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つよ‐ぞう【強蔵】‐ザウ🔗🔉

つよ‐ぞう【強蔵】‐ザウ 精力の強い男を人名になぞらえた語。「いかな―も乱れ姿になって」〈浮・一代男・六〉

つよ‐つよ【強強】🔗🔉

つよ‐つよ【強強】 [副]非常に強いさま。頑健なさま。「―として死にげもなかりければ」〈今昔・二八・一八〉

つよ‐び【強火】🔗🔉

つよ‐び【強火】 火力の強い火。弱火。

つよ‐ふくみ【強含み】🔗🔉

つよ‐ふくみ【強含み】 《「つよぶくみ」とも》取引で、相場が上がる傾向を示していること。弱含み。

つよま・る【強まる】🔗🔉

つよま・る【強まる】 [動ラ五(四)]しだいに勢いが増してくる。強くなる。「風雨が―・る」弱まる。

つよ‐み【強み】🔗🔉

つよ‐み【強み】 強いこと。また、その程度。「一段と―を増す」弱み。頼んで力とするに足る点。「語学の達者なことが彼の―だ」弱み。

つよ・む【強む】🔗🔉

つよ・む【強む】 [動ラ下二]「つよめる」の文語形。

つよ・める【強める】🔗🔉

つよ・める【強める】 [動マ下一]つよ・む[マ下二]勢いを増すようにする。強くする。「語気を―・めて話す」「火力を―・める」弱める。

つよ‐ゆみ【強弓】🔗🔉

つよ‐ゆみ【強弓】(つる)の張りの強い弓。また、それをひきこなす人。ごうきゅう。「いかなる―が射けれども矢一つもなかりけり」〈太平記・三三〉

つより【強り】🔗🔉

つより【強り】 《動詞「つよる」の連用形から》頼りになるもの。頼り。「母宮をだに動きなきさまにしおき奉りて、―にとおぼすになむありける」〈源・紅葉賀〉

つよ・る【強る】🔗🔉

つよ・る【強る】 [動ラ四]強くなる。ふるいたつ。「御方(みかた)の軍勢は皆兵粮(ひやうらう)に疲れ、敵陣の城にはいよいよ―・り候はんか」〈太平記・一六〉

つら【面・×頬】🔗🔉

つら【面・×頬】 顔。顔つき。現代では、やや乱暴な言い方で、多くはいい意味では用いない。「どの―下げて来た」「ちょっと―を貸せ」物の表面。「上(うわ)っ―」ほとり。あたり。「曹司の蔀(しとみ)の―に立ちより給へりけるも」〈大和・八三〉ほお。「―いと赤うふくらかなる」〈能因本枕・六二〉(「づら」の形で)名詞の下に付いて、…のような顔をしている、…のようなようすである意を表す。相手をさげすむ気持ちを込めて用いる。「ばか―」「紳士―」

大辞泉 ページ 10188