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ふく‐さ【××紗・服×紗・××紗】🔗🔉

ふく‐さ【××紗・服×紗・××紗】 儀礼用の方形の絹布。絹・縮緬(ちりめん)などで一重または二重に作り、無地やめでたい柄・刺繍(ししゆう)を施したもの。進物の上に掛けたり、物を包んだりするのに用いる。掛け袱紗。包み袱紗。茶の湯で、茶道具をぬぐい清めたり、茶碗その他の器物を扱うのに用いたりする、縦九寸(約二七センチ)横九寸五分(約二九センチ)の絹布。(のり)を引いていない絹。やわらかい絹。「その羽を蒸して―のきぬにて押しければ」〈十訓抄・七〉

ふくさ🔗🔉

ふくさ [形動ナリ]やわらかなさま。「近江、美濃、尾張などにて、物の柔らかなることを―といふ」〈玉勝間・一三〉人柄の柔和なさま。「―な人」〈吉原失墜〉福々しくゆったりしているさま。「いやしからず―なり」〈浮・胸算用・四〉

ふく‐ざ【複座・複×坐】🔗🔉

ふく‐ざ【複座・複×坐】 主として航空機で、乗務員の座席が二つあること。「―の練習機」

ふく‐さい【副菜】🔗🔉

ふく‐さい【副菜】 主菜に添えて出す総菜。

ふく‐ざい【伏在】🔗🔉

ふく‐ざい【伏在】 [名]スル表に現れないで隠れて存在していること。潜在。「背後に難題が―している」

ふく‐ざい【服罪・伏罪】🔗🔉

ふく‐ざい【服罪・伏罪】 [名]スル罪を犯した者が刑に服すること。「米沢既に―せしより仙台南部等も降伏なし」〈染崎延房・近世紀聞〉

ふくさ‐おび【××紗帯】🔗🔉

ふくさ‐おび【××紗帯】 塩瀬(しおぜ)・綸子(りんず)・縮緬(ちりめん)などの柔らかい絹布で作った腹合わせ帯。江戸時代から大正時代まで用いられた。

ふくさ‐さばき【×××捌き】🔗🔉

ふくさ‐さばき【×××捌き】 茶の湯の点前(てまえ)で、茶器・茶杓(ちやしやく)などをふくときの袱紗の畳み方や取り扱い方。真・行・草の区別がある。

ふく‐ざつ【複雑】🔗🔉

ふく‐ざつ【複雑】 [名・形動]物事の事情や関係がこみいっていること。入り組んでいて、簡単に理解・説明できないこと。一面的ではないこと。また、そのさま。「―な仕組み」「―な手続き」「―な気持ち」「―な笑い」「―し矛盾した心の経験は」〈藤村・新生〉単純。 [派生]ふくざつさ[名] [類語]煩雑(はんざつ)・煩瑣(はんさ)・錯雑・錯綜(さくそう)・ややこしい・しち難しい・入り組んだ・込み入った・手が込んだ

大辞泉 ページ 13021