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ぜ-じょう【軟障】🔗⭐🔉
ぜ-じょう ―ジヤウ [0] 【軟障】
殿上で用いる垂れ絹の壁代(カベシロ)。装飾もかねて表面に唐絵・大和絵を描(カ)き,周囲にへりをつけ,乳(チ)に綱を通して張る。ぜんじょう。ぜぞう。
軟障
[図]
[図]
ぜん-じょう【軟障】🔗⭐🔉
ぜん-じょう ―ジヤウ [0] 【軟障】
⇒ぜじょう(軟障)
なん【軟】🔗⭐🔉
なん [1] 【軟】 (ト|タル)[文]形動タリ
やわらかいこと。しなやかなこと。また,そのさま。「硬―取りまぜる」「体稍々―として綿の如し/花柳春話(純一郎)」
なん-エックスせん【軟X線】🔗⭐🔉
なん-エックスせん [0] 【軟 X 線】
波長が比較的長く,薄い物質にも吸収されやすい,透過力の弱い X 線。医療診断・金属の検査に用いられる。
なん-か【軟化】🔗⭐🔉
なん-か ―クワ [0] 【軟化】 (名)スル
(1)硬い物が軟らかくなること。
(2)かたくなだった態度や意見が,やわらぎおだやかになること。「態度が―する」
(3)固体物質が加熱により,溶融するより先に軟らかくなって,変形しやすくなる現象。ガラスやプラスチックのような無機または有機の高分子化合物にみられる。
(4)硬水中のカルシウム-イオン・マグネシウム-イオンを除去し軟水にすること。イオン交換樹脂によるものが一般的。
(5)取引市場で,相場が下がること。
(6)野菜を,日照・通風を遮って軟らかく育てること。軟白。{(1)}〜{(3)}{(5)}
⇔硬化
なんか-さいばい【軟化栽培】🔗⭐🔉
なんか-さいばい ―クワ― [4] 【軟化栽培】
作物を暗い所で栽培したり,畑で土寄せや盛り土をすることで軟らかく仕上げる栽培法。作物は白色または黄白色で,節間が普通より長くなる。ウド・アスパラガス・ミツバ・ネギ・マメ類などに応用される。
なんか-びょう【軟化病】🔗⭐🔉
なんか-びょう ―クワビヤウ [0] 【軟化病】
体内で細菌が繁殖し,体が軟化して死ぬカイコの病気の総称。死後黒変する。
→硬化病
なんきゃく-るい【軟脚類】🔗⭐🔉
なんきゃく-るい [4] 【軟脚類】
有爪(ユウソウ)動物の旧名。
なん-きゅう【軟球】🔗⭐🔉
なん-きゅう ―キウ [0] 【軟球】
軟式の野球・テニス・卓球などに使用する比較的やわらかいボール。
⇔硬球
なん-ぎょく【軟玉】🔗⭐🔉
なん-ぎょく [0] 【軟玉】
陽起石あるいは透角閃石の,針状結晶の集合体。緑色あるいは無色の玉(ギヨク)として飾り石に用いる。
⇔硬玉
なん-きん【軟禁】🔗⭐🔉
なん-きん [0] 【軟禁】 (名)スル
身体は自由にしておくが,外部との接触を許さない状態におくこと。「自宅に―する」
なん-こう【軟鋼】🔗⭐🔉
なん-こう ―カウ [0] 【軟鋼】
炭素の含有量0.08〜0.20パーセント程度の鋼。普通にいう鉄。鉄骨・橋梁などに使われる。
なん-こうがい【軟口蓋】🔗⭐🔉
なん-こうがい [3] 【軟口蓋】
口腔の奥の部分で,前方の硬口蓋に続く軟らかい部分。上に持ち上げて鼻腔への通路を遮ることができる。やわ口蓋。口蓋帆。
⇔硬口蓋
なんこうがい-おん【軟口蓋音】🔗⭐🔉
なんこうがい-おん [5] 【軟口蓋音】
奥舌面と軟口蓋との間で調音される子音または半母音。[k] [
] [
] [w] など。
] [
] [w] など。
なんこつ-ぎょるい【軟骨魚類】🔗⭐🔉
なんこつ-ぎょるい [5] 【軟骨魚類】
脊椎動物の魚類の一綱。内骨格が軟骨で形成され,比較的原始的な魚で,口は腹側にある。サメ・エイ・ギンザメ類など。分類学上は軟骨魚綱という。
→硬骨魚類
なんこつ-そしき【軟骨組織】🔗⭐🔉
なんこつ-そしき [5] 【軟骨組織】
軟骨細胞とその間を埋める豊富な軟骨基質から成る組織。乳白色または帯黄色で弾性に富み,軟骨を形成する。広義には,結合組織の一つとされる。
なんこつ-まく【軟骨膜】🔗⭐🔉
なんこつ-まく [4] 【軟骨膜】
