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はま‐だいこん【浜大根】🔗🔉

はま‐だいこん【浜大根】 アブラナ科のダイコンが野生化したもの。海岸の砂地に生え、全体にやせている。四月ごろ、淡紅紫色の花が咲く。

はまだ‐くにまつ【浜田国松】🔗🔉

はまだ‐くにまつ【浜田国松】一八六八〜一九三九]政治家。三重の生まれ。護憲運動に参加。のち、政友会に入党。昭和九年(一九三四)衆議院議長に就任。同一二年、施政方針質問の際に軍部を批判、寺内寿一陸相と「腹切り問答」を行った。

はまだ‐こうさく【浜田耕作】‐カウサク🔗🔉

はまだ‐こうさく【浜田耕作】‐カウサク一八八一〜一九三八]考古学者。大阪の生まれ。号、青陵。京大教授・総長。英国などに留学し、日本の考古学に科学的研究方法を導入。日本および満州・朝鮮各地を踏査。著「通論考古学」など。

はまだ‐しょうじ【浜田庄司】‐シヤウジ🔗🔉

はまだ‐しょうじ【浜田庄司】‐シヤウジ一八九四〜一九七八]陶芸家。神奈川の生まれ。本名、象二。バーナード=リーチに師事し、英国で研究。帰国後は益子(ましこ)焼の向上発展に尽力し、質朴で力強い作風を展開。また、柳宗悦(やなぎむねよし)らと民芸運動を推進した。文化勲章受章。

はまだ‐ひこぞう【浜田彦蔵】‐ひこザウ🔗🔉

はまだ‐ひこぞう【浜田彦蔵】‐ひこザウ一八三七〜一八九七]幕末・明治の通訳・貿易商。播磨(はりま)の人。江戸への航海中に漂流し、米国船に救われて渡米、帰化し、ジョセフ=ヒコと称した。安政六年(一八五九)帰国、日米外交交渉に活躍し、また、日本最初の新聞「海外新聞」を横浜で発行。アメリカ彦蔵。

はまだ‐ひろすけ【浜田広介】🔗🔉

はまだ‐ひろすけ【浜田広介】一八九三〜一九七三]児童文学者。山形の生まれ。本名、広助。人間の善意をテーマに多くの童話を発表。小川未明とともに童話を文学の一ジャンルとして確立。作「むく鳥の夢」「泣いた赤鬼」など。

はまだ‐やひょうえ【浜田弥兵衛】‐やヒヤウヱ🔗🔉

はまだ‐やひょうえ【浜田弥兵衛】‐やヒヤウヱ 江戸初期の貿易商。長崎の人。末次平蔵の朱印船の船長。貿易上の争いから、武装日本人多数を伴って台湾のオランダ人根拠地に渡り、このため日蘭貿易は数年間中断した。生没年未詳。

はまだら‐か【××斑蚊・羽×斑蚊】🔗🔉

はまだら‐か【××斑蚊・羽×斑蚊】 カ科ハマダラカ亜科の昆虫の総称。翅(はね)に斑紋をもつものが多い。腹部に鱗片(りんぺん)がなく、止まるとき尾端を上げる。卵はばらばらに水面に産卵される。マラリアを媒介するシナハマダラカ・コガタハマダラカが含まれる。

大辞泉 ページ 12256