複数辞典一括検索+

ふじつぼ【藤壺】ふぢ‐🔗🔉

ふじつぼ【藤壺】ふぢ‐ 《庭に藤を植えていたところから》飛香舎(ひぎようしや)の異称。源氏物語中の人物。桐壺帝の女御、のち中宮。光源氏との間に冷泉(れいぜい)帝をもうける。桐壺帝の崩御後、出家して尼となる。光源氏の理想の女性。

ふじ‐つぼ【富士×壺】🔗🔉

ふじ‐つぼ【富士×壺】 フジツボ科・イワフジツボ科の甲殻類の総称。海産で、岩や船底などに固着する。殻は石灰質で円錐状をなし、中に体が倒立した状態で収まっている。頂部から蔓(つる)状の六対の脚を伸ばし、プランクトンなどを集めて食べる。種類が多い。

ふじ‐づる【××蔓】ふぢ‐🔗🔉

ふじ‐づる【××蔓】ふぢ‐ 藤のつる。

ふし‐て【伏して】🔗🔉

ふし‐て【伏して】 [副]切に願うさま。くれぐれも。つつしんで。「―お願い申し上げます」

ふし‐ど【×臥し所】🔗🔉

ふし‐ど【×臥し所】 夜寝る所。寝所。寝床。ねや。

ふじと【藤戸】ふぢと🔗🔉

ふじと【藤戸】ふぢと 岡山県倉敷市の地名。児島半島がもと島であったころは本土と「藤戸の渡し」で結ばれていた。源平合戦の古戦場。謡曲。四番目物。源平の合戦で藤戸の先陣のおり、佐々木盛綱は口封じのために漁師を殺した。漁師の母が盛綱に恨みを述べ、盛綱が弔うと漁師の亡霊が現れる。

ぶし‐どう【武士道】‐ダウ🔗🔉

ぶし‐どう【武士道】‐ダウ 日本の武士階級に発達した道徳。鎌倉時代から発達し、江戸時代に儒学思想と結合して完成した。忠誠・勇敢・犠牲・信義・廉恥・礼節・名誉・質素・情愛などを尊重した。士道。

ふし‐どころ【×臥し所】🔗🔉

ふし‐どころ【×臥し所】ふしど」に同じ。

ふし‐どころ【節所】🔗🔉

ふし‐どころ【節所】 浄瑠璃などで、節の聞かせどころ。

ふじ‐なでしこ【××撫子】ふぢ‐🔗🔉

ふじ‐なでしこ【××撫子】ふぢ‐ ナデシコ科の多年草。海岸に生え、高さ二〇〜五〇センチ。長楕円形の葉が対生。七、八月ごろ、紅紫色の花を開く。はまなでしこ。

ふじ‐なまこ【×藤海鼠】ふぢ‐🔗🔉

ふじ‐なまこ【×藤海鼠】ふぢ‐ クロナマコ科のナマコ。房総半島以南の浅海にみられ、体長二〇〜五〇センチ。背面は淡灰褐色で褐色の斑点が縦に二列並ぶ。腸内にカクレウオがすむ。

ふじ‐なみ【×藤波・×浪】ふぢ‐🔗🔉

ふじ‐なみ【×藤波・×浪】ふぢ‐ フジの花房。また、藤の花が風で波のように揺れ動くこと。《季 春》

大辞泉 ページ 13080