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はち‐どう【八道】‐ダウ🔗🔉

はち‐どう【八道】‐ダウ 「八正道(はつしようどう)」の略。律令制で、東海・東山・北陸・山陰・山陽・南海・西海の七道に畿内を加えたもの。また、明治時代、七道に北海道を加えた称。朝鮮の行政区画としての八つの道。京畿・江原・咸鏡・平安・黄海・忠清・慶尚・全羅。

はち‐どり【×蜂鳥】🔗🔉

はち‐どり【×蜂鳥】 アマツバメ目ハチドリ科の鳥の総称。南北アメリカに三〇〇種以上が知られ、主に熱帯・亜熱帯林にすむ。全長七センチ以下のものが多く、最小種は約五センチで、鳥類中でいちばん小さい。雄の羽色は多彩で金属光沢があり、雌はそれより地味。非常に速く羽ばたきながら空中に静止し、細いくちばしで花の蜜を吸い小昆虫を捕食する。ハミングバード。はちすずめ。

はち‐なん【八難】🔗🔉

はち‐なん【八難】 仏語。仏を見ず、法を聞くのに妨げとなる八つの境界。地獄・餓鬼・畜生・長寿天・辺地・盲聾(もうろういんあ)・世智弁聡(せちべんそう)・仏前仏後。八つの災難。すなわち、飢・渇・寒・暑・水・火・刀・兵の難。八つの欠点。転じて、多くの欠点。七難。

はち‐にん【八人】🔗🔉

はち‐にん【八人】 八名の人。《「火」の字を分解すると「八人」となるところから》火のこと。八人童子。

はちにん‐がた【八人肩】🔗🔉

はちにん‐がた【八人肩】 八人が交代で駕籠(かご)を担ぐこと。また、その駕籠。八枚肩。「―の大乗物」〈浮・一代男・七〉

はちにん‐げい【八人芸】🔗🔉

はちにん‐げい【八人芸】 一人で八人分の楽器や声色(こわいろ)などを聞かせる芸。万治・寛文(一六五八〜一六七三)のころから流行。

はち‐ねつじごく【八熱地獄】‐ネツヂゴク🔗🔉

はち‐ねつじごく【八熱地獄】‐ネツヂゴク 八大地獄

はち‐の‐き【鉢の木】🔗🔉

はち‐の‐き【鉢の木】 鉢植えの木。

はちのき【鉢木】🔗🔉

はちのき【鉢木】 謡曲。四番目物。零落の身の佐野源左衛門常世は、大雪の夜、旅僧に身をやつした北条時頼を泊め、秘蔵の鉢の木を焚(た)いてもてなし、いざ鎌倉のときの決意を語る。後日、それが報いられ、旧領の回復と鉢の木にちなむ三領地を与えられる。

はち‐の‐こ【×蜂の子】🔗🔉

はち‐の‐こ【×蜂の子】 ハチの幼虫。特に、クロスズメバチの幼虫。信州地方で甘露煮や蜂の子飯などにして賞味。《季 秋》カヤの実のこと。

大辞泉 ページ 12100