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くも-い【雲居・雲井】🔗🔉

くも-い [0] 【雲居・雲井】 〔「井」は当て字〕 (1)雲のある所。大空。 (2)雲。「愛(ハ)しけやし吾家(ワギエ)の方よ―起ち来も/古事記(中)」 (3)雲のかかっているはるかかなた。高くまたは遠く隔たっている所。「遠くありて―に見ゆる妹が家に/万葉 1271」 (4)禁中。宮中。雲のうえ。

くもい-ぢょうし【雲井調子】🔗🔉

くもい-ぢょうしデウ― [4] 【雲井調子】 箏の調弦法の一つ。平調子についで多く用いられる。平調子の三と八が半音下がり,四と九が一音上がる。巾(キン)も半音下がるものを本雲井調子という。

くもい【雲井】🔗🔉

くもい クモ 【雲井】 姓氏の一。

くもい-たつお【雲井竜雄】🔗🔉

くもい-たつお クモタツヲ 【雲井竜雄】 (1844-1870) 幕末の志士。米沢藩士。本名,小島守善。東北諸藩の同盟を画策,官軍への抵抗を企てて失敗。のち,政府転覆の陰謀を理由に斬首。

くもいのかり【雲井の雁】🔗🔉

くもいのかり クモ― 【雲井の雁】 源氏物語の作中人物。頭の中将の女(ムスメ)。夕霧の妻。

くもいのきょく【雲井の曲】🔗🔉

くもいのきょく クモノキヨク 【雲井の曲】 八橋検校が作曲した箏の弾き歌いの曲。箏の組歌十三曲の一つ。本雲井調子。「雲井調子」の名称もこの曲に由来するといわれる。

くもいろうさい【雲井弄斎】🔗🔉

くもいろうさい クモロウサイ 【雲井弄斎】 地歌・箏曲の曲名。当時の流行歌謡の弄斎(ロウサイ)節を歌詞とする。 (1)八橋検校作曲の箏の弾き歌いの曲。本雲井調子。 (2)佐山検校編詞・作曲による三味線弾き歌い曲。二上り。「歌弄斎」ともいう。

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