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なやみ【悩み】🔗🔉

なやみ【悩み】 思いわずらうこと。心の苦しみ。「―の種が絶えない」やまい。病気。「御目の―さへ、この頃重くならせ給ひて」〈源・明石〉

なや・む【悩む】🔗🔉

なや・む【悩む】 [動マ五(四)]決めかねたり解決の方法が見いだせなかったりして、心を痛める。思いわずらう。「進学か就職かで―・む」「恋に―・む若者」「人生に―・む」対応や処理がむずかしくて苦しむ。困る。「騒音に―・む」「人材不足に―・む企業」からだの痛みなどに苦しむ。また、病気になる。「頭痛に―・む」「持病のぜんそくに―・む」とやかく言う。非難する。「御子もおはせぬ女御の后にゐ給ひぬる事、安からぬ事に世の人―・み申して」〈栄花・花山たづぬる中納言〉(動詞の連用形に付いて)その動作が思うようにはかどらない意を表す。「伸び―・む」「行き―・む」[動マ下二]「なやめる」の文語形。 [類語]苦しむ・煩(わずら)う・悶(もだ)える・思い煩う・思い迷う・思い乱れる・苦悩する・懊悩(おうのう)する・煩悶(はんもん)する・憂悶(ゆうもん)する・苦悶(くもん)する・苦慮する・頭を痛める・頭を悩ます

なや・める【悩める】🔗🔉

なや・める【悩める】 [動マ下一]なや・む[マ下二]悩ます。苦しめる。「子の将来に心を―・める」

なや‐もの【納屋物】🔗🔉

なや‐もの【納屋物】 江戸時代、各藩の蔵屋敷などを経て販売された蔵物に対して、民間の商人によって直接売買された米その他の商品。生産者から、荷積問屋・荷受問屋・仲買・小売を経て消費者に渡った。

な‐やらい【×儺】‐やらひ🔗🔉

な‐やらい【×儺】‐やらひ 鬼やらい。追儺(ついな)。「滝口も―果てけるままに、皆まかでてけり」〈紫式部日記〉

な‐やら・う【×儺ふ】‐やらふ🔗🔉

な‐やら・う【×儺ふ】‐やらふ [動ハ四]鬼やらいをする。追儺(ついな)をする。「―・ふ、―・ふと騒ぎののしるを」〈かげろふ・中〉

大辞泉 ページ 11298