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ね‐ごや【根小屋】🔗⭐🔉
ね‐ごや【根小屋】
《「ねこや」とも》館(やかた)や城のある山のふもとの集落。「居館の小城へ押し寄せ、―まで焼き候へども」〈甲陽軍鑑・二三〉
ねこ‐やなぎ【猫柳】🔗⭐🔉
ねこ‐やなぎ【猫柳】
ヤナギ科の落葉低木。川岸に多く、葉は長楕円形で、裏は白みがかっている。雌雄異株。早春、葉より先に、赤褐色の鱗片(りんぺん)が取れて白い毛を密生した雄花穂や雌花穂が現れる。かわやなぎ。えのころやなぎ。《季 春》「―高嶺(たかね)は雪をあらたにす/誓子」


ね‐ごろ【値×頃】🔗⭐🔉
ね‐ごろ【値×頃】
[名・形動]品物の値うちに相応した値段であること。また、買うのにちょうど手ごろな値段であるさま。「―な(の)品」「―感」
ねごろ【根来】🔗⭐🔉
ねごろ【根来】
和歌山県北部、那賀郡岩出(いわで)町の地名。根来寺の所在地。
「根来塗(ねごろぬり)」の略。


ね‐ころが・る【寝転がる】🔗⭐🔉
ね‐ころが・る【寝転がる】
[動ラ五(四)]「寝転ぶ」に同じ。「畳に―・って新聞を読む」
ねごろ‐ぐみ【根△来組】🔗⭐🔉
ねごろ‐ぐみ【根△来組】
江戸幕府の鉄砲百人組四組の一。天正一三年(一五八五)根来寺の衆徒が豊臣秀吉に討伐されたのち、徳川家康に浜松で召し出されて組織したもの。
ねごろ‐じ【根来寺】🔗⭐🔉
ねごろ‐じ【根来寺】
和歌山県那賀郡岩出町にある真言宗の総本山。山号は一乗山。正しくは大伝法院。大治五年(一一三〇)覚鑁(かくばん)が高野山に開いた伝法院に始まる。のち、根来の豊福寺に移転。正応元年(一二八八)頼瑜(らいゆ)が大伝法院の堂塔をここに移し、新義真言宗の拠点としての根来寺が成立。戦国時代には多数の僧兵根来衆を擁して豊臣秀吉と対立し、焼き打ちされたが、紀州徳川家の外護により復興。天文一六年(一五四七)完成の多宝塔は大塔形式をもつ遺構で国宝。
ねごろ‐しゅう【根△来衆】🔗⭐🔉
ねごろ‐しゅう【根△来衆】
根来寺の僧兵。南北朝時代以後、特に戦国時代に鉄砲で武装して強大な勢力をもった。石山合戦で石山本願寺に味方して織田信長軍と戦ったが、のち、豊臣秀吉に滅ぼされた。根来寺衆。根来法師。
大辞泉 ページ 11635。