」「猫の手も―・りたいくらい忙しい」「兄弟子の胸を―・りる」
(3)仮に他のものを使う。臨時にある用途に当てる。「ゲーテの言葉を―・りれば,…」「この場を―・りて」「名を―・りる」
借りて来た猫(ネコ)のよう🔗⭐🔉
借りて来た猫(ネコ)のよう
ふだんと違っておとなしくかしこまっている様子をいう言葉。
か・る【借る】🔗⭐🔉
か・る 【借る】 (動ラ四)
(1)「借りる{(1)}」に同じ。「車なども誰にか―・らむ/堤中納言(はいずみ)」
(2)「借りる{(2)}」に同じ。「いかが他の力を―・るべき/方丈記」
(3)「借りる{(3)}」に同じ。「をとめの姿をば―・らせ給ひけるなれ/平家 4」
(4)別の座敷に出ている遊女を呼ぶ。また,遊女を見立てるために揚屋から呼ぶ。「まづ大橋(=遊女ノ名)を―・る約にさつしやりませい/歌舞伎・幼稚子敵討」
〔近世江戸語以降,上一段化して「借りる」の形が用いられるようになる。ただし西日本では現代も用いられている。「本をかった(=借リタ)」〕
借る時の=地蔵顔(ジゾウガオ)(=恵比寿顔(エビスガオ))済(ナ)す時の閻魔顔(エンマガオ)🔗⭐🔉
借る時の=地蔵顔(ジゾウガオ)(=恵比寿顔(エビスガオ))済(ナ)す時の閻魔顔(エンマガオ)
物を借りる時には,にこにこするが,それを返済する時には渋い顔をすることのたとえ。
しゃく-い【借位】🔗⭐🔉
しゃく-い ―
[1] 【借位】
(1)仮に授けられた位階。古代,無位の者が,貴人に謁見,または外国に派遣されるときなどに行われた。
(2)勅許を受けるまでの間,国司がその管内の神社に仮に授けた位階。
[1] 【借位】
(1)仮に授けられた位階。古代,無位の者が,貴人に謁見,または外国に派遣されるときなどに行われた。
(2)勅許を受けるまでの間,国司がその管内の神社に仮に授けた位階。
しゃく-おん【借音】🔗⭐🔉
しゃく-おん [0] 【借音】
国語を漢字で表記する際,漢字の本来の意義と関係なく,その字音を借りて当てはめたもの。主として上代のものについていう。万葉仮名で,「らむ」を「濫」,「はな」を「波奈」と書く類。
→借訓
しゃく-ぎん【借銀】🔗⭐🔉
しゃく-ぎん 【借銀】
かねを借りること。また,借りたかね。借金。「八百五十貫目の―といふ/浮世草子・胸算用 2」
しゃく-けい【借景】🔗⭐🔉
しゃく-けい [0] 【借景】
⇒しゃっけい(借景)
しゃく-ざい【借財】🔗⭐🔉
しゃく-ざい [0] 【借財】 (名)スル
借金をすること。また,借金。
しゃく-しょ【借書】🔗⭐🔉
しゃく-しょ [0] 【借書】
借用の証文。
しゃく-じょう【借状】🔗⭐🔉
しゃく-じょう ―ジヤウ [0] 【借状】
借用の証文。
しゃく-せん【借銭】🔗⭐🔉
しゃく-せん [3][0] 【借銭】
(1)金を借りること。借金。借財。
(2)「借銭乞い」の略。
しゃくせん-こい【借銭乞ひ】🔗⭐🔉
しゃくせん-こい ―コヒ 【借銭乞ひ】
借金取り。
しゃく-たい【借貸】🔗⭐🔉
しゃく-たい [0] 【借貸】
(1)かしかり。
(2)奈良・平安時代,貧民救済などのために官稲を無利息で貸したこと。賑貸(シンタイ)。
→出挙(スイコ)
しゃく-たく【借宅】🔗⭐🔉
しゃく-たく [0] 【借宅】
家を借りること。また,その家。
しゃく-ち【借地】🔗⭐🔉
しゃく-ち [0] 【借地】 (名)スル
土地を借りること。また,借りた土地。
しゃく-ま【借間】🔗⭐🔉
しゃく-ま [0] 【借間】 (名)スル
部屋を借りること。また,借りた部屋。
しゃく-や【借家】🔗⭐🔉
しゃく-や [0] 【借家】 (名)スル
人から家を借りること。また,借りた家。しゃっか。「―住まい」
しゃくや=栄えて母屋(オモヤ)倒る🔗⭐🔉
――栄えて母屋(オモヤ)倒る
