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なら‐の‐だいぶつ【奈良の大仏】🔗🔉

なら‐の‐だいぶつ【奈良の大仏】 奈良東大寺大仏殿の本尊。毘盧遮那仏(びるしやなぶつ)の金銅座像で、像高一四・八七メートル。聖武天皇の発願により天平勝宝元年(七四九)創建、同四年開眼供養。二度の戦火などで改鋳が重ねられ、台座蓮弁の一部のみが当初のもので、胴部は鎌倉時代、頭部は元禄三年(一六九〇)の鋳造。

なら‐の‐はがしわ【×楢の葉×柏】‐はがしは🔗🔉

なら‐の‐はがしわ【×楢の葉×柏】‐はがしは 楢の木の葉。「見るままに―紅葉して佐保のわたりの山ぞしぐるる」〈続古今・秋下〉

なら‐の‐はもり【×楢の葉守】🔗🔉

なら‐の‐はもり【×楢の葉守】 楢の木に宿り樹木を守る神。「青丹(あをに)よし―の神心」〈謡・金札〉

なら‐の‐ふること【奈良の古言】🔗🔉

なら‐の‐ふること【奈良の古言】 《万葉集の成立時についての、清和天皇の問いに、文屋有季が「神無月時雨降りおけるならの葉の名におふ宮の古言ぞこれ」と答えたという古今集の歌から》万葉集の異称。

なら‐の‐みやこ【奈良京・寧楽京】🔗🔉

なら‐の‐みやこ【奈良京・寧楽京】 平城京のこと。

なら‐は【×良派】🔗🔉

なら‐は【×良派】 江戸時代の装剣金工の一派。江戸初期の奈良利輝を祖とする。

なら‐ば🔗🔉

なら‐ば 〔連語〕《動詞「な(成)る」の未然形+接続助詞「ば」》できることならば。それなら。「すっかり気おくれがして了って、―逃げだしたいのを」〈里見・多情仏心〉

なら‐ばん【×良版】🔗🔉

なら‐ばん【×良版】 鎌倉時代に、奈良地方の諸大寺が出版した版本の総称。東大寺・西大寺・唐招提寺・法隆寺などのものをいい、大部分が仏典。平安時代からの興福寺版を含めていうこともある。

ならび【並び・双び】🔗🔉

ならび【並び・双び】 並ぶこと。並んだようす。並んでいるもの。列。「歯の―が悪い」「このビルの―にある書店」たぐい。比類。「天下に―もない武芸の達人」

ならび‐が‐おか【双ヶ岡】‐をか🔗🔉

ならび‐が‐おか【双ヶ岡】‐をか 京都市右京区御室(おむろ)にある丘陵。一ノ岡・二ノ岡・三ノ岡に分かれ、西麓に吉田兼好が住んだ。双の岡。

ならび‐ぐら【並び倉】🔗🔉

ならび‐ぐら【並び倉】 二つの倉が並んで立ち、中間に連結部分のあるもの。正倉院はその例。

ならび‐だいみょう【並び大名】‐ダイミヤウ🔗🔉

ならび‐だいみょう【並び大名】‐ダイミヤウ 歌舞伎で、大名の扮装をして、ただ並んでいるだけの役。また、それに扮した俳優。人数に加わっているだけで、あまり重要ではない人。「―にすぎない役員」

大辞泉 ページ 11308