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なごや‐せん【名古屋扇】🔗🔉

なごや‐せん【名古屋扇】 名古屋から産する扇の一。骨は細く密で、地紙に渋をひいたもの。なごやおうぎ。

なごや‐だいがく【名古屋大学】🔗🔉

なごや‐だいがく【名古屋大学】 名古屋市千種区に本部のある国立大学。明治四年(一八七一)設立の仮医学校を起源とし、旧制の県立愛知医科大学・名古屋帝国大学を経て、昭和二四年(一九四九)同付属医学専門部・第八高等学校・名古屋経済専門学校・岡崎高等師範学校を合併して新制大学に移行。

なごや‐てつどう【名古屋鉄道】‐テツダウ🔗🔉

なごや‐てつどう【名古屋鉄道】‐テツダウ 愛知県と岐阜県に路線をもつ鉄道会社。また、その鉄道。豊橋・岐阜間の名古屋本線を中心として営業。明治二七年(一八九四)創立。名鉄(めいてつ)

なご‐らん【名護×蘭】🔗🔉

なご‐らん【名護×蘭】 ラン科の常緑多年草。暖地の樹上などに着生。茎の下部から太い気根を出す。葉は長楕円形で厚く、夏、数個の香りのある白い花が咲く。名は沖縄の名護岳にちなむ。

なごり【名残】🔗🔉

なごり【名残】 《「余波(なごり)」から》ある事柄が過ぎ去ったあとに、なおその気配や影響が残っていること。また、その気配や影響。余波(よは)。「台風の―の高波」「古都の―をとどめる」人と別れるときに思い切れない気持ちが残ること。また、その気持ち。「尽きない―」物事の最後。終わり。「この世の―」「一期(いちご)の―ぢゃと思うて清水へ参って」〈狂言記・武悪〉亡くなった人をしのぶよすがとなるもの。忘れ形見。子孫。「かの維時(これとき)が―は、ひたすら民となりて」〈増鏡・新島守〉病後のからだに残る影響。「いと重くわづらひ給へれど、ことなる―残らず」〈源・夕顔〉残り。残余。「弥生中の六日なれば花はいまだ―あり」〈平家・三〉「名残の折」「名残の茶事」などの略。

名残を惜し・む🔗🔉

名残を惜し・む 別れがつらく、惜しいと思う。「旅立つ友と―・む」「行く春の―・む」

なごり【余波】🔗🔉

なごり【余波】 《「なみのこり」の音変化》波が打ち寄せたあと、渚のあちこちに残っている海水や海藻など。「難波潟(なにはがた)潮干の―よく見てむ家なる妹が待ち問はむため」〈万・九七六〉強風の吹きやんだあとでもまだその影響が残っている波。なごろ。「風しも吹けば、―しも立てれば」〈催馬楽・紀の国〉

大辞泉 ページ 11194