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員に備わ・る🔗🔉

員に備わ・る 人数の中に加わる。「来るべき内閣の―・る」〈魯庵・社会百面相〉◆「員に備わるのみ」などの形で、その中に加わっているだけで実際には役に立っていないことをいう場合がある。

いん【殷】🔗🔉

いん【殷】 中国古代の王朝名。自称は商。「史記」殷本紀などによれば、成湯王が夏(か)の桀(けつ)王を滅ぼして創始し、第三〇代の紂(ちゆう)王のとき周によって滅ぼされた。前一六世紀ごろから、前一一世紀ごろとされる。→殷墟(いんきよ)

いん【院】ヰン🔗🔉

いん【院】ヰン [名]上皇・法皇・女院(によいん)の御所。転じて、上皇・法皇・女院の尊称。「―の御所」貴人の邸宅や別荘。「その―の桜ことにおもしろし」〈伊勢・八二〉〔接尾〕名詞に付く。寺の名に添える。「回向―」「寂光―」上皇・法皇・女院の諡号(しごう)などに添える。「後白河―」「建礼門―」戒名に添える。中世・近世では、将軍など身分のある人の戒名に限られた。「安国―(=徳川家康)」「台徳―(=徳川秀忠)」

いん【×淫・×婬】🔗🔉

いん【×淫・×婬】 性欲。色欲。また、みだらであること。「―にふける」精液。「不浄の―付きて染みたり」〈今昔・一七・四五〉

いん【陰】🔗🔉

いん【陰】 易学で、陽に対置されて、消極的・受動的であるとされるもの。地・月・夜・女・静・偶数など。陽。人目につかないこと。表面に現れない部分。陽。→陰に

陰に籠(こ)も・る🔗🔉

陰に籠(こ)も・る 表に現れず心の中にこもる。「―・る性格」陰気なようすである。「―・った声」

陰に陽(よう)に🔗🔉

陰に陽(よう)に あるときはひそかに、あるときは公然と。陰(かげ)になり日向(ひなた)になり。「―力になる」

いん【飲】🔗🔉

いん【飲】 飲むこと。また、飲むもの。飲料。「一瓢(いつぴよう)の―」酒を飲むこと。酒宴。「一夜の―を共にする」

いん【韻】ヰン🔗🔉

いん【韻】ヰン 漢字の表す一音節のうち、頭子音を除いた部分の声調の違いによって、平(ひよう)・上(じよう)・去(きよ)・入(にゆう)の四声に分類した区別。これをさらに分けて、古くは二〇六韻としていたが、のちに整理されて一〇六または一〇七韻となった。詩歌で、同一または類似の音を、一定の位置に繰り返し用いること。

大辞泉 ページ 1182