複数辞典一括検索+

りつ【律】🔗🔉

りつ【律】 古代、中国を中心とする東アジア諸国の刑法典。令(りよう)とともに国家の基本法で、刑罰を規定したもの。日本では、天武天皇の時の飛鳥浄御原(きよみはら)律が最初で、以後、大宝律・養老律で完成した。《梵vinayaの訳》仏語。僧尼の守るべき生活規律。「律蔵」の略。「律義(りつぎ)」の略。「律宗」の略。楽音の絶対音高をさす。音律。ピッチ。日本および中国音楽の音程の単位。十二律の音の高さの差を表し、一律は洋楽の半音にあたる。十二律のうち、陽(奇数律)に属する六音。(りよ)催馬楽(さいばら)で、平調(ひようじよう)の音を主音とする曲。呂。「律詩(りつし)」の略。「律旋法」の略。呂。「律調」の略。呂。

大辞泉 ページ 15704 での単語。