複数辞典一括検索+

なな‐めぐり【七巡り】🔗🔉

なな‐めぐり【七巡り】 七度めぐること。また、何度もめぐること。ななまわり。四十九日(しじゆうくにち)。七七日(なななぬか)

なな‐よ【七夜】🔗🔉

なな‐よ【七夜】 七日間の夜。七晩。また、数多くの夜。「月重ね我が思ふ妹(いも)に逢へる夜は今し―を継ぎこせぬかも」〈万・二〇五七〉子どもが誕生してから七日目の夜の祝い。おしちや。「たけならぬ二葉の松のおひ初めてこよひ―になりにけるかな」〈永久百首〉

ななよ‐まち【七夜待ち】🔗🔉

ななよ‐まち【七夜待ち】 神仏に七夜続けて参り祈願すること。「諸神に祈誓の―をけだいなく」〈浮・新可笑記・二〉

なり🔗🔉

なり 〔連語〕《断定の助動詞「なり」の連体形「なる」に伝聞推定の助動詞「なり」の付いた「なるなり」の音変化「なんなり」の撥音の無表記》…であるようだ。…であるということだ。「人づてに承りし事の筋―なり」〈源・宿木〉

なな‐わた【七曲】🔗🔉

なな‐わた【七曲】七曲(ななま)がり」に同じ。「―に曲れる玉の緒をぬきて」〈枕・二四四〉

なに【何】🔗🔉

なに【何】 [代]不定称の指示代名詞。はっきりしない事物について問う語。また、事物・人などをぼかしてさす語。「おやつには―をあげようか」「おい、例の―を持ってきてくれ」「―は来ねえか。蜂の野郎は」〈滑・浮世床・初〉[副](下に打消しの語を伴って)否定の気持ちを強める。何一つとして。少しも。「―不自由なく暮らす」なぜ。どうして。「見渡せば山もと霞むみなせ川夕べは秋と―思ひけむ」〈新古今・春上〉[感]心外である、信じられないという気持ちで、強く問い返すときに発する語。「―、彼が犯人だと」意に介さない、懸念するに及ばないという気持ちを表すときに発する語。なんの。いや。「―、ちょっとしたことさ」相手に怒りを感じて発する語。「―、もう一度言ってみろ」

何から何まで🔗🔉

何から何まで 何もかも。すべて。みんな。一から十まで。万事。「事情を―知っている」

何食わぬ顔🔗🔉

何食わぬ顔 何も知らない、自分には関係ないという顔つき、またはそのように振る舞うようす。そしらぬ顔。「人を裏切りながら―でつき合う」

大辞泉 ページ 11243