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のり【×糊】🔗🔉

のり【×糊】 米・麦などの澱粉質の物を煮て、粘りけを出させたもの。紙をはりつけたり、布地に張りをもたせたりするのに用いる。「―のきいたシーツ」一般に、接着剤のこと。「合成―」

糊と鋏(はさみ)🔗🔉

糊と鋏(はさみ) 糊と鋏とで作る意で、先人の文章などをつなぎ合わせて自分の著作をこしらえることにいう。「―の論文」

のり【生血・血】🔗🔉

のり【生血・血】 まだ乾かない粘りけのある血。血糊(ちのり)。「疵口を確(しつ)かと抑えてはいるものの、―は溢れて」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉

のり【海苔】🔗🔉

のり【海苔】 ウシケノリ科アマノリ属の紅藻の総称。主に海岸のしぶきのかかる岩上に生え、冬から春に生育。アサクサノリ・スサビノリなどは養殖もされる。また、アオノリなどの緑藻や、スイゼンジノリなどのカワノリも含めていう。食用。アサクサノリを、紙と同じようにして漉(す)いて干した食品。《季 春》「衰ひや歯に喰ひあてし―の砂/芭蕉」

のり‐あい【乗(り)合い】‐あひ🔗🔉

のり‐あい【乗(り)合い】‐あひ 他人どうしが、同じ乗り物に一緒に乗ること。また、その人。「―の釣り船」「乗合自動車」「乗合馬車」「乗合船」などの略。乗り物に乗ったまま出会うこと。特に、貴人の行列に出会ったとき、乗り物を降りないでいること。「小松資盛が―の事に、入道憤りて」〈盛衰記・一一〉

のりあい‐じどうしゃ【乗合自動車】のりあひ‐🔗🔉

のりあい‐じどうしゃ【乗合自動車】のりあひ‐ 一定の運賃で不特定の旅客を乗せ、定まった路線を運行する大型の自動車。バス。

のりあい‐ばしゃ【乗合馬車】のりあひ‐🔗🔉

のりあい‐ばしゃ【乗合馬車】のりあひ‐ 多人数がいっしょに乗る馬車。ふつう、一定の路線を一定の運賃をとって走った。→円太郎馬車

大辞泉 ページ 11810