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はじ・く【弾く】🔗🔉

はじ・く【弾く】 [動カ五(四)]曲げた物が元に戻る力で打つ。また、はね飛ばす。「おはじきを―・く」「爪先で弦を―・く」寄せつけない。受けつけない。はねのける。「このレーンコートはよく水を―・く」「鋼鉄の板が銃弾を―・く」そろばん玉を指で動かす。転じて、計算する。「そろばんを―・く」「損得を―・いてみる」 [可能]はじける[動カ下二]「はじける」の文語形。

はし‐ぐい【橋×杭・橋×杙】‐ぐひ🔗🔉

はし‐ぐい【橋×杭・橋×杙】‐ぐひ 橋桁(げた)を支える杭。橋脚。

はしぐち‐ごよう【橋口五葉】‐ゴエフ🔗🔉

はしぐち‐ごよう【橋口五葉】‐ゴエフ一八八〇〜一九二一]版画家。鹿児島の生まれ。本名、清。橋本雅邦に師事。独自の近代浮世絵版画を完成。夏目漱石・泉鏡花・永井荷風らの本も装丁した。

はし‐くよう【橋供養】‐クヤウ🔗🔉

はし‐くよう【橋供養】‐クヤウ 橋ができ上がって、渡り初めの前に橋上で行う供養。

はし‐くれ【端くれ】🔗🔉

はし‐くれ【端くれ】 木などの端を切り落としたもの。切れ端。「木の―」取るに足らない存在ではあるが、一応その類に属している者。多く、謙遜しながら自分を表すときに用いる。「芸術家の―」

はしけ【×艀】🔗🔉

はしけ【×艀】 河川・港湾などで大形船と陸との間を往復して貨物や乗客を運ぶ小舟。船幅が広く、平底。はしけぶね。

はし‐げいせい【端傾城】🔗🔉

はし‐げいせい【端傾城】 格の低い、下っぱの女郎。端女郎。「二匁どりの―なるが」〈浮・永代蔵・一〉

はし‐げた【橋×桁】🔗🔉

はし‐げた【橋×桁】 橋脚の上に架け渡して橋板を支える材。

はじけ‐まめ【弾け豆】🔗🔉

はじけ‐まめ【弾け豆】 ソラマメなどを煎(い)ってはじけさせたもの。転じて、ソラマメ。はじきまめ。

はしけ‐やし【愛しけやし】🔗🔉

はしけ‐やし【愛しけやし】 〔連語〕「はしきやし」に同じ。「―妻も子どもも高々に待つらむ君や山隠(やまがく)れぬる」〈万・三六九二〉

はし・ける【×艀ける】🔗🔉

はし・ける【×艀ける】 [動カ下一]《「はしけ(艀)」の動詞化》艀で乗客や貨物を運ぶ。「飛脚船を―・けて」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉こっそり他へ移す。隠す。「くぐり戸がなると、そりゃを合図に戸棚へ―・け、かんざしで前髪いぢりながら」〈滑・阿多福仮面〉くすねる。ちょろまかす。「ちっとばかり―・けたとって知れるものか」〈滑・続膝栗毛・八〉

大辞泉 ページ 12025