複数辞典一括検索+

とどめ【止め】🔗🔉

とどめ【止め】 人などを殺すとき、のどや胸などを刺して息の根を止めること。「―の一撃」

止めを刺(さ)・す🔗🔉

止めを刺(さ)・す 殺したあと生き返らないように完全に息の根を止める。「獲物に―・す」再び立ち上がれないように決定的な一撃を加える。「終盤の得点で―・す」物事の急所を押さえて、あとで問題が生じないようにする。「期限後はいっさい受けつけないと―・す」それに限る。それがいちばんすぐれている。「花は吉野に―・す」

ど‐どめ【土留(め)】🔗🔉

ど‐どめ【土留(め)】 斜面の土砂が崩れ落ちるのを防ぐために柵などを設けること。また、その工作物。

とど‐め・く【×轟く】🔗🔉

とど‐め・く【×轟く】 [動カ四]《「どどめく」とも》音がひびきわたる。とどろく。「いかづちの鳴り―・くをり」〈塵袋〉がやがや騒ぎたてる。「人の音多くして、―・き来る音す」〈宇治拾遺・一〉

とどめ‐どり【禁め鳥】🔗🔉

とどめ‐どり【禁め鳥】 ウグイスの別名。村上天皇が民家の梅の木を宮中に移すのを断念した鶯宿梅(おうしゆくばい)の故事からいう。

とど・める【止める・留める・停める】🔗🔉

とど・める【止める・留める・停める】 [動マ下一]とど・む[マ下二]移動させないで、元の所にいさせる。おさえて行かせないようにする。さしとめる。「帰ろうとする客を―・める」「足を―・める」元の形のままで、あとに残す。元の状態を保つ。「記録に―・める」「昔の姿を―・める」「原形を―・めない」その程度・段階・範囲内におさめて、それから出ないようにする。「会費は一万円に―・める」「意見を聞くだけに―・める」注意をそこに向ける。「目をし―・めつれば…必ず癖は見つけらるるわざに侍る」〈紫式部日記〉しとめる。「日の暮れ方に至るまで、鹿一頭も―・めずして」〈曾我・八〉

と‐ともに【と共に】🔗🔉

と‐ともに【と共に】 〔連語〕(体言に付いて)…と一緒に。「友人―学ぶ」(文などに付いて)…と同時に。「卒業する―結婚した」

とと‐や【魚屋】🔗🔉

とと‐や【魚屋】 高麗(こうらい)茶碗の一。赤土の上に青茶色の釉(うわぐすり)をかけたもの。名の由来は、堺の商人「ととや」が所持していたからとも、千利休が魚屋の店先で見いだしたからともいう。斗々屋。

大辞泉 ページ 10894