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得を取るより名を取れ🔗🔉

得を取るより名を取れ 金もうけより名誉のほうが大切だ。

とく【徳】🔗🔉

とく【徳】 精神の修養によってその身に得たすぐれた品性。人徳。「―が高い」「―を修める」→徳目めぐみ。恩恵。神仏などの加護。「―をさずかる」「―を施す」(とく)富。財産。「―いかめしうなどあれば、…家の内もきらきらしく」〈源・東屋〉生まれつき備わった能力・性質。天性。「鳥といっぱ、高く飛ぶをもってその―とす」〈仮・伊曾保・下〉

徳とする🔗🔉

徳とする ありがたいものと考える。感謝すべきものとする。「師の教えを―する」

徳は孤(こ)ならず必ず隣(となり)あり🔗🔉

徳は孤(こ)ならず必ず隣(となり)あり 《「論語」里仁から》徳のある者は孤立することがなく、理解し助力する人が必ず現れる。

徳をもって怨(うら)みに報(むく)いる🔗🔉

徳をもって怨(うら)みに報(むく)いる 《「論語」憲問から》うらみのある者を憎まず、かえって恩恵を施す。

と・く【解く】🔗🔉

と・く【解く】 [動カ五(四)]結んだりしばったりしてあるものをゆるめて分け離す。ほどく。「帯を―・く」「包みを―・く」縫い合わせてあるものの糸を抜き取って離す。また、編んであるものをほどく。「着物を―・く」「セーターを―・く」もつれたものをもとに戻す。ほぐす。「からまった釣り糸を―・く」(「梳く」とも書く)もつれた髪に櫛(くし)を入れて整える。とかす。すく。「乱れた髪を―・く」着ていたもの、身に取り付けたものをはずす。「旅装を―・く」命令・束縛・制約などから解放する。「鎖を―・く」「統制を―・く」「契約を―・く」任務・職をやめさせる。免じる。「任を―・く」拘束していた態勢を崩してもとの状態に戻す。「警備を―・く」「武装を―・く」心のわだかまりや緊張状態をほぐす。ふさがっていた気持ちをすっきりさせる。「怒りを―・く」「疑いを―・く」「誤解を―・く」筋道をたどって解答を出す。「問題を―・く」「なぞを―・く」 [可能]とける[動カ下二]「と(解)ける」の文語形。 [用法]とく・ほどく――「帯を解く(ほどく)」「もつれた糸を解く(ほどく)」「着物を解く(ほどく)」など、ばらばらにする意では相通じて用いられるが、「ほどく」の方が口語的である。◇「問題を解く」「謎を解く」「誤解を解く」「禁止を解く」「武装を解く」「警戒を解く」「緊張を解く」など、結び目、縫い目をばらばらにする意以外の場合は「解く」だけを用いる。◇類似の語に「ほぐす」がある。解けた状態、ほどけた状態にする意で、「からんだ糸をほぐす」のほか、「緊張をほぐす」「肩の凝(こ)りをほぐす」などと用いる。 [下接句]印綬(いんじゆ)を解く・頤(おとがい)を解く・帯を解く・帯紐(おびひも)を解く・褐(かつ)を釈(と)く・産(さん)の紐を解く・綬(じゆ)を釈(と)く・刃(じん)を迎えて解く・謎(なぞ)を解く

大辞泉 ページ 10766