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ぬら‐くら🔗🔉

ぬら‐くら [副]スルぬらりくらり」に同じ。「―(と)遊び暮らす」「―(と)してまともに答えない」

ぬらし【×濡らし】🔗🔉

ぬらし【×濡らし】 《動詞「ぬらす」の連用形から》色めかしいそぶりをすること。「口ききたるままに、よき加減なる―をしかけ」〈難波物語〉

らし🔗🔉

らし 〔連語〕《完了の助動詞「ぬ」の終止形+推量の助動詞「らし」》…たにちがいない。…たらしい。「ぬばたまの夜はふけ―らし玉くしげ二上山(ふたがみやま)に月傾(かたぶ)きぬ」〈万・三九五五〉

ぬら・す【×濡らす】🔗🔉

ぬら・す【×濡らす】 [動サ五(四)]ぬれた状態にする。「涙でほおを―・す」やっと暮らしを立てる。「僅に尋中の教師に口は―・しても」〈魯庵・社会百面相〉色めかしいそぶりをする。「威勢でおどし、文で―・し、色かへ品かへ口説きしを」〈浄・女楠〉

ぬら‐つ・く🔗🔉

ぬら‐つ・く [動カ五(四)]ぬらぬらする。ぬめぬめする。「油仕事で手が―・く」

ぬら‐ぬら🔗🔉

ぬら‐ぬら [副]スルぬるぬる」に同じ。「プールの底が―(と)する」のろのろと動くさま。「―と長い鎖を引き出した」〈漱石・虞美人草〉

らむ🔗🔉

らむ 〔連語〕《完了の助動詞「ぬ」の終止形+推量の助動詞「らむ」。「ぬらん」とも》きっと…したであろう。…てしまったに違いない。「ぬばたまの夜明かしも舟は漕(こ)ぎ行かな三津の浜松待ち恋ひ―らむ」〈万・三七二一〉

ぬらり🔗🔉

ぬらり [副]ぬるぬるするさま。ぬるり。「―(と)した血のり」

ぬらり‐くらり🔗🔉

ぬらり‐くらり [副]スル柔らかくてぬるぬるとすべるさま。ぬらくら。ぬらぬら。「―(と)してつかまえにくい」態度などがはっきりせず、とらえどころのないさま。ぬらくら。のらりくらり。「―(と)言い逃れる」しまりなく、漫然としているさま。ぬらくら。のらりくらり。「―(と)一生を送る」

大辞泉 ページ 11603