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なつ‐びき【夏引き】🔗⭐🔉
なつ‐びき【夏引き】
《「なつひき」とも》夏に糸をつむぐこと。また、その糸。夏蚕(なつご)の糸、または夏に取った麻の糸をつむぐ意ともいう。「―の手引きの糸の年経ても絶えぬ思ひにむすぼほれつつ」〈新古今・恋二〉
なつびき‐の【夏引きの】🔗⭐🔉
なつびき‐の【夏引きの】
〔枕〕夏に糸をつむぐ意から、「いと」に掛かる。「―いとほしとだに言ふと聞かばや」〈金葉・恋上〉
ナップ【NAPF】🔗⭐🔉
ナップ【NAPF】
《(エスペラント)Nippona Artista Proleta Federacio》昭和三年(一九二八)結成された全日本無産者芸術連盟と、それを改組した全日本無産者芸術団体協議会の略称。日本プロレタリア芸術運動の統一組織として、機関誌「戦旗」および「ナップ」を刊行。同六年コップに合流して解消。
なつ‐ふく【夏服】🔗⭐🔉
なつ‐ふく【夏服】
夏に着る薄手の衣服。多く洋服にいう。《季 夏》「―や軽々として業にあり/虚子」
ナップザック【ドイツKnappsack】🔗⭐🔉
ナップザック【ドイツKnappsack】
《「ナップサック」とも》ハイキングなどに使う小形のリュックサック。
なつ‐ふじ【夏×藤】‐ふぢ🔗⭐🔉
なつ‐ふじ【夏×藤】‐ふぢ
マメ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。山林に生え、葉は羽状複葉。夏、白い蝶形の花をつける。土用藤。《季 夏》
なつ‐ぶし【夏沸=瘡】🔗⭐🔉
なつ‐ぶし【夏沸=瘡】
夏、あせもが化膿して、子供の頭に発するできもの。なつぼし。なつむし。《季 夏》
なつ‐ぶとん【夏布団】🔗⭐🔉
なつ‐ぶとん【夏布団】
夏用の、綿を薄く入れた布団。《季 夏》
なつ‐ぼうし【夏帽子】🔗⭐🔉
なつ‐ぼうし【夏帽子】
夏にかぶる帽子。麦わら帽子・パナマ帽など。《季 夏》「松風をうつつに聞くよ―/竜之介」
なつ‐ぼし【夏干し】🔗⭐🔉
なつ‐ぼし【夏干し】
夏に冬物の衣服などを干すこと。また、その干したもの。
土用干(どようぼ)し。


なつ‐まけ【夏負け】🔗⭐🔉
なつ‐まけ【夏負け】
[名]スル夏の暑さのために、食欲不振になり、体が衰弱すること。夏ばて。「―して痩(や)せる」《季 夏》
なつ‐まつり【夏祭(り)】🔗⭐🔉
なつ‐まつり【夏祭(り)】
夏季に行われる神社の祭り。疫病・災厄などをはらう祈願から発生したものが多い。《季 夏》
なつまつりなにわかがみ【夏祭浪花鑑】なつまつりなにはかがみ🔗⭐🔉
なつまつりなにわかがみ【夏祭浪花鑑】なつまつりなにはかがみ
浄瑠璃。世話物。九段。並木千柳(宗輔(そうすけ))・三好松洛・竹田小出雲の合作。延享二年(一七四五)大坂竹本座初演。団七九郎兵衛・釣船三婦(さぶ)・一寸徳兵衛ら三人の侠客(きようかく)の達引(たてひき)を中心にした、季節感あふれる夏狂言。
大辞泉 ページ 11227。