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ノヤン【モンゴルnoyan】🔗🔉

ノヤン【モンゴルnoyan】 モンゴルの遊牧社会で、氏族長をさす称号。チンギス=ハンの統一後は、領主・貴族・高級役人などをもさすようになった。

の‐ゆさん【野遊山】🔗🔉

の‐ゆさん【野遊山】 野山に出て遊ぶこと。「今日はどれへぞ―に出うと存ずる」〈虎寛狂・靭猿〉

の‐よ🔗🔉

の‐よ 〔連語〕《終助詞「の」+間投助詞「よ」。多く女性が使う》断定をやわらげた言い方。「そうな―」「それは優しい方です―」疑問表現の中で、相手を非難する気持ちを表す。「それがどうだっていう―」「だからどうした―」

のら🔗🔉

のら 仕事もしないで遊び暮らすこと。また、その人。怠け者。放蕩(ほうとう)者。どら。「些異(ちとかわ)って居た偏屈者、それが此頃のような―になって仕舞うたは」〈露伴・椀久物語〉

のらをかわ・く🔗🔉

のらをかわ・く 仕事を怠ける。遊びにふける。「茂兵衛めが戻ったら代はらうと存ずれど、どこに―・くやら」〈浄・大経師〉

の‐ら【野良】🔗🔉

の‐ら【野良】 《「ら」は接尾語。「良」は当て字》野。野原。「最寄の灌木の間や―などを猟(あさり)尽して」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉田や畑。「―仕事」

ノラ【Nora】🔗🔉

ノラ【Nora】 イプセンの戯曲「人形の家」の女主人公。夫にとってかわいい人形にすぎない妻の地位を捨て、夫や子供とも別れて家出する。近代的自我に目覚めて自立を望む新しい女性の典型とされる。

のら‐いぬ【野良犬】🔗🔉

のら‐いぬ【野良犬】 飼い主のいない犬。宿なし犬。野犬(やけん)

のら‐かせぎ【野良稼ぎ】🔗🔉

のら‐かせぎ【野良稼ぎ】 田畑に出て農作業をすること。野良仕事。

のら‐がらす【野良×烏】🔗🔉

のら‐がらす【野良×烏】 ねぐらのない烏。「―、うかれがらすの浮き名も消えて」〈鶉衣・鴉箴〉たえずそこに出入りして事情に通じている者。「くけん阿波座の―、月夜はなほか闇の夜も」〈浄・淀鯉〉

のら‐ぎ【野良着】🔗🔉

のら‐ぎ【野良着】 野良仕事で着る衣服。

のら‐くら🔗🔉

のら‐くら [名・形動]怠けて遊んでいること。また、そのさまや、その人。「―者」「彼のような―な息子を生んだことを」〈佐藤春夫・都会の憂鬱〉[副]スルぬらりくらり」に同じ。「―(と)した返事」ぬらりくらり」に同じ。「毎日―(と)過ごす」

のらくろ🔗🔉

のらくろ 田河水泡(たがわすいほう)作の連載漫画。また、その主人公の名。のら犬の黒吉が軍隊に入り、失敗を重ねながらも昇進していく物語漫画で、雑誌「少年倶楽部」の昭和六年(一九三一)新年号に初登場した。

大辞泉 ページ 11808