複数辞典一括検索+

ヌルハチ【Nurhaci】🔗🔉

ヌルハチ【Nurhaci】一五五九〜一六二六]中国、清朝初代の皇帝。在位一六一六〜二六。廟号は太祖。姓は愛新覚羅。建州女真を統一後、女真族各部をまとめてハン(汗)位に就き、国号を後金とし、英明皇帝と称した。満州文字や八旗制度を制定、清朝の基礎を確立。明を征討中に陣没。◆「弩爾哈斉」「奴児哈赤」とも書く。

ぬる‐び【微温火・緩火】🔗🔉

ぬる‐び【微温火・緩火】 火気の弱い火。とろ火。「箱火鉢には、―に大きな土瓶が掛かっている」〈鴎外・ヰタ‐セクスアリス〉

ぬるま【微温】🔗🔉

ぬるま【微温】 ぬるいこと。「―になって居るが、この番茶を替りに」〈円朝・真景累ケ淵〉「ぬるま湯」の略。愚鈍なこと。のろま。「兄貴は知れた―殿」〈浄・盛衰記〉

微温湯につか・る🔗🔉

微温湯につか・る 安楽な現状に甘んじて、のんきに過ごす。「長期政権のもとで―・る」

ぬるま‐ゆ【微温湯】🔗🔉

ぬるま‐ゆ【微温湯】 ぬるい湯。ぬるゆ。びおんとう。刺激や緊張のない境遇や生活。「―の暮らしから抜け出す」

ぬる‐み【温み・微温み】🔗🔉

ぬる‐み【温み・微温み】 《動詞「ぬるむ」の連用形からか》なまあたたかいこと。ぬるいこと。また、その程度。「どこか底に―を持った風が額に当る」〈鴎外・魔睡〉ぬるま湯。「―汲みとり用意の気付け」〈浄・朝顔話〉《「み」は接尾語か》川の流れの緩やかな所。よどみ。「弱き馬をば下手に立てて、―に付けて、渡すべし」〈盛衰記・三五〉

ぬるみ‐ごこち【温み心地】🔗🔉

ぬるみ‐ごこち【温み心地】 病気のため体温が高くなって不快であること。「―わづらひて参らず」〈讚岐典侍日記・上〉

ぬる・む【温む・微温む】🔗🔉

ぬる・む【温む・微温む】 [動マ五(四)]少しあたたかくなる。「水―・む季節」熱い湯などが少しさめる。ぬるくなる。「お茶が―・む」病気で体温が高くなる。「うちはへ―・みなどし給ひつる事はさめ給ひて」〈源・手習〉[動マ下二]「ぬるめる」の文語形。

大辞泉 ページ 11608