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なつ‐かげ【夏陰】🔗⭐🔉
なつ‐かげ【夏陰】
夏の日陰。夏の物陰の涼しい所。「―のつま屋の下に衣(きぬ)裁つ我妹(わぎも)裏設けて我がため裁たばやや大に裁て」〈万・一二七八〉
なつ‐がけ【夏掛(け)】🔗⭐🔉
なつ‐がけ【夏掛(け)】
夏の上掛け用の寝具。夏布団。《季 夏》「―や転寝(ころね)の孫のころがれる/孝作」
なつかし・い【懐かしい】🔗⭐🔉
なつかし・い【懐かしい】
[形]
なつか・し[シク]《動詞「なつ(懐)く」の形容詞化》
心がひかれて離れがたい。
魅力的である。すぐそばに身を置きたい。「三蔵は少し葉蔭になっている他の(牡丹ノ)一輪を―・く見る」〈虚子・俳諧師〉「霞立つ長き春日をかざせれどいや―・しき梅の花かも」〈万・八四六〉
好感がもてて近付きになりたい。親しくしたい。「目鼻立の好い男は、…、利いた風で―・くない」〈鴎外・雁〉
かつて慣れ親しんだ人や事物を思い出して、昔にもどったようで楽しい。「三〇年振りに―・い顔ぶれがそろった」「遠い昔が―・く思い出される」
引き寄せたいほどかわいい。いとおしい。「気配、姿、みめありさま、かうばしく―・しき事限りなし」〈宇治拾遺・六〉
衣服などがなじんで着ごこちがよい。「―・しき程の直衣に」〈源・夕霧〉
[派生]なつかしがる[動五]なつかしげ[形動]なつかしさ[名]







なつかし・む【懐かしむ】🔗⭐🔉
なつかし・む【懐かしむ】
[動マ五(四)]なつかしく思う。なつかしがる。「往時を―・む」
なつ‐かぜ【夏風‐邪】🔗⭐🔉
なつ‐かぜ【夏風‐邪】
夏にひく風邪。夏の風邪。
なつか‐まさいえ【長束正家】‐まさいへ🔗⭐🔉
なつか‐まさいえ【長束正家】‐まさいへ
[?〜一六〇〇]安土桃山時代の武将。丹羽長秀、のち、豊臣秀吉に仕え、財政をつかさどった。五奉行の一人。秀吉の没後、関ヶ原の戦いに敗れて自殺。
なつ‐がも【夏×鴨】🔗⭐🔉
なつ‐がも【夏×鴨】
カルガモの別名。渡りをせず、夏でも見られるのでいう。《季 夏》
なつ‐がれ【夏枯れ】🔗⭐🔉
なつ‐がれ【夏枯れ】
植物が、夏の暑さのために生気を失うこと。
夏、特に商店・劇場・料亭などが、客足が減って不景気になること。《季 夏》


なつ‐かん【夏×柑】🔗⭐🔉
なつ‐かん【夏×柑】
ナツミカンの別名。
大辞泉 ページ 11219。