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のり‐の‐し【法の師】🔗🔉

のり‐の‐し【法の師】 僧。法師(ほうし)。「―の、世のことわり説き聞かせむ所の心地するも」〈源・帚木〉

のり‐の‐すべらぎ【法の皇】🔗🔉

のり‐の‐すべらぎ【法の皇】 仏門に入った上皇。法皇(ほうおう)。「わが―に仕へ奉りては」〈千載・序〉

のり‐の‐ちから【法の力】🔗🔉

のり‐の‐ちから【法の力】 仏法の力。仏法の功徳(くどく)。法力(ほうりき)。「うれしや、さては誓ひの船、―と覚えたり」〈謡・竹生島〉

のり‐の‐つえ【法の×杖】‐つゑ🔗🔉

のり‐の‐つえ【法の×杖】‐つゑ 頼りとすがる仏法を、杖にたとえた語。「花紫は先に立ち、若紫は―、つくづくものを案ずるに」〈浄・吉野忠信〉寺参りや墓参りなどのときに用いる杖。「麦刈りぬ近道来ませ―」〈蕪村句集〉

のり‐の‐つかさ【式省】🔗🔉

のり‐の‐つかさ【式省】 しきぶしょう

のり‐の‐とも【法の友】🔗🔉

のり‐の‐とも【法の友】 ともに仏道を志している友。「かへりては心恥づかしげなる―にこそはものし給ふなれ」〈源・橋姫〉

のり‐の‐ともしび【法の灯】🔗🔉

のり‐の‐ともしび【法の灯】 仏法を、闇(やみ)を明るく照らす灯火にたとえていう語。法灯(ほうとう)。「願はくは暫し闇路にやすらひてかかげやせまし―」〈新古今・釈教〉師から弟子へと伝えられる法脈を、灯火にたとえた語。法灯。「かかる程に―をかかげ、仏法の命を継がせ給ふになりぬれば」〈栄花・疑ひ〉

のり‐の‐にわ【法の場】‐には🔗🔉

のり‐の‐にわ【法の場】‐には 法会(ほうえ)や説教など、仏事を行う場所。法場(ほうじよう)。「春ごとに嘆きしものを―散るがうれしき花もありけり」〈千載・釈教〉

のり‐の‐ふね【法の舟】🔗🔉

のり‐の‐ふね【法の舟】 仏法が極楽浄土の彼岸に衆生(しゆじよう)を運ぶことを、舟にたとえていう語。法船(ほうせん)。「―さして行く身ぞもろもろの神も仏もわれをみそなへ」〈新古今・釈教〉

のり‐の‐みず【法の水】‐みづ🔗🔉

のり‐の‐みず【法の水】‐みづ 仏の教えが衆生(しゆじよう)の煩悩(ぼんのう)を洗い清めることを、水にたとえていう語。法水(ほうすい)。「―にすます心の清ければけがるる袖とたれか見るべき」〈続後撰・雑中〉

大辞泉 ページ 11819