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とり‐ぐ・す【取り具す】🔗🔉

とり‐ぐ・す【取り具す】 [動サ変]十分にそろえる。「いそぐべきものどもなど―・しつつ」〈源・蜻蛉〉

とり‐くず・す【取(り)崩す】‐くづす🔗🔉

とり‐くず・す【取(り)崩す】‐くづす [動サ五(四)]とりこわす。くずす。「古い蔵を―・す」まとまっているものを少しずつ取り出してなくす。「貯金を―・す」

とり‐くち【取(り)口】🔗🔉

とり‐くち【取(り)口】 相撲を取る手口。相撲のとり方。「うまい―」

とり‐ぐち【鳥口】🔗🔉

とり‐ぐち【鳥口】 文杖(ふづえ)などの尖端(せんたん)の、物を挟む所。ここに文書などを挟んで位の上の人に差し出した。鳥のくちばしに似ているところからいう。

とりくび‐の‐たち【鳥×頸の太刀】🔗🔉

とりくび‐の‐たち【鳥×頸の太刀】 鳥頭(とりがしら)の太刀

とり‐くび・る【取り括る】🔗🔉

とり‐くび・る【取り括る】 [動ラ四]しっかりつかむ。「笏(さく)―・りてぞ、練り出でにたりし」〈宇津保・蔵開上〉

とり‐くみ【取(り)組(み)】🔗🔉

とり‐くみ【取(り)組(み)】 取り組むこと。物事にあたること。「問題への―」組み合わせること。取り合わせ。特に、相撲の組み合わせ。「好―」信用取引で、売り残と買い残の状態または関係。

とり‐く・む【取(り)組む】🔗🔉

とり‐く・む【取(り)組む】 [動マ五(四)]互いに組み合う。とっくむ。特に、相撲で、勝負をする。「横綱と―・む」「がっぷり四つに―・む」全力で事にあたる。「新しい研究に―・む」手を取り合う。「二人の女房は手に手を―・んで」〈太平記・一一〉

とり‐ぐもり【鳥曇(り)】🔗🔉

とり‐ぐもり【鳥曇(り)】 春、渡り鳥が北へ帰る頃の曇り空。《季 春》「ゆく春に佐渡や越後の―/許六」

トリクロロエチレン【trichloroethylene】🔗🔉

トリクロロエチレン【trichloroethylene】 エチレンの水素原子三個を塩素原子で置き換えた化合物。芳香のある無色の液体。溶剤・ドライクリーニング・殺虫剤などに用いる。有毒。化学式C2HCl3

とり‐げ【鳥毛】🔗🔉

とり‐げ【鳥毛】 鳥の羽毛。指物(さしもの)の竿(さお)の先や槍の鞘(さや)などを羽毛で飾ったもの。大名行列などで、先頭の者がこれを振って威勢を示した。

とりげ‐うち【鳥毛打ち】🔗🔉

とりげ‐うち【鳥毛打ち】 岐阜県飛騨地方に伝わる民俗芸能。一文字笠や鶏の毛笠をかぶり、締め太鼓や鉦(かね)を打ちながら、笛などに合わせて大勢で踊る。

大辞泉 ページ 10997