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うか・む【浮かむ】🔗🔉

うか・む【浮かむ】 [動マ四]「浮かぶ」に同じ。「来む世には、地獄の底に沈みて、―・む世あらじといふに」〈宇津保・吹上下〉[動マ下二]「浮かべる」に同じ。「汀(みぎは)に小舟を―・め」〈浮・一代男・六〉

うがやふきあえず‐の‐みこと【草葺不合尊】うがやふきあへず‐🔗🔉

うがやふきあえず‐の‐みこと【草葺不合尊】うがやふきあへず‐ 日本神話で、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)の子。母は豊玉姫。五瀬命(いつせのみこと)・神日本磐余彦尊(かむやまといわれびこのみこと)(神武天皇)の父。

うから【親族】🔗🔉

うから【親族】 《上代は「うがら」》血縁の人々の総称。血族。しんぞく。「―やから」「わが家もこの国にて聞ゆる―なるに」〈鴎外・文づかひ〉

うかり🔗🔉

うかり [副]「うっかり」に同じ。「―としているお千代には」〈左千夫・春の潮〉

うかり‐ひょん🔗🔉

うかり‐ひょん [副]気づかずぼんやりしているさま。うかうかと。うっかりひょん。「いかひ愚痴(たはけ)のなれの果て―とぞ見えにける」〈松の葉・三〉

うか・る【受かる】🔗🔉

うか・る【受かる】 [動ラ五(四)]試験などに合格する。及第する。「検定試験に―・る」落ちる。

うか・る【浮かる】🔗🔉

うか・る【浮かる】 [動ラ下二]「うかれる」の文語形。

うかれ【浮(か)れ】🔗🔉

うかれ【浮(か)れ】 浮かれること。「―声」「―調子」「袖を引かれて、北八すこし―がきて」〈滑・膝栗毛・七〉

うかれ‐ある・く【浮(か)れ歩く】🔗🔉

うかれ‐ある・く【浮(か)れ歩く】 [動カ五(四)]心うきうきとして歩き回る。また、所定めず、あちこちぶらつく。「盛り場を―・く」

うかれ‐い・ず【浮かれ出づ】‐いづ🔗🔉

うかれ‐い・ず【浮かれ出づ】‐いづ [動ダ下二]気持ちが落ち着かず、どこという当てもなく、家を出る。「―・づる心は身にもかなはねば如何なりとても如何にかはせむ」〈山家集・中〉心がひかれて、うきうきとする。また、うきうきとして出かける。「朝食(あさげ)もうち忘れて―・でぬ」〈読・雨月・蛇性の婬〉

うかれ‐お【浮(か)れ男】‐を🔗🔉

うかれ‐お【浮(か)れ男】‐を 美しいものや異性などにひかれて、浮かれ歩く男。うかれおとこ。「今仲の町で―に睨付(にらみつ)けられる烏も」〈美妙・武蔵野〉

大辞泉 ページ 1283