恩恵を受けた人が栄えて,恩恵を施した人が落ちぶれるたとえ。
しゃくや-けん【借家権】🔗⭐🔉
しゃくや-けん [3] 【借家権】
借家人がその建物に継続的に居住することができる等の借家人の権利。主に借地借家法により保護されている。
しゃくや-にん【借家人】🔗⭐🔉
しゃくや-にん [0] 【借家人】
家を借りている人。店子(タナコ)。
しゃくや-ほう【借家法】🔗⭐🔉
しゃくや-ほう ―ハフ 【借家法】
〔「しゃっかほう」とも〕
借家人の権利の保護を目的とする法律。1921年(大正10)制定。91年(平成3)借地借家法に吸収廃止。
しゃっ-か【借家】🔗⭐🔉
しゃっ-か シヤク― [0] 【借家】 (名)スル
「しゃくや(借家)」に同じ。
しゃっか-ほう【借家法】🔗⭐🔉
しゃっか-ほう シヤク―ハフ [0] 【借家法】
⇒しゃくやほう(借家法)
しゃっ-かん【借款】🔗⭐🔉
しゃっ-かん シヤククワン [0] 【借款】
金銭の貸借。特に,政府または公的機関同士の国際的な長期資金の貸借。
しゃっかん-さい【借換債】🔗⭐🔉
しゃっかん-さい シヤククワン― [3] 【借換債】
⇒かりかえさい(借換債)
しゃっ-きん【借金】🔗⭐🔉
しゃっ-きん シヤク― [3] 【借金】 (名)スル
金を借りること。また,その借りた金。「知人から―する」
しゃっきん=を質(シチ)に置・く🔗⭐🔉
――を質(シチ)に置・く
(1)借金以外に質ぐさがないほど貧乏する。
(2)無理な算段をして現金を集める。
しゃっきん-とう【借金党】🔗⭐🔉
しゃっきん-とう シヤク―タウ 【借金党】
⇒困民党(コンミントウ)
しゃっきん-とり【借金取り】🔗⭐🔉
しゃっきん-とり シヤク― [3] 【借金取り】
借金を取りたてること。また,その人。借金乞い。
しゃっ-くん【借訓】🔗⭐🔉
しゃっ-くん シヤク― [0] 【借訓】
万葉仮名などで,漢字の「訓」の読みをその意味に関係なく,同音の別語に転用したもの。助動詞「つ」の連体形「つる」を「鶴」と書く類。
→借音
しゃっ-けい【借景】🔗⭐🔉
しゃっ-けい シヤク― [0] 【借景】
庭園外にある山などの景物を,庭園の構成要素として取り入れること。
しゃっ-けん【借券】🔗⭐🔉
しゃっ-けん シヤク― [0] 【借券】
借用証書。借用証文。
かり【借り】(和英)🔗⭐🔉
かりうけにん【借受人】(和英)🔗⭐🔉
かりうけにん【借受人】
⇒借主.
かりうける【借り受ける】(和英)🔗⭐🔉
かりうける【借り受ける】
⇒借りる.
かりかし【借り貸し】(和英)🔗⭐🔉
かりかし【借り貸し】
⇒貸し借り.
かりぎ【借り着】(和英)🔗⭐🔉
かりぎ【借り着】
borrowed clothes.
かりきり【借切りの】(和英)🔗⭐🔉
かりきり【借切りの】
reserved.客車を〜にする engage a whole car.
かりだす【借り出す】(和英)🔗⭐🔉
かりだす【借り出す】
take out (本などを).
かりて【借手】(和英)🔗⭐🔉
かりて【借手】
⇒借主.
かりにげ【借り逃げする】(和英)🔗⭐🔉
かりにげ【借り逃げする】
run away without paying one's debt.
かりぬし【借主】(和英)🔗⭐🔉
かりる【借りる】(和英)🔗⭐🔉
しゃくざい【借財】(和英)🔗⭐🔉
しゃくざい【借財】
⇒借金.
しゃくや【借家】(和英)🔗⭐🔉
しゃくや【借家】
a rented house.→英和
〜する rent a house.‖借家人 a tenant.借家料 a house rent.
しゃっかん【借款】(和英)🔗⭐🔉
しゃっかん【借款】
a loan.→英和
〜する obtain a loan.
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