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はま‐しぎ【浜×鷸】🔗🔉

はま‐しぎ【浜×鷸】 シギ科の鳥。全長二一センチくらい。夏羽は上面が赤褐色で腹に黒斑があるが、冬羽は灰褐色。首が短く、くちばしは長くて下方に曲がる。ユーラシア・北アメリカ北部で繁殖。日本では主に冬、海浜や干潟でみられ、群れをなして飛ぶ。

はま‐しばい【浜芝居】‐しばゐ🔗🔉

はま‐しばい【浜芝居】‐しばゐ 江戸時代、大坂の道頓堀の浜側(北側)にかかった小芝居。転じて、大阪で一般に小芝居をいう。

はま‐じょうゆ【浜×醤油】‐ジヤウユ🔗🔉

はま‐じょうゆ【浜×醤油】‐ジヤウユ 春、小イワシを塩・麹(こうじ)・水に漬け、秋にその上澄みに醤油を加えて調味料としたもの。

はま‐じんちょう【浜沈丁】‐ヂンチヤウ🔗🔉

はま‐じんちょう【浜沈丁】‐ヂンチヤウ ハマジンチョウ科の常緑低木。紀伊半島以南の海岸に自生し、高さ約一・五メートル。葉は披針形。七月ごろ、紫色の鐘形の花をつけ、果実は海流により散布。同科の双子葉植物は約九〇種がオーストラリア・太平洋諸島に分布。

はま‐すげ【浜×菅】🔗🔉

はま‐すげ【浜×菅】 カヤツリグサ科の多年草。海辺や河原に生え、高さ二〇〜三〇センチ。葉は堅く、線形。夏から秋、茎の頂に細い苞(ほう)を数枚つけ、その中心から穂を出す。塊根を漢方で香附子(こうぶし)といい、薬用。《季 夏》

はます‐どり【浜州鳥】🔗🔉

はます‐どり【浜州鳥】 〔枕〕浜辺の水鳥がよちよち歩く意から、「足悩(あなゆ)む」にかかる。「―足悩(あなゆ)む駒の惜しけくもなし」〈万・三五三三〉

はま‐ぜせり【浜×り】🔗🔉

はま‐ぜせり【浜×り】 江戸時代、大坂で、河岸をうろついて下級の娼婦をあさること。「日が暮れると―」〈浄・阿波鳴渡〉

はま‐ぜり【浜×芹】🔗🔉

はま‐ぜり【浜×芹】 セリ科の越年草。海浜に生え、高さ一〇〜三〇センチ。根は太く、茎は基部で分枝し、斜めに立つ。葉は羽状複葉。八〜一〇月、白い小花を密につける。はまにんじん。

はまだ【浜田】🔗🔉

はまだ【浜田】 島根県西部の日本海に面する市。もと古田・松平氏の城下町。明治中期から輸出港、昭和初期から漁港も整備されて発展し、沖合漁業の基地。人口四・八万。

はまだ【浜田】🔗🔉

はまだ【浜田】 姓氏の一。

ハマダーン【Hamadan】🔗🔉

ハマダーン【Hamadan】 イラン北西部にある商業都市。皮革加工・絨緞(じゆうたん)製造で知られる。古代メディア王国の都エクバターナがあった地。ハマダン。

大辞泉 ページ 12255