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てづま‐にんぎょう【手妻人形】‐ニンギヤウ🔗🔉

てづま‐にんぎょう【手妻人形】‐ニンギヤウ 手遣い人形の一。引き糸により、顔面の変化、五体の一部の早替わりなどのできる人形。からくりの併用で、元禄〜享保(一六八八〜一七三六)ごろにかけて流行し、大坂の人形遣い山本飛騨掾(やまもとひだのじよう)が有名。

て‐づまり【手詰(ま)り】🔗🔉

て‐づまり【手詰(ま)り】 施すべき手段・方法がなくて困ること。特に、金銭の工面に困ること。「交渉が―の状態になる」囲碁・将棋で、局面を有利に進める望みのない状態。てづめ。

て‐づま・る【手詰(ま)る】🔗🔉

て‐づま・る【手詰(ま)る】 [動ラ五(四)]施すべき手段・方法がなくて困る。特に、金銭の工面に困る。「―・っていると思ったら、お前の方でも少しは辛抱して」〈里見・多情仏心〉

てつマンガン‐じゅうせき【鉄マンガン重石】‐ヂユウセキ🔗🔉

てつマンガン‐じゅうせき【鉄マンガン重石】‐ヂユウセキ 鉄とマンガンとのタングステン酸塩鉱物。黒色で亜金属光沢があり、もろい。結晶は板状・柱状。単斜晶系。タングステンの重要な鉱石。鉄満重石。

てつ‐みょうばん【鉄明×礬】‐ミヤウバン🔗🔉

てつ‐みょうばん【鉄明×礬】‐ミヤウバン 鉄を含む明礬の総称。アンモニウム鉄明礬・カリウム鉄明礬など。媒染剤や分析試薬などに使用。

て‐つむぎ【手×紬】🔗🔉

て‐つむぎ【手×紬】 手織りの紬。また、それを仕立てた着物。

てつ‐むじ【鉄無地】‐ムヂ🔗🔉

てつ‐むじ【鉄無地】‐ムヂ 鉄色一色で模様のない織物。「―の羽織」

て‐づめ【手詰め】🔗🔉

て‐づめ【手詰め】 相手に猶予を与えずきびしく詰め寄ること。「旦那と奥様と口を揃えて―の談判」〈木下尚江・良人の自白〉手詰まり」に同じ。

てつ‐めん【鉄面】🔗🔉

てつ‐めん【鉄面】 [名・形動]顔面を保護するために用いる、鉄製の面。鉄面皮(てつめんぴ)」に同じ。「馬鹿に―な野郎だから」〈逍遥・当世書生気質〉

てつ‐めんぴ【鉄面皮】🔗🔉

てつ‐めんぴ【鉄面皮】 [名・形動]《鉄でできている面(つら)の皮の意》恥知らずで、厚かましいこと。また、その人や、そのさま。厚顔。「―な(の)男」

て‐づもり【手積(も)り】🔗🔉

て‐づもり【手積(も)り】 ますやはかりなどを用いないで、手でおおよその分量をはかること。

てつ‐もん【鉄門】🔗🔉

てつ‐もん【鉄門】 鉄製の門。堅固な構えをした門。地獄の門。「冥官獄卒を責むる時、即ち本の形にして―より出せり」〈私聚百因縁集・一〉中央アジア、サマルカンドとトハリスタンとの間にある狭く険しい道。唐の玄奘(げんじよう)がインドへ赴く途中ここを通り、左右の岩石が鉄色を帯び、鉄の扉があったところから名づけたという。鉄門関。ユーゴスラビアとルーマニアとの国境にあるドナウ川の峡谷。トランシルバニア山脈の南西端を横切る所にある。アイアンゲート。

大辞泉 ページ 10382