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アル【二】🔗🔉

アル【二】 《中国語》数の二。二つ。

あ・る【有る・在る】🔗🔉

あ・る【有る・在る】 [動ラ五]あ・り[ラ変]事物が存在する。「庭には池が―・る」「重大な欠陥が―・る」その場所に存在する。位置する。「本社は東京に―・る」「沖ノ鳥島は日本最南端に―・る」ある事柄がはっきり認められる。また、ある状態に置かれていると認められる。「非は先方に―・る」「土地は高値安定の傾向に―・る」「大国の影響下に―・る」それによって決まる。それ次第である。左右される。「解決の糸口は相手の出かたに―・る」(その存在を客観的、抽象的なものとして捉え)人が存在する。居る。「昔々、おじいさんとおばあさんが―・りました」「異を唱える人も―・る」この世に生きている。生存している。「世に―・る間」ある場所に身を置く。また、特定の位置・状態にいる。「現場に―・って指揮に当たる」「長年、会長の職に―・った」「病床に―・る」「逆境に―・ってもくじけない」自分のものや付属として持っている。所持・所有している。「財産が―・る」「投票権が―・る」「バラにはとげが―・る」身に付いたものとして持っている。中に持つ。備わる。含まれる。「教養が―・る」「貫禄が―・る」ある考え・気持ち・感覚などを持っている。「お願いが―・る」「言いたいことが―・る」「かすかな痛みが―・る」時間的、空間的に、その数量であることを表す。「開幕まで一週間―・る」「彼は一八〇センチ―・る」事が起こる。事柄が発生する。出来(しゆつたい)する。また、物事が行われる。「昨夜、地震が―・った」「土砂崩れの―・った現場」「これから重大発表が―・る」「一言、謝罪が―・ってもいいだろう」時間がたつ。「やや―・って口を開いた」特定の語句と結び付いた形全体で、種々の意味を表す。(引用の「と」を受けた「とある」の形で)…と書いてある。…という。…ということだ。「メモには午後二時に来社すると―・る」「命令と―・ればしかたがない」「死んだと―・ればあきらめもつく」(「とあって」の形で)状況・結果がそうであるので。…ということなので。「行楽シーズンと―・って道路が相当混む」「合意の上と―・っては反対もできない」(「だけある」「だけのことはある」の形で)それにふさわしい状態・結果が得られることを表す。「自慢するだけ―・ってよくできている」「さすが特訓しただけのことは―・る」(「ことがある」の形で)場合によっては…する、…の経験をしている、などの意を表す。「季節によってメニューの一部を変更することが―・ります」「富士には何回も登ったことが―・る」(「にあって」の形で)その範囲で、…において、の意を表す。「わが党に―・って随一の政策通だ」(補助動詞)動詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて用いる。ある動作や行為などの結果が現在まで引き続いている意を表す。「花が生けて―・る」「ドアが閉めて―・る」何かに備えてすでに用意がなされていることを表す。「軍隊を待機させて―・る」「彼女には前もって伝えて―・る」(「…にしてある」の形で)そうなっていないが、そうなったものとみなしていることを表す。「心配をかけないように、元気でいることにして―・る」動詞の連用形に接続助詞「つつ」を添えた形に付いて、動作・作用が継続して現在も行われていることを表す。「梅のつぼみがほころびつつ―・る」「月がのぼりつつ―・る」名詞に助動詞「だ」の連用形「で」を添えた形に付いて、事柄の説明で、そのような性質をもっている、そのような状態・事態である、と判断する意を表す。「人間は考える葦(あし)で―・る」「トマトはナス科植物で―・る」形容詞・形容動詞の連用形、または、その連用形に助詞を添えた形に付いて、そういう性質をもっている、そういう状態であることを言い定める意を表す。「常に美しく―・りたいと願う」「悲しくは―・るが、じっと耐えよう」動詞の連用形や動作性の漢語名詞などに付いて、多く「お…ある」「御(ご)…ある」の形で、その動作をする人に対する尊敬を表す。「おいで―・れ」「御笑覧―・れ」◆「ある」は、広く、五感などを通して、空間的、時間的に事物・事柄の存在が認められる意がおおもと。古くは「昔、男ありけり」〈伊勢・二〉のように、人に関しても用いたが、現在ではふつう人間・動物以外の事物についていい、人間・動物については「いる」を用いる。しかし、「予想外の参加者があった」「強い味方がある」など、人に関しても「ある」が用いられることがあり、この場合は人が概念化・抽象化した立場でとらえられていたり、所有の意識が認められていたりする。補助動詞としての「つつある」は英語などの進行形の直訳的表現。文語の補助動詞「あり」は一部の副詞「かく」「しか」「さ」などや、助動詞の「ず」「べし」の連用形に付いて用いられることがある。「けり」「たり」「なり」「めり」などのラ変型活用の助動詞および形容詞語尾「かり」、形容動詞語尾「たり」「なり」などは、いずれも「あり」が他の要素と結合してできたもの。ふつう、存在する意の場合は「在」を、所有する意の場合は「有」の字を当てるが、かな書きにすることも多い。なお、「ある」の打消しは文語では「あらず」であるが、口語では「あらない」とはいわず、形容詞の「ない」を用いる。 [下接句]余り物に福がある・上には上がある・腕に覚えがある・裏には裏がある・気がある・二度ある事は三度ある・残り物に福がある・花も実もある・一癖も二癖もある・身に覚えがある・脈がある。一年の計は元旦にあり・遠慮なければ近憂あり・壁に耳あり・烏(からす)に反哺(はんぽ)の孝あり・国破れて山河あり・心ここに在らず・沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり・死生命(めい)あり・信あれば徳あり・捨てる神あれば拾う神あり・生ある者は必ず死あり・積悪の家には必ず余殃(よおう)あり・積善の家には必ず余慶あり・男子家を出(いず)れば七人の敵あり・爪(つめ)に爪なく瓜(うり)に爪あり・敵は本能寺にあり・人間(にんげん)至る所青山あり・初め有るものは必ず終わり有り・鳩(はと)に三枝の礼有り・待てば海路の日和(ひより)あり・待てば甘露の日和あり・身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ・楽あれば苦あり・我思う故(ゆえ)に我在り

あ・る【△生る】🔗🔉

あ・る【生る】 [動ラ下二]神など神聖なものが出現する。天皇の御子などが生まれる。「橿原(かしはら)の日知(ひじり)の御代ゆ―・れましし神のことごと」〈万・二九〉

あ・る【荒る】🔗🔉

あ・る【荒る】 [動ラ下二]「あれる」の文語形。

あ・る【△散る・△離る】🔗🔉

あ・る【散る・離る】 [動ラ下二]離れる。ちりぢりになる。遠ざかる。「さまに従ひて、ここをば―・れはてじ、となむ思ふを」〈源・早蕨〉

ある【×或る】🔗🔉

ある【×或る】 [連体]《動詞「あり」の連体形から》はっきり名を挙げずに物事をさす語。また、漠然と物事をさしていう語。「―所」「―日」「―人」

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[音]コク    ヨク    ワク [訓]ある‐いは    あ‐る [部首]戈 [総画数]8 [コード]区点    1631      JIS   303F      S‐JIS 88BD

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[音]サイ    ザイ [訓]あ‐る    いま‐す [部首]土 [総画数]6 [コード]区点    2663      JIS   3A5F      S‐JIS 8DDD [分類]常用漢字 [難読語] →じょ‐さい【如才・如在】

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