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二の句が継(つ)げない🔗🔉

二の句が継(つ)げない 次に言う言葉が出てこない。あきれたり驚いたりして、次に言うべき言葉を失う。「あっけにとられて―ない」

にの‐ぐも【布雲】🔗🔉

にの‐ぐも【布雲】 布のように横になびいている雲。にぬぐも。「夕さればみ山を去らぬ―のあぜか絶えむと言ひし児ろはも」〈万・三五一三〉

に‐の‐ぜん【二の×膳】🔗🔉

に‐の‐ぜん【二の×膳】 正式の日本料理で、本膳に添えて、または本膳の次に出す膳。

に‐の‐たい【二の対】🔗🔉

に‐の‐たい【二の対】 寝殿造りで、東の対・西の対に対し、東北・西北の対屋(たいのや)

に‐の‐たち【二の太刀】🔗🔉

に‐の‐たち【二の太刀】 二度目に斬(き)りつけること。また、その刀。「―を浴びせる」

に‐の‐つぎ【二の次】🔗🔉

に‐の‐つぎ【二の次】 二番目。そのつぎ。あとまわし。「話は―にして早く片付けなさい」

に‐の‐つづみ【二の鼓】🔗🔉

に‐の‐つづみ【二の鼓】 雅楽の打楽器で、細腰鼓(さいようこ)の一種。壱鼓(いつこ)と三の鼓の中間の大きさのもの。奈良朝には唐楽に、平安朝以後は高麗楽(こまがく)に用いられたが、衰滅した。

に‐の‐とり【二の×酉】🔗🔉

に‐の‐とり【二の×酉】 一一月の第二の酉の日。また、その日にたつ市。《季 冬》「―やいよいよ枯るる雑司ケ谷/波郷」

に‐の‐ひと【二の人】🔗🔉

に‐の‐ひと【二の人】 宮中での地位が一の人である摂政・関白に次ぐ人。「世の―にておはしますめり」〈大鏡・道長上〉

にのへ【二戸】🔗🔉

にのへ【二戸】 岩手県北部の市。リンゴ・葉タバコ・ホップ栽培や畜産が盛ん。人口二・九万。

に‐の‐ほ【丹の穂】🔗🔉

に‐の‐ほ【丹の穂】 赤い色の目立つこと。「春されば花咲きををり秋付けば―に黄色(もみつ)」〈万・三二六六〉

に‐の‐まい【二の舞】‐まひ🔗🔉

に‐の‐まい【二の舞】‐まひ 雅楽。唐楽。壱越(いちこつ)調で古楽の中曲。舞は二人。「安摩(あま)」に引き続いて、それを見ていた咲面(えみめん)の老爺と腫面(はれめん)の老婆が、安摩の舞をまねてこっけいに舞う。「安摩」の答舞。人のあとに出てそのまねをすること。特に、人のした失敗を繰り返すこと。「前任者の―を演ずる」「―を踏む」

大辞泉 ページ 11484