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トリチウム【tritium】🔗🔉

トリチウム【tritium】 水素の同位体で、質量数三のもの。陽子一個、中性子二個からなる人工放射性元素。半減期は一二・三三年。トレーサー、核融合反応の燃料として利用。記号Tまたは3H三重水素。

トリチェリ【Evangelista Torricelli】🔗🔉

トリチェリ【Evangelista Torricelli】一六〇八〜一六四七]イタリアの物理学者・数学者。ガリレイに師事し、地球の回転を研究。のち、「トリチェリの真空」をつくり出し、液体の流出速度に関する定理を発見した。

トリチェリ‐の‐じっけん【トリチェリの実験】🔗🔉

トリチェリ‐の‐じっけん【トリチェリの実験】 一六四三年にトリチェリが行った真空と大気圧を示す実験。一端を閉じた長さ約一メートルのガラス管に水銀を満たし、開いた一端を水銀を入れた別の容器に倒立させると、管内の水銀は約七六〇ミリメートルの高さまで下降して止まり、ガラス管の上部は真空となる。これによって大気圧の存在がわかり、初めて真空を作るのに成功した。

トリチェリ‐の‐しんくう【トリチェリの真空】🔗🔉

トリチェリ‐の‐しんくう【トリチェリの真空】 トリチェリの実験で作られた、ガラス管上部の真空。

とり‐ちがえ【取(り)違え】‐ちがへ🔗🔉

とり‐ちがえ【取(り)違え】‐ちがへ 取り違えること。「原稿の―」「話の―」

とり‐ちが・える【取(り)違える】‐ちがへる🔗🔉

とり‐ちが・える【取(り)違える】‐ちがへる [動ア下一]とりちが・ふ[ハ下二]間違って他の物を取る。取り間違える。「靴を―・える」間違って理解する。誤解する。「意味を―・える」互い違いにする。また、互いに取り合う。「手に手を―・へ、腹掻切て臥し給ふ」〈太平記・二九〉

とり‐ちょう【取帳】‐チヤウ🔗🔉

とり‐ちょう【取帳】‐チヤウ 検注帳(けんちゆうちよう)

とり‐ちらか・す【取(り)散らかす】🔗🔉

とり‐ちらか・す【取(り)散らかす】 [動サ五(四)]「とりちらす」に同じ。「―・した部屋」

大辞泉 ページ 11005