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とざん‐りゅう【都山流】‐リウ🔗🔉

とざん‐りゅう【都山流】‐リウ 尺八の流派の一。明治二九年(一八九六)大阪で初世中尾都山が創始。古典的な琴古流に対して、新曲の演奏に特色がある。

とし【年・歳】🔗🔉

とし【年・歳】 時の単位。一月一日で始まり、一二月三一日に終わる一二か月間。陽暦では、地球が太陽の周囲を一周する時間、三六五・二四二二日を一年とする。陰暦では、月が地球を一二周する時間を一年とする。多くの歳月。年月。「―を経た神木」年齢。「―を取る」「―のわりには元気だ」人生の盛りを過ぎた年齢。老齢。「―を感じる」穀物、特に稲。また、稲が実ること。「我が欲(ほ)りし雨は降り来(き)ぬかくしあらば言挙(ことあ)げせずとも―は栄えむ」〈万・四一二四〉季節。時節。「今年はあやしく―急ぎて(=早ク春ガ来テ)」〈宇津保・春日詣〉◆「とし」は元来穀物を意味し、一回の収穫に一年かかるので「年」を意味するようになったという。 [下接語]明くる年・好(い)い年・大年・一昨(おと)年・騎竹の年・来る年・犬馬の年・今(こ)年・半年・旧(ふる)年・毎年・耳順(みみしたが)う年・行く年・翌年 (どし)相(あい)年・当たり年・いけ年・生まれ年・裏年・閏(うるう)年・御陰(おかげ)年・同い年・数え年・困窮年・年年・生(な)り年・貰(もら)い年・厄(やく)

年有・り🔗🔉

年有・り 稲が豊作である。「―・れば秋の雲なすいな筵かりしく民のたたぬ日ぞなき」〈新勅撰・賀〉年月が経過する。「予、此の人を教ふる事―・り」〈去来抄・同門評〉

年遅・し🔗🔉

年遅・し 閏月(うるうづき)などがあって、季節の到来が例年よりも遅い。「年いと遅き年にて、三日かみの十日ばかり花ざかりなる」〈宇津保・国譲下〉

年が改ま・る🔗🔉

年が改ま・る 新年になる。「政局混迷のまま―・る」《季 新年》年号が変わる。改元する。

年が行・く🔗🔉

年が行・く 年を取る。「彼は私よりも―・っている」一年が終わろうとする。

年が返・る🔗🔉

年が返・る 新年になる。年が改まる。「あらたまの年返るまで相見ねば」〈万・三九七九〉

年が替わ・る🔗🔉

年が替わ・る 新年になる。年が改まる。《季 新年》年号が変わる。改元する。

大辞泉 ページ 10831