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なごり‐の‐はな【名残の花】🔗🔉

なごり‐の‐はな【名残の花】 散り残っている花。残花。多く桜をいう。連句で、名残の折の裏に詠む花。歌仙では名残の裏の五句目に花の句を詠み込む。

なごり‐の‐ゆき【名残の雪】🔗🔉

なごり‐の‐ゆき【名残の雪】 春が来ても消え残っている雪。春が来てから降る雪。《季 春》

なごろ【余波】🔗🔉

なごろ【余波】 《「なごり」の音変化》「なごり(余波)」に同じ。「手もたゆく浦つたひしてこぐ舟は沖の―を怖づるなるべし」〈堀河百首〉

な‐ごん【納言】🔗🔉

な‐ごん【納言】 大納言・中納言・少納言の総称。ものもうすつかさ。のうごん。

ナサ【NASA】🔗🔉

ナサ【NASA】 《Nationa1 Aeronautics and Space Administration》アメリカ航空宇宙局の略称。一九五八年に設立された政府機関。全米に研究センターをもち、宇宙ステーションなどの開発を統括。本部はワシントン特別区にある。

なさい🔗🔉

なさい 《動詞「なさる(ラ五)」の命令形》「しろ」「せよ」の意のやわらげた言い方。「自分の事は自分で―」「ほら、御覧―」◆「なさる」の本来の命令形「なされ」の音変化とも、「なさいませ」の略とも。

な‐さか【名さか】🔗🔉

な‐さか【名さか】 《「なさが」とも》悪い評判。悪評。多く「なさかの立つ」の形で用いられる。「どうぞ―の立たぬやうに」〈浄・天鼓〉

なさけ【情け】🔗🔉

なさけ【情け】 人間味のある心。他人をいたわる心。人情。情愛。思いやり。「武士の―」「浮き世の―」→御情(おなさ)男女の情愛。恋情。また、情事。いろごと。「深―」「薄―」風情。おもむき。あじわい。「落花啼鳥の―も心に浮かばぬ」〈漱石・草枕〉もののあわれを知る心。風雅を解する心。風流心。「―ある人にて、かめに花をさせり」〈伊勢・一〇一〉 [類語](じよう)・情合い・情愛・情味・人情・人情味・温情・恩情・厚情・思いやり・いつくしみ・慈愛・仁愛・仁恵・仁慈・仁心・仁(じん)・慈悲・憐(あわ)れみ・哀憐・同情 (尊敬)芳情・芳志・高情・高志・恩情・厚志

情けが仇(あだ)🔗🔉

情けが仇(あだ) 同情や思いやりからしたことが、かえって相手のためにならないこと。

大辞泉 ページ 11196