複数辞典一括検索+

にく‐づき【肉付き】🔗🔉

にく‐づき【肉付き】 《「にくつき」とも》肉がついていること。また、そのもの。からだの肉のつきぐあい。太りぐあい。「―がよい」

にくづき‐の‐めん【肉付きの面】🔗🔉

にくづき‐の‐めん【肉付きの面】 越前の吉崎観音の霊験物語。邪悪な姑(しゆうとめ)が鬼女の面をかぶって嫁を脅すと、その面が顔に食いついて外れなくなるというもの。

にく‐づ・く【肉付く】🔗🔉

にく‐づ・く【肉付く】 [動カ五(四)]からだに肉がつく。太る。「ふっくらと―・く」

にく‐づけ【肉付け】🔗🔉

にく‐づけ【肉付け】 [名]スル肉をつけること。骨組みがひととおり出来上がってから、細部に手を加え、内容に厚みを与えること。「大まかなプランに―する」塑像などで、肉をつけて厚みや丸みを出すこと。モデリング。

にく‐てい【憎体】🔗🔉

にく‐てい【憎体】 [名・形動]憎々しいこと。また、そのさま。「―な意地わるが」〈野上・迷路〉「憎体口(にくていぐち)」の略。

にくてい‐ぐち【憎体口】🔗🔉

にくてい‐ぐち【憎体口】 憎らしいものの言い方。にくまれぐち。「何がなあたる―」〈浄・朝顔話〉

にく‐てき【肉的】🔗🔉

にく‐てき【肉的】 [形動]肉体に関するさま。肉欲に関するさま。肉体的。「―な苦悩」霊的。

にくて‐ぐち【憎体口】🔗🔉

にくて‐ぐち【憎体口】 「にくていぐち」の音変化。「平日(いつも)に似気(にげ)なき―を利いた」〈魯庵・社会百面相〉

にくて‐らし・い【憎体らしい】🔗🔉

にくて‐らし・い【憎体らしい】 [形]にくてら・し[シク]《「にくていらしい」の音変化。近世語》憎々しい。憎らしい。「二つ元結の―・い男つき」〈伎・助六〉

にく‐なべ【肉×鍋】🔗🔉

にく‐なべ【肉×鍋】 肉料理用の鍋。鳥獣の肉などを鍋で煮ながら食う料理。

にく‐なんばん【肉南蛮】🔗🔉

にく‐なんばん【肉南蛮】 煮た豚肉とネギを加えた掛けそば、または掛けうどん。

にく‐にく【憎憎】🔗🔉

にく‐にく【憎憎】 [副]いかにも憎そうであるさま。「―と返事しければ」〈著聞集・一六〉

にくにく‐し・い【憎憎しい】🔗🔉

にくにく‐し・い【憎憎しい】 [形]にくにく・し[シク]いかにも憎らしい。非常に憎らしい。「―・い態度」 [派生]にくにくしげ[形動]にくにくしさ[名]

にく‐ばえ【肉×蠅】‐ばへ🔗🔉

にく‐ばえ【肉×蠅】‐ばへ 双翅(そうし)目ニクバエ科の昆虫の総称。全体に灰黒色で、胸部背面に三本の縦縞、腹部背面に銀色の市松模様がある。幼虫は動物の腐肉を好む。しまばえ。

大辞泉 ページ 11404