軟骨組織をおおう膜。白い層をなした繊維性の組織で軟骨の延長。
なんしき-テニス【軟式―】🔗⭐🔉
なんしき-テニス [5] 【軟式―】
⇒ソフト-テニス
なんしき-やきゅう【軟式野球】🔗⭐🔉
なんしき-やきゅう ―キウ [5] 【軟式野球】
ゴム製のボール(軟球)を用いてする野球。大正期に日本で考案。ルールは硬式野球と同じ。
なんしつ-ガラス【軟質―】🔗⭐🔉
なんしつ-ガラス [5] 【軟質―】
硬質ガラスに対し,軟化温度が低く融解しやすいガラス。普通のソーダ石灰ガラスの類。
なんしつ-こむぎ【軟質小麦】🔗⭐🔉
なんしつ-こむぎ [5] 【軟質小麦】
薄力粉の原料となる小麦。穀粒が粉状の質をしており軟らかい。
→薄力粉
なんしつ-まい【軟質米】🔗⭐🔉
なんしつ-まい [0] 【軟質米】
(1)水分含有量の多い米。
(2)米の商習慣による区分の一。東北・北陸・山陰地方で産する米。
〔人工乾燥が普及し,天日乾燥による地方差のほとんどなくなった現在では,必ずしも(1)の意味で使われるものではない〕
→硬質米
なん-じゃく【軟弱】🔗⭐🔉
なん-じゃく [0] 【軟弱】 (名・形動)[文]ナリ
(1)やわらかく,しっかりしていない・こと(さま)。「―な地盤」「―なからだ」
(2)自分の考えがなくて,相手の言うままになること。気骨のないこと。また,そのさま。
⇔強硬
「―な男」
(3)取引で,相場が下落気味なこと。
[派生] ――さ(名)
なんせい-げかん【軟性下疳】🔗⭐🔉
なんせい-げかん [5] 【軟性下疳】
デュクレー軟性下疳菌の感染による性病。感染後二,三日で外陰部に紅色丘疹を生じ,膿疱,潰瘍を経て瘢痕(ハンコン)となる。潰瘍は分泌物が多くてやわらかく二次感染を起こしやすい。多くは鼠径(ソケイ)リンパ節が腫れて痛む。
→硬性下疳
なんせい-けんぽう【軟性憲法】🔗⭐🔉
なんせい-けんぽう ―パフ [5] 【軟性憲法】
改正の際,特別に厳格な手続きを必要とせず,通常の立法手続きで改正できる憲法。
⇔硬性憲法
なん-せき【軟石】🔗⭐🔉
なん-せき [0] 【軟石】
質のやわらかい石。硬度の低い石。
なん-せっけん【軟石鹸】🔗⭐🔉
なん-せっけん ―セキケン [3] 【軟石鹸】
⇒カリ石鹸(セツケン)
なんたい-どうぶつ【軟体動物】🔗⭐🔉
なんたい-どうぶつ [5] 【軟体動物】
動物分類上の一門。体はやわらかく,頭部・足部・内臓嚢(ノウ)よりなる。内臓嚢の表皮が伸びてできる外套膜に包まれ,通常,外套膜が分泌する石灰質の殻におおわれるが,退化・欠如する種もある。開放血管系と集中神経系をもつ。海産・淡水産の種は鰓(エラ)を,陸産の種は肺をもつ。雌雄同体のものと異体のものとがあり,トロコフォア幼生とベリジャー幼生を経て成体となる場合が多い。無板・多板・単板・腹足・掘足・二枚貝・頭足の七綱に分けられる。貝・ウミウシ・イカ・タコの類。
なん-たん【軟炭】🔗⭐🔉
なん-たん [0] 【軟炭】
〔無煙炭を硬炭というのに対して〕
瀝青炭(レキセイタン)・褐炭(カツタン)・亜炭など,軟質の石炭の総称。
なん-ちゃくりく【軟着陸】🔗⭐🔉
なん-ちゃくりく [3] 【軟着陸】 (名)スル
(1)宇宙船などが,衝撃を受けないように減速しながら静かに着陸すること。ソフト-ランディング。
(2)結着を強引にはかるのではなく,根回しを十分に行なって慎重に事を進めること。
なん-ちょう【軟調】🔗⭐🔉
なん-でい【軟泥】🔗⭐🔉
なん-でい [0] 【軟泥】
大洋底に堆積している軟らかい泥。海生プランクトンの遺骸を重量で30パーセント以上含む。ケイ質軟泥と石灰質軟泥に大別される。
なん-てつ【軟鉄】🔗⭐🔉
なん-てつ [0] 【軟鉄】
炭素含有量が0.02パーセント以下と少ない,軟らかい鉄。展延性が大きい。電磁気材料に利用。
なん-とう【軟投】🔗⭐🔉
なん-とう [0] 【軟投】
野球で,投手が緩い球や変化球を多投すること。「―派の投手」
なん-ぱ【軟派】🔗⭐🔉
なん-ぱ [0][1] 【軟派】 (名)スル
