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こも・る【×籠もる・隠る】🔗🔉

こも・る【×籠もる・隠る】 [動ラ五(四)]中に入ったまま外に出ないでいる。引きこもる。「山に―・る」「書斎に―・って執筆する」外とのつながりを断って、中に深く入り込む。閉じこもる。「自分の殻に―・る」「陰(いん)に―・る」祈念するために社寺に泊まり込む。おこもりをする。「寺に―・る」城などに入って敵から防ぎ守る。立てこもる。「城に―・る」音や声が中に閉じこめられた状態で、外にはっきり伝わらない。くぐもる。「声が―・ってよく聞こえない」気体などが外に出ないで、いっぱいに満ちる。充満する。「臭いが―・る」「会場に人の熱気が―・る」力やある感情などが、そこにいっぱいに含まれる。「力の―・った演技」「熱の―・った言葉」「心の―・った贈り物」「怒りの―・った声」包まれる。囲まれる。「畳(たた)なづく青垣山―・れる大和しうるはし」〈記・中・歌謡〉入って隠れる。「二上(ふたかみ)の山に―・れるほととぎす今も鳴かぬか君に聞かせむ」〈万・四〇六七〉 [可能]こもれる

大辞泉 ページ 5747 での籠もる単語。