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ふきぬき‐やたい【吹(き)抜き屋台】🔗🔉

ふきぬき‐やたい【吹(き)抜き屋台】 平安・鎌倉時代の大和絵、特に絵巻類に用いられた室内描写法。屋根・天井などを省いて、斜め上から見下ろすように室内の情景を描くもの。

ふき‐ぬけ【吹(き)抜け】🔗🔉

ふき‐ぬけ【吹(き)抜け】 風が吹き抜けて通ること。ふきとおし。吹き抜き

ふき‐ね【吹(き)値】🔗🔉

ふき‐ね【吹(き)値】 相場が急騰してつけた値段。

ふき‐の‐だい【×蕗の台・富貴の台】🔗🔉

ふき‐の‐だい【×蕗の台・富貴の台】 婚礼のときに用いる嫁の肴台(さかなだい)。三方(さんぼう)の上に作り物の蕗(ふき)を立て、その下に酒肴を盛ったもの。

ふき‐の‐とう【×蕗の×薹】‐タウ🔗🔉

ふき‐の‐とう【×蕗の×薹】‐タウ 早春、フキの根茎から出る若い花茎。香りと苦みを賞味する。《季 春》「―ふみてゆききや善き隣/久女」

ふき‐ば【吹(き)場】🔗🔉

ふき‐ば【吹(き)場】 金属を製錬・鋳造する場所。

ふき‐はなし【吹(き)放し】🔗🔉

ふき‐はなし【吹(き)放し】 吹き抜き

ふき‐はな・つ【吹き放つ】🔗🔉

ふき‐はな・つ【吹き放つ】 [動タ四]風が吹いて物を遠くに飛ばす。吹き払う。「門を―・ちて、四、五町が外(ほか)に置き」〈方丈記〉

ふき‐はら・う【吹(き)払う】‐はらふ🔗🔉

ふき‐はら・う【吹(き)払う】‐はらふ [動ワ五(ハ四)]吹いて払いのける。「ほこりを―・う」「風が雲を―・う」

ふき‐びん【吹き×鬢】🔗🔉

ふき‐びん【吹き×鬢】 鬢を大きくふくらませて結うこと。また、その髪形。近世、主に女性が結った。

ふき‐ぶり【吹(き)降り】🔗🔉

ふき‐ぶり【吹(き)降り】 強い風を伴って雨が激しく降ること。

ふき‐べり【吹き減り】🔗🔉

ふき‐べり【吹き減り】 金属貨幣などを鋳造するとき、量目が減少すること。また、その量目。〈日葡〉

ふき‐まが・う【吹き紛ふ】‐まがふ🔗🔉

ふき‐まが・う【吹き紛ふ】‐まがふ [動ハ四]風に吹かれて入り乱れる。「梅の香も御簾(みす)のうちの匂ひに―・ひて」〈源・初音〉

ふき‐ま・く【吹き×捲く】🔗🔉

ふき‐ま・く【吹き×捲く】 [動カ五(四)]風が激しく吹いて物を巻き上げる。「縦横に―・く風が思いのままに海をひっぱたくので」〈有島・生れ出づる悩み〉

ふき‐まく・る【吹き×捲る】🔗🔉

ふき‐まく・る【吹き×捲る】 [動ラ五(四)]風が激しく吹きつづける。「台風が一晩中―・った」「不景気風が―・る」大げさなことや自慢話などを、とめどなくしゃべる。「ほらを―・る」

ふき‐まど・う【吹き惑ふ】‐まどふ🔗🔉

ふき‐まど・う【吹き惑ふ】‐まどふ [動ハ四]風が、方向を定めずに激しく吹く。吹きまくる。吹きまよう。「四方の嵐も…もの恐ろしげに―・ひて」〈狭衣・二〉

大辞泉 ページ 13005