(1)強硬な意見・主義をもたない一派。
(2)詩や小説を読みふけったり,異性との交際や流行の派手な服装を好む若い人々。「―学生」
(3)新聞で,社会面や文化面などを担当する記者。
(4)株式や商品市場で,相場が先行下落すると見て,売りに出るグループ。弱気筋。
(5)遊びを目的に異性に交際を求めることをいう。「かわいい子を―する」
⇔硬派
なん-ぱく【軟白】🔗⭐🔉
なん-ぱく [0] 【軟白】 (名)スル
「軟化(ナンカ){(6)}」に同じ。
なん-ぶんがく【軟文学】🔗⭐🔉
なん-ぶんがく [3] 【軟文学】
恋愛・情事などエロティシズムを興味の中心とした小説・戯曲などの称。
なん-べん【軟便】🔗⭐🔉
なん-べん [0] 【軟便】
やわらかい大便。
なん-まく【軟膜】🔗⭐🔉
なん-まく [0] 【軟膜】
髄膜の内層をなす柔軟な膜。脳・脊髄の表面をぴったりとおおっている。血管・神経繊維に富む。広義には無血管性の蜘蛛膜を含める。
なん-マンガンこう【軟―鉱】🔗⭐🔉
なん-マンガンこう ―クワウ [5] 【軟―鉱】
二酸化マンガンを主成分とするマンガンの鉱石。黒色の亜金属光沢を有する。正方晶系。パイロルース鉱。
なん-ろん【軟論】🔗⭐🔉
なん-ろん [0] 【軟論】
弱腰の意見や議論。
やわら【柔ら・軟ら・和ら】🔗⭐🔉
やわら ヤハラ [0] 【柔ら・軟ら・和ら】
■一■ (名)
(1)柔道。柔術。
(2)船が接触した時の衝撃を少なくするため舷側に下げる藁(ワラ)製の球。かませ。じんた。
■二■ (名・形動)
(1)やわらかなこと。多く複合語として用いる。「―だたみ」「―炭(ズミ)」
(2)おだやかで温厚な・こと(さま)。「私が―で申すうち,お返しなさるが,あなたのお為/歌舞伎・四谷怪談」
やわ-らか【柔らか・軟らか】🔗⭐🔉
やわ-らか ヤハ― [3][4] 【柔らか・軟らか】 (形動)[文]ナリ
(1)ふんわりしているさま。「―な土」「―な御飯」
(2)しなやかなさま。柔軟なさま。「―な体」「―な身のこなし」「―な頭」
(3)荒々しくないさま。穏やかなさま。「―な光」「―な表現」「―な声」「―な物腰」
やわらか・い【柔らかい・軟らかい】🔗⭐🔉
やわらか・い ヤハラカイ [4] 【柔らかい・軟らかい】 (形)[文]ク やはらか・し
〔「柔らか」の形容詞化〕
(1)固くなくて,ふんわりしている。また,しなやかである。「―・い布団」「体が―・い」「肌ざわりが―・い」
(2)穏やかなさま。「―・い物腰」「―・い日ざし」
(3)堅苦しくない。くだけている。また,融通性に富んでいる。「―・い話」「頭が―・い」
⇔かたい
[派生] ――さ(名)――み(名)
なんきん【軟禁】(和英)🔗⭐🔉
なんきん【軟禁】
house arrest;informal confinement.〜する put a person under house arrest;confine informally.
なんこう【軟膏】(和英)🔗⭐🔉
なんこうがい【軟口蓋】(和英)🔗⭐🔉
なんこうがい【軟口蓋】
《解》the soft palate;the velum.→英和
なんこつ【軟骨】(和英)🔗⭐🔉
なんこつ【軟骨】
《解》a cartilage.→英和
なんしき【軟式庭球】(和英)🔗⭐🔉
なんしき【軟式庭球】
softball tennis.軟式野球 rubber-ball baseball.
なんすい【軟水】(和英)🔗⭐🔉
なんすい【軟水】
soft water.
なんたいどうぶつ【軟体動物】(和英)🔗⭐🔉
なんたいどうぶつ【軟体動物】
a mollusc.→英和
なんちゃくりく【軟着陸】(和英)🔗⭐🔉
なんちゃくりく【軟着陸】
⇒着陸.
なんぱ【軟派の不良】(和英)🔗⭐🔉
なんぱ【軟派の不良】
<俗>a masher (男);→英和
a flirty girl.
なんぶんがく【軟文学】(和英)🔗⭐🔉
なんぶんがく【軟文学】
light[erotic]literature.
大辞林に「軟」で始まるの検索結果 1-66。