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や‐つ‐こ【△臣・△奴】🔗⭐🔉
や‐つ‐こ【△臣・△奴】
《「家つ子」の意》
[名]
古代の最下級の隷属民。財物として売買・譲渡の対象となり、労働に使役された者。家族を構成することができなかった。奴婢(ぬひ)。「住吉(すみのえ)の小田を刈らす児―かもなき―あれど妹がみためと私田(わたくしだ)刈る」〈万・一二七五〉
家来。臣下。また、従者。しもべ。「君をば天とす。―らをば地とす」〈推古紀〉
そのものにとらわれて心身の自由を奪われることのたとえ。とりこ。「ますらをの聡(さと)き心も今はなし恋の―に我(あれ)は死ぬべし」〈万・二九〇七〉
人などをののしっていう語。やつ。「松反(まつがへ)りしひてあれやは三栗の中上り来ぬ麻呂といふ―」〈万・一七八三〉
[代]一人称の人代名詞。自分をへりくだっていう語。男女とも用いる。わたくしめ。「―はこれ国つ神なり」〈神武紀〉
[名]
古代の最下級の隷属民。財物として売買・譲渡の対象となり、労働に使役された者。家族を構成することができなかった。奴婢(ぬひ)。「住吉(すみのえ)の小田を刈らす児―かもなき―あれど妹がみためと私田(わたくしだ)刈る」〈万・一二七五〉
家来。臣下。また、従者。しもべ。「君をば天とす。―らをば地とす」〈推古紀〉
そのものにとらわれて心身の自由を奪われることのたとえ。とりこ。「ますらをの聡(さと)き心も今はなし恋の―に我(あれ)は死ぬべし」〈万・二九〇七〉
人などをののしっていう語。やつ。「松反(まつがへ)りしひてあれやは三栗の中上り来ぬ麻呂といふ―」〈万・一七八三〉
[代]一人称の人代名詞。自分をへりくだっていう語。男女とも用いる。わたくしめ。「―はこれ国つ神なり」〈神武紀〉
大辞泉 ページ 15081 での【臣】単語。