て‐こう【手甲】_‐カフ 「てっこう（手甲）」に同じ。

で‐ごうし【出格子】_‐ガウシ 窓から外へ張り出して作ってある格子。

デコーダー【decoder】 コード化された情報を、元の形式に戻す装置や回路。復号器。解読器。→エンコーダー

て‐ごころ【手心】 状況に応じて加減すること。考慮して寛大に扱うこと。手加減。経験して得た感触が手先などに残っていること。また、身についた技。「切れ口―は良けれども」〈浄・今国性爺〉

手心を加・える 手加減をする。寛大に扱う。「採点に―・える」「処分に―・える」

で‐ございま・す 〔連語〕《断定の助動詞「だ」の連用形＋補助動詞「ございます」》「だ」「である」の意の丁寧表現。「さよう―・す」「いいお天気―・すね」→ございます

で‐こさく【出小作】 江戸時代、他の村へ出向いて小作をすること。また、その人。入り小作。

て‐ごし【手_×輿】 「たごし」に同じ。

て‐ごしらえ【手_×拵え】_{‐ごしらへ} 自分の手でつくること。また、その物。手製。

でこ‐すけ【_△凸助】 額_{（ひたい）}が広くて突き出た人を、からかっていう語。人をののしっていう語。でこぼこ野郎。

てこ‐ず・る【手子_×摺る・_×梃_×摺る】 ［動ラ五（四）］取り扱いかねて、もてあます。手にあまる。処置に困る。また、解決に手間取る。「いたずらっ子に―・る」「交渉に―・る」

て‐こそ 〔連語〕《接続助詞「て」＋係助詞「こそ」》文中に用いて「て」の受ける部分を強調する。文語文では「こそ」のかかっていく述語を已然形で結ぶ。「義務を遂行し―、権利を主張できる」「身を捨て―浮かぶ瀬もあれ」「げにあぢきなき世に、心のゆくわざをし―、過ぐし侍りなまほしけれ」〈源・少女〉文末に用いて、打消しの意を表す。…はずがない。中世から近世にかけての用法。「めざすも知らぬ松陰に、何やら暗うて見え―」〈浄・今宮の心中〉