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とも‐おし【×艫押し】🔗🔉

とも‐おし【×艫押し】 和船の船尾の櫓(ろ)を押す役。重要な役として船頭が扱い、櫓を押さないときは舵(かじ)をとる。

とも‐かがみ【共鏡・友鏡】🔗🔉

とも‐かがみ【共鏡・友鏡】 合わせ鏡」に同じ。二つものを照らし合わせること。「黒髪と雪との中のうき見れば―をもつらしとぞ思ふ」〈後撰・冬〉

ともかがみ【友鏡】🔗🔉

ともかがみ【友鏡】 江戸後期の語学書。一巻。東条義門著。文政六年(一八二三)刊。本居宣長の「てにをは紐鏡(ひもかがみ)」を補訂したもので、係り結びの法則を活用によって整理し、図表に示す。てにをは友鏡。

とも‐がき【友垣】🔗🔉

とも‐がき【友垣】 《交わりを結ぶことを、垣根を結ぶのにたとえていった語》ともだち。とも。

とも‐かく🔗🔉

とも‐かく [副]とにかく。ともかくも。「うまくいくかどうか、―やってみよう」(「…はともかく」の形で)…は別として。…はさておき。「交通の便は―、閑静でいい」◆「兎も角」とも当てて書く。

とも‐かくも🔗🔉

とも‐かくも [副]とにかく。ともかく。「―無事でよかった」「家具は―、家は早く決めたい」どのようにでも。なんとでも。「仰せごとに従ひてなむ、異ざまの事は―思ひ定むべき」〈源・行幸〉

とも‐がしら【供頭】🔗🔉

とも‐がしら【供頭】 武家時代に供(とも)の人々を取り締まった役。また、その役の人。

とも‐かせぎ【共稼ぎ】🔗🔉

とも‐かせぎ【共稼ぎ】 [名]スルともに働いてそれぞれかせぐこと。「千両役者もとったりもなくてかなわぬ―」〈蘆花・思出の記〉夫婦がそろって勤めに出て生計を立てること。共働き。「子供ができるまで―する」

とも‐がみ【共紙】🔗🔉

とも‐がみ【共紙】 材質や色などが同一の紙。

とも‐がら【輩・×儕】🔗🔉

とも‐がら【輩・×儕】 同類の人々をさしていう語。仲間。「学問を志す―」

とも‐ぎれ【共切れ・共布】🔗🔉

とも‐ぎれ【共切れ・共布】 仕立てた衣類と同じ布地の切れ端。共地(ともじ)。ともぬの。

とも‐ぎんみ【共吟味】🔗🔉

とも‐ぎんみ【共吟味】 仲間どうしで調べ合うこと。「私共も銘々身晴。―して…きっとお目にかけませう」〈浄・歌祭文〉

大辞泉 ページ 10948